スオミの話をしようのレビュー・感想・評価
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長澤まさみによる長澤まさみの為の映画
この作品は単なるコメディ映画として見れば展開はやや冗長気味で深みも大してなく、笑いも「ふふっ」程度です。
ただしこの映画のテーマは監督があちこちの番宣で語っているように
長澤まさみで作品を作りたかった。
です。
その一点においてはこの映画は大成功であると言えます。
スオミという同一人物でありながら全く違う性格の同一人物を5人(高校時代のスオミや母親を含めれば7人)を見事に演じ分ける演技力や歌唱シーンでの堂々とした歌声、何よりもその天性の美貌を余すことなく見せつけられました。
長澤まさみのファンはもちろん、テレビで「長澤まさみって綺麗だなぁ」と思ってるくらいの人でも一見の価値はあると思います。
前半、ダダスベリ
長澤まさみさんの魅力を見せる映画
舞台用かな?定価では観たくない。
ダラダラと長いなぁって。笑
映画にしなくても良かったんじゃないかな。
何にも考えたくない時におすすめ。
クスッと笑うところはありますが、最後まで長澤まさみはなんだったの?どの理由も??って感じでストーリーもイマイチ。
エンディングで誤魔化されたような気もします。
ただただ長澤まさみが可愛い。
山本耕史なしで常連のクセ強出演が少ない事も期待はずれって感じです。
最初の旦那が1番目が離せない 笑 彼だけはメインで映ってなくても面白かった。
ギャラクシーよりは良かったけど、2000円の価値は無いかな。
番宣しない方が…
番宣で大まかな内容が分かっているので
またオモシロ所を
ネタバレしているから…
面白さが半減してしまってる
中途半端な笑いで終わってしまった
感じです
舞台の喜劇のような作品
スオミという一人の女性をめぐり
元夫たちの証言から
たくさんのスオミの正体が
明らかになるお話
中盤以降
犯人はもしかしたら・・
と思い…思った通り的中
監督三谷幸喜ドタバタ喜劇
五人の中で一番
スオミのことを心配していたのは
魚山役のエンケンさんかな
五人のスオミを演じた長澤まさみさん
そして常にスオミの側にいる女性
宮澤エマさんがよかったですね
皆さんで歌って踊った
エンディングはよかった
六人目の
瀬戸さんのくだりもおもしろい。
それぞれのキャストさんの
キャラが濃いからなかなか頭から
…離れない。
長澤まさみと宮澤エマの七変化
三谷ファンですが、好みではない方の作品でした。
酷評の嵐だったので、舞台を観に行くつもりで行ってみましたが😵💫
それでも、駄目でした😱
これは100%舞台でやって大称賛を受ける作品であり、映画でやってしまった事で、よりいっそうの世紀の駄作の印象が強まってしまい、皆さん、酷評するのも当然だわって思っちゃいました😂
役者は全員が素晴らしいのですが、本当に三谷幸喜はどうしちゃったのよ🤪
変な家と言い、これといい、過去にいい作品を取ってきた方の晩節を汚さぬように、得体の知れない巨大な権力に忖度することなく、ダメな物はダメとズバッと言える世の中にぜひともなってほしいです😌
周りの空気を読めない若者達がわんさか増えてきましたが、今こそ、空気の読めない型破りな若者達が権力にも屈する事なく叫んでくれたら、空気の読めない若者達も大、大、大歓迎なんですけどね(笑)
以上!
三谷幸喜の笑いのツボを押さえた人には大傑作
三谷幸喜監督作品9作目、前作「記憶にございません」から5年目の最新作である。三谷幸喜作品のほとんどはコメディ作品であり、劇場で笑いが起きる回数が多いほどヒットしているように思える。本作も、ミステリー仕立てでありながら本質的にコメディであり、三谷幸喜の笑いのツボを押さえている人ほど大笑いできるように作られている。つまり、見る人を選ぶ映画である。
話の骨組みに当たるのは、これまで5人の男と次々と結婚しては離婚して来たスオミという女性が行方不明になり、夫たちが協力して解決しようとするものである。それぞれの夫がスオミについて持っているイメージがまるで違っている理由は、映画の中で述べられているが、それを一瞬で演じ分けている主演の長澤まさみの多芸ぶりに驚嘆させられた。彼女の存在が大前提になっている作品と言って過言ではない。
映画というよりは優秀な舞台劇を見ているようであり、それを肯定的に取るか、否定的に取るかで評価は別れると思われる。長澤まさみをはじめ、キャストは大部分が 2022 年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の関係者で占められていて、三谷幸喜の信頼っぷりが察せられる。特に瀬戸康史と宮澤エマの演技が光っていた。この2名は「鎌倉殿」でも途中退場しない役柄で、三谷幸喜からの信頼は絶大のようである。
三谷幸喜はかねがね映画撮影において1シーンを1テイクで撮りたいと述べているが、このような超長回しは、誰かが一つでもミスしてしまうと最初から撮り直しになってしまうので、リスクの高い撮影方法である。本作は、信頼のおける役者で固めて入念なリハーサルを重ねて作られたものに違いなく、その効果は絶大だった。
ミステリーとしての出来も悪くないが、何と言っても全編に散りばめられた三谷幸喜の笑いの仕掛けが秀逸で、これを笑わずに見るのは、ジェットコースターに声を上げずに乗るようなもので、全く勿体ないとしか言いようがない。音楽担当は聞いたことのない名前の方だが、最後のミュージカル仕立ての部分も含めて良い仕事をしていたと思う。三谷幸喜のファンにはたまらない傑作になるはずである。
(映像4+脚本5+役者5+音楽4+演出5)×4=92 点。
クセ強旦那たちの舌戦が楽しい!
突然失踪した富豪の嫁・スオミ。元夫・現夫合わせて5人の男たちが彼女について語り合い、人物像が食い違っていくことで、スオミは一体何者なのか?という謎が深まっていく。
テンポの良いやり取りと、スオミを唯一知らない小磯が良いツッコミ役になっていることで、終始笑えて面白かったです。クセ強キャラしかいないけれど、意外に取っ散らかることなく纏まっていて観やすかったのも良かった。
最後に明かされるスオミの目的はちょっとふんわりしてカタルシスはなく、拍子抜け感も。ミュージカルパートが長いこともあって、個人的にはラスト失速した感もありました。また、物語の展開上、基本的にずっと家の中で話しているだけなので派手さはなく、キャストの豪華さで補っていた感じ。
と、ちょこちょこ残念ポイントもありますが、三谷幸喜コメディで久しぶりに楽しめたので満足です。
ハイソサエティ吉本新喜劇
舞台の映像化
長澤まさみさん歌上手い
これぞ極上エンターテイメントコメディ!
笑ったっていいじゃない、スオミだもの(みつを)
楽しめます!
予告映像では「長澤まさみショー」かと思いながら行ったが(もちろん長澤さんは素晴らしい)すべての役者が面白く、三谷幸喜さん得意の群像劇に帰った印象。
室内シーンでは主要人物だけでなく、映っている人すべてが意味のある動きをし、映っていない人の動きも後からわかってきて、つまり立ち止まることのない、ノンストップミステリーコメディ。
スオミという女性が、5人の夫たちの言葉によって浮き彫りにされて行くが、それが全く
別人のようである…と言えば、夫たちは単なる語り手になってしまうが そうではない。
5人とも一癖も二癖もある、呆れさせられたり実際にいそうだったり…
「人格者」はもちろん1人もおらず、はっきり言ってしょうもない人たちである。
加えて、「神出鬼没の女」アザミ役の宮澤エマさんも手練れの演技。西島秀俊の部下で瀬戸康史さんも冷静にドラマを支え、若手抜擢の戸塚純貴さんも良くぞ選んだという感じ。すごく楽しい空間でドキドキし、クスリと笑い、吹き出して笑い、またなるほどと唸る。エンディングのミニミュージカルのあとは人間って面白いよな、とハートウォーミングな気分になりました。
ちなみに音楽は、このところの三谷作品の常連で、実際に舞台でピアノを弾いて登場人物となった経験もある荻野清子さん。「ヘルシンキ、ヘルシンキ🎵」と当地の市歌(ってあるのか?)になるんじゃないのと思うくらいの中毒性のあるメロディを生み出して下さいました。ブラボー👏
長澤まさみ劇場
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