「顔ぶれ豪華すぎて役者比較してしまう」キングダム 大将軍の帰還 alvoさんの映画レビュー(感想・評価)
顔ぶれ豪華すぎて役者比較してしまう
ううむ、長い。寝不足で行ったから、幾つかの戦闘シーンは寝落ちした。王輝とホウケンの闘い、スケールデカくてスピード感もあってカッコよかったけど!!
原作はここまで読んでてショックでそれ以降まだ読んでない。だから私の中でここは第一部完、これまでの三作はここまでのプロローグだったのだという気すらする。やはり大沢たかおの大将軍感、凄みがあった!!そして吉川晃司の最強感、かっこいいこと!!王輝さま次回からロスだろうなー
しかし前作に引き続きまたベテランと若手の差が気になった。ベテランが凄すぎるんかな。。なんか入り込むというよりは役者比較みたいな気持ちで見てしまった。
山崎賢人は陰陽師で演技下手認定してしまってたけど、わかった、この人は台詞回しが上手くないだけで、顔や動きで演技する人なんだ。人生経験の浅い若者が勢いと感情に流されながら闘いに挑む、その顔は真に迫っててハマり役なんだろなと思った。
逆に台詞で魅せるのは小栗旬と長澤まさみ。役どころとしてはどちらも浮いてたけど、やあ安心して聴けるわー
けど一番感動したのは急な強さを見せたトウ将軍。言葉少ない要潤の「ハッ」。どのシーンのハッも全部違って全部それだ!という感じで気持ち伝わった。。すごい。
そしてそんな感想すら出てこないベテラン勢、高嶋さんとか草刈さんとかはもう役柄そのものになってて演技がどうとか考える余地もない。この辺がベテランなのか。まあ役どころがスペキャラでないけれども。
一番残念だったのはキョウ。仮にも女将軍があんな細くて柔らかそうな現代女子の腕じゃ全然伝わらんよ。。昭王の前の敬礼もなんか腕ブレブレだったし。もう少し特殊メイクでも筋肉つけてあげるとか二の腕隠す衣装の方が良かったのでは〜。。前回の紫夏に続くガッカリポイントでした。