「大沢たかおさんの「圧」に屈してしまった!」キングダム 大将軍の帰還 やまちょうさんの映画レビュー(感想・評価)
大沢たかおさんの「圧」に屈してしまった!
最初に自供しますけど、大沢たかおさんの魂を込めた素晴らしい演技の前に終始圧倒され、屈してしまったのは私自身です。
あの場に居合わせたら膝ついて頭を垂れ問答無用で「ハッ!」とか言ってしまったたかもしれません(笑)。その上、目頭熱くなり感涙しているんだから側から見たら男として情けない限り。
しかし、しかし・・・そんな方、多かったんじゃないでしょうか。過去の因縁に囚われて策士らしからぬ無謀な強行突破を仕掛ける「情報じゃなく人の情によって自ら先陣をきり、臣下を動かす大将軍の勇姿」は涙なくしては見られませんでした。1000年語り継がれるレベルのシナリオと演技と思います。
前作は「泣かせパートの演出」がダラダラながく興醒め・・・って批評しました。今作も何故か前半パート(村の仲間が信を守って・・・のとこ)でそれをやらかし、演出下手だなあ、これじゃ出た涙も引っ込むよとか嫌味言おうとしておりましたが、王騎の鼓舞と一喝で消し飛びました(笑)。
魅力的な敵役さんも続々登場し、王騎の熱い信念は信や彼の臣下にしっかり伝わったので物語はこれからさらに楽しみです。
無理を承知で申し上げます。
「続編を期待します!」
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