「一応の大団円」キングダム 大将軍の帰還 Moiさんの映画レビュー(感想・評価)
一応の大団円
感想
脚本・演出
第一作からの総合評価として。
原作者の意図と制作者の意思疎通は素晴らしく、古代中国春秋戦国時代の一人の奴隷であった少年が、大将軍を夢みて死地の底深くから這い上がっていく様を広大な地域の大河ドラマとして描いていた。◎
撮影
馬上シーンをはじめとするアクションが素晴らしい◎。特撮は描写の苦悩の後を感じた。◯
大人数での人間合戦シーンのシチューエーションは10人位までは素晴らしいが、それ以上の人数になるとやはり漫画的でリアリティに欠け、物語に没入出来なかった。海外でのG指定が取れなくなるなどの規制が働いている事は承知済だか、ブレイブハートのようなリアリティが欲しかった。
俳優陣は豪華。素晴らしい演技。三浦貴大さん演じる尾到の人生がこの時代に生きる人を代表していると感じられて、その儚さが涙を誘う。
⭐️3.5
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Qooさんのコメント
2024年11月6日
Moi様
アイミタガイへのコメントありがとうございます
ぜひぜひご覧になってください
最後は心温まること間違いなしです
尾到のシーンは泣けました
信はそんな仲間たちの思いを背負って大きくなっていくのですね