キングダム 大将軍の帰還のレビュー・感想・評価
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この熱き思い決して忘れず!戦場に散る雄姿、大将軍 渾身の魂に心が燃えた!!
これ程の熱い戦いの邦画作品に巡り会う事は 近年無かったと感じます。
全編クライマックスの言葉に正に相応しい仕上がりを感じ獲ました。
今日は 現在邦画No1.最もホットな話題作「キングダム 大将軍の帰還」の鑑賞です。
とにかく開始早々から激しいバトルで、気が休む暇無し。
アドレナリン 上映時間146分中 出っぱなし。
どなたも多分 見終えたらドッと疲れる事でしょう。
命懸けの退却劇、戦友の死、離れた妻の哀悼、昭王の娘の哀しき運命~そして王騎への想いと宿命的戦死。大将軍の怒り憎しみそして 真っ向から立ち向かう龐煖、
壮大なこの秦vs趙の戦い。
その全てを瞬きするのを惜しむぐらい、濃縮された人の思いと心の情が 展開し激しく流れて行きます。
★は約満点の4.5個と致しました!
映画キングダムシリ-ズ
・2019年:キングダム (57.3億)
・2022年:キングダム2 遥かなる大地へ (51.6億)
・2023年:キングダム 運命の炎 (56億)
・2024年:キングダム 大将軍の帰還 (今作公開中)
今作で4作目と成りますが、内容の仕上がりから観ると 今作が最も感動的で素晴らしい出来であると感じます。最初の1作目を抜いている様に思いますね。
まずは100億突破目指して、実写最高の174億を打ち破って欲しいものですね。
★100億突破目指して ”行くぞ!お前らぁ~!”
(この戦いは秦vs趙に等しいだろうw)
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今作は前作の続きと成ってます。
よってシリ-ズ過去作観て復讐は必須でしょう。より楽しむ為にはですね。
(前作終盤以降 新顔MC)
龐煖:吉川晃司さん
李牧:小栗旬さん
カイネ:佐久間由衣さん
昭王:草刈正雄さん
摎:新木優子さん
友里:村川絵梨さん
・最高傑作で申し訳ないのですが、
配役でちょっと駄目出し在るとするなら摎役・新木さんでしょうか。
秦の優れた将軍としては 見たからに貧弱。腕が圧倒的に細いし色白。
とても将軍には見えない。容姿顔は別としても体格は確りと表現出てないと違和感がありますね。
もう一人が、李牧役・小栗さんでしょうか。
セリフが舐めた感じで現代っぽくって 周辺キャラと遭ってない。
カイネ役・佐久間さんもよく似た雰囲気なのが残念。
何だろうな、こんなアッツイ体力戦ドラマなのに 僕たち東大卒エリ-トのIT社長を気取って話してる様な人に思える。その点が残念です。
しかし、それ等を払拭する位 俳優陣が一団となって活躍していて
それが非常に感動を創っていますね。そう思います。
●前半の盛り上がり、尾到と友里 二人の想い、哀に涙する。
暗闇で信の行方へを執拗に追ってくる趙荘等、瀕死の信を命懸けで守る尾到の雄姿に心熱くする。星が見える真っ暗な夜空の下、草むらの土手で二人が倒れたままで会話する所。 死んだかと?思わせて イヤ死んでないよ・・・と笑って言ったが
尾到は信に心配させまいと 最後の力で気を掛けたのである。
その思いが、遠くの村で彼の無事を願う友里の心へ届き ”すまない” と。
その時 観ていて あぁ、彼は亡くなったのだと・・・。
今作、この場面は非常に素晴らしいかった。本当にそう思う。
場内 涙ぐむ人続出だった。
戦場で戦い命を落とすという事。それは 味方も敵も同じで 死ぬ事で悲しむ人が居るって事を 丁寧に描いている。そこが非常に良いです。
これが本作の特徴ですね。心情を丁寧にきちんと描くことで 激しい戦場激突だけが決して見せ場では無く、むしろ こう言った人の思い 深き心情を丁寧に描ききっているからこそ、観ている側が より重みのある作品として感じる事が出来るのであろうと思います。
●終盤の王騎Vs龐煖 執念の激突戦。そして壮大な死、大将軍の帰還。
ここは 何度も、そして何度も。これでもかって位 激しい激突が続き
観ている側も思わず ”アッ”て 声がでます。
過去作 こんなの無いくらいで、矢を打たれちゃってスキ見てグサッと刺されてしまいますが それでも相手の首を切ろうと・・・スゲ-の一言。
普通なら 即死。
そこは大将軍としての底知れぬ男の意地をメッチャ感じましたわ。
(※カマ将軍と揶揄し思ってた私をお許し下さい m(_ _)m)
そして ”これが将軍の視る景色です~”
覚えておきなさい! 童信。
何時かこの馬に大将軍として乗るのですよ・・・ そう言う思いが
ヒシヒシと伝わって来ましたね。
哀しい死別でしたが、”皆、胸を張って顔を上げて帰ろう!”
最後の信の言葉に 心打ちます。
王騎の矛が、それを受け取った信を そうさせたのだと感じましたね。
・主題歌:ONE OK ROCK に戻って復活 (メッチャ良かった!!)
「Delusion:All」が場内に響き幕を下ろします。
シリ-ズ作品イメ-ジとして歌はやっぱりONE OK ROCK ですね。
圧倒的ですよ。そう感じます。
今、この夏 最大の超感動傑作!
是非 友人、ご家族揃って
涼しい劇場へ どうぞ お越しください!!
主役はまさに王騎将軍
ストーリーは分かっていても楽しめる
めっちゃ胸を熱くしてくれる作品だった🥹
原作でもアニメでも好きになれなかった龐煖とカイネよかった
公開初日IMAXで観ました。役者の皆さん、監督、スタッフの皆さん制作ありがとうございます
王騎、騰、飛信隊、摎
みんな素晴らしかったのはもちろんなんですが
原作でもアニメでも好きになれなかった
龐煖とカイネ...実写版よかったと思います
とくに吉川さんの龐煖見て
麃公風に言うと
「ようやく少し貴様の事が分かってきたわィ」
大沢たかおさんが王騎そのものなのは言うまでもなく...しかしそれでも期待以上に圧巻でした
そして要潤さんの騰のファルファル再現度も高くて最高!!!
個人的に一番キュンとしたのが王騎が摎の怪我の手当するシーン。思い出しキュン。
そして曲。ワンオクももちろん最高にかっこいいんですが
私はやまだ豊さん推しです。
今回のテーマ曲もめちゃくちゃよかったです。
泣くと分かってても泣きました。何度も。
また観に行きます。池袋のすごいシアターで観たいです。
合従軍編で坂口憲二さんが桓騎やるんじゃないかって話が出てるので今から楽しみです。(李牧と蒙武には今後に期待したいです!!!!)
泣けるぜ最終章〜
集大成だと思う!
まず 演者の演技がヤバすぎる
演技に気迫が凄くてキャラに負けてない
どうしても漫画のキャラをそのままだと
笑いが強くなってしまいますが
演者の演技力でキャラの厚みになっている様に
感じました
そして今回のメインである
王騎vs龐煖の戦いの迫力が凄い!
そして、大沢たかおさんと吉川晃司さんの演技や
醸し出すオーラが本物を見てるかの様で
カッコ良すぎます
そして摎が新木優子さんで美しさがあり
原作より摎感があるけど若い女優のねじ込み感は
なくてとても良かったです
さして何よりテーマ曲が1作目で担当して
世界観を作っていたワンオクが戻ってきた事ですね
とてもあってる!
前半は少したるさを感じますが
メインの戦いに近いてくると怒涛の流れと迫力で
あっという間に時間が過ぎてしまいます
李牧役の小栗旬さんは3で登場した時は
どうしても三国志のイメージでお笑い担当の様な
印象を受けてしまいましたが、今作では
李牧感が増してとても似合ってました
キングダムの集大成の様な映画なので
シリーズを見てる人は是非見て欲しいです
大沢と吉川と小栗?
すごく良かった
初日に観に行きました。
漫画を全巻見ているので内容はわかっているはずなのに、とても楽しめた。
個人的には、吉川晃司さんが演じた龐煖が一番印象に残った。私は元々龐煖が嫌いだったのだが、「まがまがしさがない」吉川さん演じる龐煖を見たら、なんと好きになってしまった。
王騎と龐煖の戦いも良かった。矛と矛がぶつかり合う度に重厚感があり、こちらまで身体に力が入った。大沢たかおさん演じる王騎は、想像通り素晴らしかった。
一番最後のシーンは原作にはない描写で、これがまた良かった。原作では、王騎を失った秦兵たちは悲しみと悔しさのあまり嗚咽し、信は王騎の矛を持って黙っていたのだが、映画では意気消沈する秦兵たちに信が
「みんなが力を合わせたから馬陽は守られた。王騎将軍と一緒に胸を張って咸陽に帰ろう!」といった主旨の檄を飛ばしたため、尻つぼみにならずに物語が終わった。感動した。
一般的に映画というものは、2作目、3作目になるに従い面白みが半減していくことも多いが、このキングダムという作品は変わらずファンを楽しませてくれるな、と感じた。
見に行って本当に良かった。
悪くはない
後半の盛り上がりに欠ける
『遥かなる大地へ』は信の初陣と羌瘣のこと、『運命の炎』は嬴政の過去と飛信隊の活躍、今作は王騎一本のお話。だからか、間延び感があって展開が遅くクライマックスまでには気持ちが沈静化してしまった……。
私にとって物語のピークは龐煖と飛信隊の闘いでした。自分の身だけ守ると公言していた羌瘣が、仲間を庇いボロボロになりながら龐煖に向かっていくシーンは熱くなって、飛信隊の面々が信を守るために盾で囲い込むシーンには思わず奮えた。尾到との別れは知っていましたが、あの優しさと夢を託す思いに涙が我慢できなかったです。
あと好きなシーンは、王騎と龐煖の一騎打ちはもちろん副将の騰の活躍がたまらなく格好良かった!騎馬での疾走は臨場感があっていいですね。
後半はどうしても盛り上がりに欠けてしまって、しりすぼみになりワクワクは何処へやら、鑑賞後はどうもスッキリした気持ちにはなりませんでした。今回は一回の鑑賞で十分かなと。
続編の新作が制作されるかは分かりませんが、もしあるならそちらに期待したいです。
最高
“あれ”で通じる二人の関係性がいい
クライマックス作品だからこそ全体的に湿っぽいシーンが多く…。盛り上がりは序盤の飛信隊全員で恐ろしい龐煖に対して信を守りながらの体を張った矛盾作戦と羌瘣の美麗なアクション、そして後半の王騎vs龐煖の闘いが見所でした。
それでも所々過去や想いを語るシーンが長い長い…。展開がジェットコースターであるのがキングダムの良いところだと思っていたのでワンシーンを大切にするあまりに長尺で感情移入が出来ず涙腺が乾いてしまったのが素直な気持ち。
されど王騎将軍と騰の「“あれ”で行きましょう」の合言葉から分かる信頼関係が心くすぐった。騰の戦闘スタイルがユニークで強くカッコいい、推しになる。
ただやはり三部作の集大成なら他のキャストの活躍をオリジナルにまとめたりと嬴政側の躍動的な姿をもっと見ていたかったですね。
一応の大団円
感想
脚本・演出
第一作からの総合評価として。
原作者の意図と制作者の意思疎通は素晴らしく、古代中国春秋戦国時代の一人の奴隷であった少年が、大将軍を夢みて死地の底深くから這い上がっていく様を広大な地域の大河ドラマとして描いていた。◎
撮影
馬上シーンをはじめとするアクションが素晴らしい◎。特撮は描写の苦悩の後を感じた。◯
大人数での人間合戦シーンのシチューエーションは10人位までは素晴らしいが、それ以上の人数になるとやはり漫画的でリアリティに欠け、物語に没入出来なかった。海外でのG指定が取れなくなるなどの規制が働いている事は承知済だか、ブレイブハートのようなリアリティが欲しかった。
俳優陣は豪華。素晴らしい演技。三浦貴大さん演じる尾到の人生がこの時代に生きる人を代表していると感じられて、その儚さが涙を誘う。
⭐️3.5
師曰わく
前の三作とは、趣を大きく異にしている。
もちろん『信(山﨑賢人)』の成長の物語という大きな枠組みは踏襲しつつ、
本作では師の『王騎(大沢たかお)』にスポットライトを当て、
それが結果的に主人公の今後の人生に繋がる筋立て。
前作のラストで突然現れた趙の将軍『龐煖(吉川晃司)』は
『信』や『羌瘣(清野菜名)』すらも難なく蹴散らす偉丈夫。
しかし彼と秦の大将軍『王騎』との間には浅からぬ過去があるよう。
今回は二人の関係性を軸に戦場での激しい攻防と
人間ドラマが並行して語られる。
戦闘場面の迫力は変わらず。
先ずは、中国の広範な大地と、
数十万規模の兵士たちのスケールを存分に印象付ける。
また個別の戦闘シーンも、
今までがライト級だったとすれば今回はヘビー級。
『王騎』と『龐煖』の重厚な殺陣を
ワイヤーアクションを存分に活用して見せつける。
その迫力たるや洋画でもそうは観られないほど。
ドラマの部分も胸が熱くなる。
二人の関係性の背景は戦場ではありがちとは言え、
単に世の理と済ますにはあまりに因縁めいている。
常には冷静な『王騎』が、思わず感情を爆発させるシーンでは、
観ている側も思わず拳を強く握ってしまう。
その前段で、一兵士の無事を故郷の家族が祈る場面があり、
最初はそのエピソードの必要性すら首を傾げたのだが、
肉親を気遣う心は庶民も将軍も同様と繋げる筋立ての巧みさに、
今度は大きく頷く。
しかし戦闘は日々進化し、新たな英雄を生み出す。
やはり前作の最後に登場した『李牧(小栗旬)』がそれにあたり、
彼は力押しを善しとしない、一兵卒の無駄な犠牲をも嫌う合理主義者。
その一方で目的の完遂のためには、敵軍に対し卑怯な手も平然と駆使する、
いわばニュータイプの軍師。
『信』がやはり新しい形の将軍を目指すのと、
対の形となるのだ。
「一将功成りて万骨枯る」とは、
一人の将軍の功名の陰には戦場で散った多くの戦士の命があり、
成功者や指導者だけがもてはやされるのを嘆く言葉。
が、頂点に立っても、そのことを弁えているのと
顧みすらしない者の間には数百倍の差がある。
本作では、前段で『信』を慕い死なせまいと奮闘する
数十人の仲間たちの姿を見せ、
最後に『王騎』が「大将軍」でいられる理由を本人に語らせる流れ。
幾十万もの死を背負い、ここに居る、との。
「大将軍」への行程は修羅の道なのを示すとともに、
主人公を自身がバトンを渡す相手と認めた、
師弟や親子に近しい麗しい関係性をも描く。
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