映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂のレビュー・感想・評価

全125件中、1~20件目を表示

3.5甦れ!私の中の願望!!若者よ、黒猫に要注意よ🐈‍⬛

2024年12月19日
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楽しい

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ななやお

4.0こうあるべきだと決して押し付けがましくないところがよかったです。あくまで丁寧に観客に共感して貰うことと楽しんで貰うことに徹している演出が効いていました。ホラー要素も本格的。

2025年1月25日
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楽しい

興奮

幸せ

 廣嶋玲子原作による人気児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズを天海祐希の主演で実写映画化。

●ストーリー
大学を卒業し自身の母校である小学校へ着任した新米教師の等々力小太郎(大橋和也)。父が亡くなったことで今まで住んでいた一軒家を手放し、母と妹と共に幼い頃に暮らしていた街へと戻ってきたのです。
 担当したホームの小学校の子どもたちから、小太郎は不思議な駄菓子屋「銭天堂」の噂を聞きます。そこには店主・紅子(天海祐希)がいて、その店まで辿り着けるのは選ばれた幸運な人物のみ。招かれた客の願いにぴったりの駄菓子を選んでくれるというのです。但し駄菓子を食べれば願いがかなうにはかなうけれども、食べ方や使い方を間違えると大変なことになるのだそうなのです。どうやら本来の望みを叶えるお菓子を食べて、そこで得られた環境を生かしていくかは自分次第のようなのです。やがて、銭天堂の駄菓子を買ったと思われる人たちの様子がおかしくなり、小太郎が密かに思いを寄せる雑誌編集者・相田陽子(伊原六花)も「もっと認められたい!」という気持ちが止められなくなり暴走してしまいます。
 そんな中、小太郎はもう一軒の駄菓子屋「たたりめ堂」の存在に気づく。その店には不気味な笑いで、人々の悪意を集めるよどみ(上白石萌音)がいました。よどみは人々の悪意を集めて作った駄菓子を売っていたのです。
 小太郎は大切な人たちを守り、よどみを食い止めるため、立ちあがります。そんな小太郎の前に現れた紅子。一緒によどみを追うことになります。

●解説
 一見すると子供向けの陳腐なストーリーに見えがちですが、なかなか人生における成功について、的を得た世界観が描かれており、大人が見ても感情移入してしまうのです。
 願い事がかなうという駄菓子は、一種のメタフアーでしょう。駄菓子を食べれば願いがかなうにはかなうけれども、食べ方や使い方を間違えると大変なことになるという設定の中に、成功してもそれで慢心すると、それが元で失敗を繰り替えすることになるという人生のペーソスが描かれているのです。
 その代表が、小太郎が密かに思いを寄せる陽子でしょう。彼女は、念願叶って雑誌社に編集として就職したのはいいものの、希望とは違うファッション雑誌『エレガンス』に配属されてしまいます。しかしファッションセンスがまるでなくて、自身の衣装について編集長の浅井真美子(山本未來)から厳しく咎められた彼女は、案内役である黒猫・墨丸(声・片山福十郎)に導かれるまま、銭天堂へ。紅子から『おしゃれサブレ』を買う事ができて、食べてみると、オシャレな服だけ、キラキラ光って見えるのです。
 その結果社内でもSNSでも注目を集めるようになりますが、次々と新しいものへと手を出していくうちに、出費も重なっていき首が回らなくなっていきます。
 どうにもならなくなって陽子は、自暴自棄になりそうになるのです。そこに目をつけたのが、よどみです。陽子を「たたりめ堂」に招き、言葉巧みに『強欲あんこ』を売りつけます。それを食べた陽子は、高価な服や宝石が簡単に手に入りるようになるのです。
 ところが、その強欲を抑える事ができず、やがて犯罪もいとわなくなってしまうのです。
 このように陽子の成功したがゆえの、転落が描かれます。紅子がもう少し融通がきく駄菓子を販売してくれても良かったのではという疑問を持ちがちですが、『おしゃれサブレ』が悪いのでなく、あくまで陽子の選択の問題だったのです。働いて貯金が貯まるまで待つ方法もありました。それを待ちきれず、すぐに結果を求めてしまったのが、陽子の本当の失敗の原因だったのです。
 本作では、このように選択の自己責任と自助努力が描かれます。これは御利益宗教や拝み屋など願い事の実現だけを取り上げることの問題点が浮き彫りにされているのです。
 成功を焦る余り、失敗してしまうことは、誰にでも起こり得ることです。本作で描かれる展開には、思わず多くの観客が共感してしまうのは、陽子をはじめターゲットの心的描写が丁寧に描かれるため、苦痛や悲嘆が伝わりやすいところにあると思います。

 その後の展開では、小太郎の妹まどか(平澤宏々路)の親友の百合子(伊礼姫奈)との間に芽生えてしまったエゴやネガティブな感情をすべて消し去って欲しいという願いや、小太郎自身の子供の頃の銭天堂との意外な関わり合いについて描かれていき、もう感動与えてくれる展開が続きます。見ている観客の心も浄化されること請けあいです(^^)。

●キャスト、監督について
 全体的に勧善懲悪のストーリーですが、こうあるべきだと決して押し付けがましくないところがよかったです。あくまで丁寧に観客に共感して貰うことと楽しんで貰うことに徹している演出が効いていました。
 誰が演出しているのか、エンドロールで納得。監督は「リング」や「らせん」でお馴染み、中田秀夫監督。どうりでよどみが、小太郎たちを引き込む異界のおどろおどろしい描写などホラー要素が本格的なのは監督ならではです。

 ところで本作は、キャストとキャラクター設定が凄くユニークです。紅子役の天海祐希なんて、当初誰が演じているかわかりませんでした。特殊メイクで豊満なおばあさんに変身していたので、天海が演じているなんて想像つきませんでした。
 また、よどみ役の上白石萌音も、誰が演じているか、わかりませんでした。妖しさ満点の演技で、バッと見では可愛い萌音ちゃんとは、誰も気づけないでしょう。
 さらに陽子を演じた伊原六花の演技力も素晴らしいと思いました。とにかく平常時のダサい田舎娘から、派手派手に着飾った強欲女への変身ぶりが凄かったのです。
 そして最後にとにかく純粋で正義感が強くて、熱血教師を演じた小太郎役の大橋和也がピッタリでした。

●最後にひと言~金色の招き猫
 本作シリーズで人気が高いのは、金色の招き猫ちゃんたちです。
 店の地下で銭天堂の商品を作りながら働く招き猫。銭天堂の商品が客に幸せをもたらすと、小瓶に入った小銭(商品の代金)がこの招き猫になるのです。個体名は全て紅子が考えており、主にその招き猫の担当している仕事や、誕生するきっかけとなった商品の名前が由来となっています。普段は普通の猫と同じ位の大ですが、体の大きさを自由に変えられます。墨丸と同じく普段は「ニャー」としか話さないが、普通に喋ることも可能です。 原作シリーズでは、個体名が判明している者だけで、実際には100匹を超える招き猫が存在しているそうです。

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流山の小地蔵

3.0墨丸が可愛かった

2025年1月20日
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原作やアニメに登場する駄菓子やエピソードが関連付けられていて、実写でみるとリアル感があって面白い思う。生徒の中で都市伝説「銭天堂」が広まっているのもリアルで良かった。
ストーリは児童向けで物足りない。大団円で終わり嫌な気分にはならないけどスッキリもしない。主人公の1人である新米教師が毒にも薬にもならなかった。彼は必要だったのか。
ただ墨丸は可愛かった。

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Suz Very

5.0わくわくしました

2025年1月19日
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等々力小太郎くんかっこよかった!
子供向けの映画ではあるけど大人でも楽しかったです!
どのお菓子も面白い名前で気になったし食べたくなったなーー!

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はる

4.5面白かった

2025年1月13日
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駄菓子屋の独特な昭和感のある世界観がよかったです。
結局欲を出しすぎるとろくなことにはならないということですよね。
駄菓子を食べた人がどうなるのか気になる展開は面白かった。

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クーコ

3.0いつも心は虹色でござんす‼️❓

2025年1月13日
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道徳感を育てるために良い映画だと思う、大橋くんも上白石さんも初代バブリーダンスの彼女もみんな演技が上手い、素晴らしい、でも欲を言えば若い子の問題はいじめが大きい、それを取り扱う勇気を示して貰えば、感動できた。
余談だが、欧米の先進性で、普通、いじめは加害者は精神異常として隔離して治療される、本来、日本みたいに被害者が逃げて隔離されるのはおかしいのだ。
子供はいじめ、大人はハラスメント、欲とか妬みとか取り込むお菓子より、その方が大事じゃないかな。
でも、怖さもほどほど、ほのぼのするところもあるし、良い展開結末で良い映画でした、ありがとうござんす😊😭

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アサシン5

3.0作品としては面白い話だが!

2025年1月12日
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アニメ版があるならそちらも観てみたいがNHKの22時代や民法の深夜に良くやってそうな作品 ただ適役なのは天海だけでメインのカップル大橋 伊原とは誰?小太郎役の人は声もかすれてぎこちない感じだしこの二人をもっと知名度や実績のある容姿的に魅力のある人を起用出来なかったものだろうか?

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ゆたぼー

4.0家族で楽しめて学びもある

2025年1月12日
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10歳の娘と2人で鑑賞しました。
娘は原作、アニメを知っており、私は読み聞かせで原作を知った状態です。
映画版として、複数のエピソードには関連付けがされており、豪華な仕上がりでした。
安心して子供にも観せられ、ただ楽しいだけでなく、学びもあり、また教訓だけでなく、映画としても完結していました。
衝撃的な感動とまではいかないので、マイナス1ですが、特に不満な点はありません。

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どぶろくマコリ

3.0残念

2025年1月12日
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単純

役者は良いのに残念な作品かな。児童書が原作なので仕方がなかったのかも。教師役はもうちょっと真剣に演技できなかったのか

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明日のあした

5.0親子で楽しめます

2025年1月10日
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幸せ

原作を読んでいたのでとても楽しみにしてました。子供向けかなと思っていましたが、大人も十分楽しめました。天海さんはもちろんですが、大橋さんの新米教師の役がとても良かったです。鑑賞後はスッキリした気分でストレス発散になりました。

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サーロイン

2.5まぁ話題になったので‥

2025年1月9日
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怖い

子供でも、大人になっても、きっかけって大事だなぁと思う映画。

天海祐希さんの声が心地よかった。

悪意を吐き出すところは結構怖いシーンだった、、世の子供さんたちは楽しめたのかな?

40代大人は映画館で見ても見なくてもどっちでもよかったかなぁと思う映画でした☆

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ぴよ

2.5ファンタジーとして

2025年1月8日
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泣ける

笑える

楽しめました。天海祐希さんは緩やかに老年期シフトかな。大橋和也さんの声がハスキーすぎて気になった。

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kurakorin

3.5もっとどちらかに寄ってくれれば

2025年1月5日
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天海祐希 素敵
上白石萌音がすごい

で大橋くんが残念…というか、全体がチープになっちゃうような

子役さんたちもいいので、もっと子ども目線で進めるのか、
意外と人間の本質を盛り込んでいるから、大人寄りにするか…

福の招き猫が可愛い
チャーリーとチョコレート工場のウンパ・ルンパみたい

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meromero

3.5天海祐希さんの特殊メイク

2025年1月4日
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単純

天海祐希さんの特殊メイクはだいぶ無理があったように思う。
ストーリー展開も平々凡々だった。

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gohno

3.0やや単調でうとうと

2025年1月4日
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楽しい

怖い

天海祐希目当てに鑑賞。
つまらなくはなかったのですが、淡々と進むストーリーに途中眠くなってしまいました。
子どもでも大人でも楽しめるというよりかはターゲット層が曖昧だった印象。
上白石萌音の悪役はすごかったです。

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つーじー

3.5ドラえもん?

2025年1月4日
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 思わず「ドラえもんやん!」って突っ込んだ人は私だけではないはず(笑)
でもね、これがなかなか面白い。確かに児童文学が原作かもしれないけれど、「ドラえもん」が大人が観ても面白いように。。。って、一緒にしちゃだめ?

 銭天堂主人演じる天海祐希はどれくらいメイクに時間をかけたんだろう。顔の大きさは倍ほどあるし、身体の幅(?)は3倍くらいある。まさにドラえもん←しつこい?
 たたりめ堂主人を演じた上白石萌音は本格的な悪役はおそらく初めてだろうけど、彼女もなかなか悪役を楽しんでいるのがとても良かったです。

 しかし・・・白山乃愛ちゃんを脇役にするのがホントもったいない(笑)

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邦画好き

2.5成長にはよいお菓子(物語)

2025年1月3日
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ムービー好き

4.0子どもに見せたい

2025年1月3日
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あまり期待していなかったですが、よかったです。子どもがアニメの実写化ということで、どんな風に描かれるのか楽しみにしていました。教訓的な要素もあり、目の離せないストーリーでした。銭天堂、さらに好きになりました。楽しめました。

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ハト

4.0天海祐希!!

2025年1月3日
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映画館に行った物の「観たい!」って思う作品が無いなぁ…と思いつつポスターを見て紅子役の人誰?…と思いながら鑑賞する事に。

始まって、第一声を聞いて「天海祐希!!」
うわっ!あんな美人さんが紅子を演る?!

…ってビックリから始まる。

それから上白石萌音ちゃんがよどみ…って悪役?!

…って配役の妙に感心しながら鑑賞。

私としては井原六花ちゃんがハマった!

安定の面白さでした。

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りんだ

2.5オリジナルキャラの描写がなぁ...

2025年1月3日
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エピソードの串ダンゴを、それと気付かせまいと工夫してあるのはエライ。けど、オリジナルキャクラーの雑誌編集者(伊原六花)のエピソードはチト長くないかね?主要観客層たる小学生の反応が気になる。栗山千明と見まがう上白石萌音の怪演は良かったが。

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松竹錠一