エブリワン・ウィル・バーンのレビュー・感想・評価
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絶叫ゥ
ジャケットとあらすじ以外の詳細を全く得ずの状態で鑑賞。最近は予告もよく見る作品以外は情報を最低限の状態で行くので、こんな作品だったのか!と不意をつかれることもたまーにあります。
今作はじめーっとした呪いホラーかなぁと思ったらその通りで、めっちゃ強い女の子が眼力で無双しつつ、その街の風習やしきたりに復讐していく息子を亡くしたお母さんの話でもあるなと観ながら解釈していきました。
基本的に街の人間はクズのオンパレードなので、そりゃ殺されるよなという人たちが一気に殺されていくのは爽快感がありました。
息子がいじめられて死んだのに、なぜか迫害されていたりと、田舎の独特な風習が嫌な方に進んでいってからの差別なんだろうなとイヤ〜な顔をして観ていました。
今作の惜しいところがR指定なので結構残虐描写があるのかなーと思っていたのに、画面の暗さで誤魔化されていたり、その描写が終わった後の状態が写ったり、一瞬だけ映して次の場面に行ったりと、頑なに観せてくれなかったのが謎でした。
手足がグニャグニャになったりするシーンとか最後まで見たかったのに、サラッと終わってしまったのもおいおいと言いたくなりました。
役者陣はめちゃくちゃ良かったです。マカレナ・ゴメスさんがヒステリックに叫ぶシーンは見応え抜群で、ホラーとは違うゾクゾク感がありました。
小人症の方が演じられてるのもあって、眼力や行動力に良い意味での違和感があったのも最高で、ナイスキャスティングだなと思いました。
全体的に飛ばし飛ばしで進んでいくので、理解が追いつく前にすぐ行ってしまって置いてけぼりにされたのが残念でした。雰囲気はいいんですが、序盤のシーンといい期待値が高すぎましたかね。
鑑賞日 3/18
鑑賞時間 20:30〜22:28
座席 D-2
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