劇場公開日 2024年7月12日

「“あれ”で通じる二人の関係性がいい」キングダム 大将軍の帰還 月子さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0“あれ”で通じる二人の関係性がいい

2024年7月14日
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鑑賞方法:映画館

怖い

単純

興奮

クライマックス作品だからこそ全体的に湿っぽいシーンが多く…。盛り上がりは序盤の飛信隊全員で恐ろしい龐煖に対して信を守りながらの体を張った矛盾作戦と羌瘣の美麗なアクション、そして後半の王騎vs龐煖の闘いが見所でした。

それでも所々過去や想いを語るシーンが長い長い…。展開がジェットコースターであるのがキングダムの良いところだと思っていたのでワンシーンを大切にするあまりに長尺で感情移入が出来ず涙腺が乾いてしまったのが素直な気持ち。

されど王騎将軍と騰の「“あれ”で行きましょう」の合言葉から分かる信頼関係が心くすぐった。騰の戦闘スタイルがユニークで強くカッコいい、推しになる。
ただやはり三部作の集大成なら他のキャストの活躍をオリジナルにまとめたりと嬴政側の躍動的な姿をもっと見ていたかったですね。

月子