「一応パンデミックなの?」スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
一応パンデミックなの?
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  この作品が9回も映画化されているってところが凄い!今作ではリブート扱いされているが、スマホを使ったりして時代をちょっとだけ反映させたくらいなのだろう。遺伝子組み換えの社会問題も扱ってはいたが、大人たちは大企業に反発することもせず、逃げようとしていたんですね。
 イーデンが幼い割りに子どもたちのカリスマ的存在となり、大人たちの攻撃を開始。裁判とうたってはいるが、イーデンの独裁者ぶりが怖いのです。コーンの怪物「歩く者」なんて全然怖くないのにね。
 大人たち、子供たち、そして中間層というべき高校生たちがいる。大学進学のため町を出て行く予定のボーリン(エレナ・カンプーリス)が可愛いのですが、両親への愛があるため子供たちの蛮行には否定的。やがて起こる惨劇から逃げだそうとするのだが・・・
 ラストがちょっとやりきれない感じで喪失感いっぱいになった。まぁ、残虐なシーンにおいてはどことなくユダヤ人虐殺のシーンなんかを想起させたし、馬を使った首つりシーンは痛々しくて見てられなかったくらい。こわっ!
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