侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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主演が素晴らしい。熱い思いが伝わります。
台本修正の後、会津の侍の思いを想像すると、胸が熱くなります。
笑いもありますが、主人公の気持ちが強く伝わり、泣けて来ました。
殺陣のシーンも素晴らしいです。
時代劇が見直されるきっかけになると思います。期待を込めて。
日常の非日常 もしかしたら…
良い意味で裏切られた
タイトルを見ればタイムスリップ映画で、タイムスリップした武士がいろいろなギャップに戸惑い、騒動を起こすもの、と思っていました。
たしかにこういったことで笑いも起きましたが、それ以上に主人公に引き込まれ、ハラハラしたりもらい泣きしそうになったり、で十分に楽しめました。
出演者は確かにみんな地味ですが、経験や実力は確かであり、半端ない苦労もしてきたとも思われます。
その中でも特に主人公には年季や迫力、「会津の武士が現在に突然やってきたらこうなるかも」というリアリティを感じさせるものでした。私と同年代でもあり、そこはかとなく醸し出される不器用さも相まってか、可笑しさよりも共感が勝りました。
私たちの歴史や歩みと同様に、時代劇や武士道に対する愛と敬意を感じさせる映画でした。
とても面白かったで!!
「侍タイムスリッパー」見たで!田舎の若造監督の映画やから、正直期待しとらんかったんやけど、ええ意味で裏切られたわ。
ストーリーのテンポがええんやないか!SFと時代劇って、普通は合わないやろ?って思てんねんけど、この映画はそれがええ感じにマッチしとる。侍が現代にタイムスリップするって設定、ありそうでなかったわ。
特に面白かったのは、時代劇の撮影現場で、侍が本気で斬りかかるシーンやな。周りのスタッフがパニックになってる中、侍が堂々と刀を振るう姿は痛快やった。
あと、コメディ要素も満載で笑ったわ。特に、侍が現代の食べ物に初めて触れるシーンとか、etc。
ま、突っ込みどころもあるんやけど、そこは目をつぶって楽しんだらええと思うわ。とにかく、予想外の面白さやったから、みんなにも見てほしいわ。
間がすごい
時代劇をあまり見ない人の方が楽しめるかも?
結構お客さんは入っていましたね。
前の2列を除いてほぼ満席でした。
100人以上は入ってたんじゃないかな。
話題の映画ですからね。
主演の山口馬木也がとても良かった。
最後の殺陣のシーンの緊張感があって、このシーンで映画の印象がガラッと変わったと思う。
序盤は低予算B級映画感が満載だったけど。。
幕末の侍が京都の時代劇撮影所にタイムスリップして始まるストーリー。
意外にあっさりと現代に馴染んでしまうあたりはリアリティに欠けると感じた。
コメディ要素強めでもあるので、B級感と相まって、途中から度重なる矛盾に慣れて違和感は感じなくなっていった。
そしてラストの立ち回りが、普通の殺陣と違うある事によって緊張感を持つようになる。
私は激ハマりするほどではなかったけど楽しめました。
山口馬木也が映画の主演を務めた事が感慨深かったかな。
彼は剣客商売の秋山小兵衛(藤田まこと)の二代目の息子役。(初代は渡部篤郎)
好きなドラマで何回も見ていた。
彼は時代劇役者というイメージ。
松本幸四郎版の鬼平犯科帳(左馬之助)も出ていたし。
良い映画だったとは思うが、邦画ウォッチャーの私としては、なぜここまで話題になったのか正直分からなかった。
自主製作だったとの事が、話題と評価につながったのかな。
それよりも今年だったら、『あまろっく』『ぼくが生きている、ふたつの世界』『夜明けのすべて』あたりの方が良かった。
マスコミの取り上げ方と好みの問題なんでしょうけど。。
ゆう子殿ーー!!
噂に違わぬ素晴らしい映画。
チャンバラだ!とか、高坂さんかっこいい!とか、ゆう子殿ー!とか、低予算が逆に愛せる!笑えた泣けた!なんかのもう細かいディテールは俺じゃ無くても全員が褒めてくれるでしょう、じゃ俺は邪道なレビューでござる。
まあ言うなら時代劇と言うジャンルが好き!愛してる!終わらせねーぞ!
って気持ちだけで出来てんのよこの映画。それ一個だけw純度120パーセント!!
そりゃ面白れーわ、心持ってかれるわ、だって人が人のために頑張った映画だもん。
時代劇の様式美か?ベタなのがまた良い、乗れる!
オープニング3分タイトルインがまたサイコー!!
闇夜に寺の門、2人の侍が剣を交え、落雷ドーン!に真っ赤なロゴ!!侍タイムスリッパー!!タイトルイン!!
もうカッコいい燃える!開始3分で掴まれる!
刀が当たるキン!って効果音が良い!
着物とタスキが擦れるシュシュってやりすぎな音も良い!
草鞋ですり足にザッザッ!って土を踏む音もサイコー!
僕達はお決まりベタなTV時代劇が好きなんだと思い出させてくれる。
うん、監督、あんた程じゃ無いけど俺も好きだったよチャンバラ。ちょっと忘れてただけだよゴメン。
て、良いじゃん、ステキじゃんか。
この手法で西部劇、ガンマンカウボーイ有ったら見ちゃうし、香港カンフーが有っても良いぞ、見ちゃうぞ!
え?時代劇じゃ無くても見るの?
って、俺が好きなのは特定のジャンルじゃ無い。コンテンツとか世界への愛そのものが好きなんだよ。
この映画が素晴らしいのは、好きと言う気持ち一個しか無い、他は何も持たないのが良いんだよ。
サイコー!!
見て満足感を得られる映画
笑い、涙、感動の秀作
自主制作でこんな秀作があるんだと感動してます。笑いや涙の他、時代劇の置かれた状況、教科書には載っていない戊辰戦争後の会津の状況等、改めて知らされる事実に圧倒されました。巨額の予算や宣伝費、超有名な俳優が無くても、ストーリーとサポートする俳優や制作陣が頑張れば、面白い映画はできるんだという原点を再認識しました。見た映画館では午前の一回だけの上映だったので、ほぼ満員。ロングランになることを応援します
良作。期待以上でした
「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」とはこういう映画を指すのかも。
高評価を見れば、現代にタイムスリップした侍が切られ役を演じる中で繰り広げられるコメディ映画。で、終わるはずがなく、果たして如何様なモノかと映画館に馳せ参じた次第。
前半はわざとかもしれませんが、自主制作的なカット・音楽、演出を感じさせるも、脚本設定が上手くて、こんなタイムスリップして来た怪しげな人物(主人公・高坂新左衛門(山口馬木也))を鷹揚に受け入れられる人間は、日本では恐らく関西の「おとん」と「おかん」のみであり、そうした受け側家族の設定、また、新左衛門も教養ある武士ということもあってかこの事態への飲み込みも早く、いつまでも「ここはどこだ?」的な話は続けず、早い段階で「切られ役仕事の話」に進められたのは良かったと思います。
ストーリー中盤からは新左衛門の役者として日々成長していく姿を楽しみ、やがて現れる風見恭一郎(冨家ノリマサ)も、大スターでありながら、新左衛門を温かく見守り、互いの葛藤を共有し、新左衛門の思いに付き合う姿に魅力大であり、グイグイ引き込まれて行きます。お笑いシーンもありますが、この映画は総じて熱くて、”真剣”な映画であり、かつ温かいシーンも十分に散りばめられ、私は「この映画の中で創られた映画を観たい」とさえ思いました。そして終盤のヒロイン・山本優子(沙倉ゆうの)が見せた行動に涙腺開放…。
故・水野 晴郎さんの名セリフ「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」とはこういう映画のことだと思わずにいられない映画でした。
熱い思いを忘れたくない人は観て!
これが日本のエンタメのような作品。
侍はスポーツチームにあらず
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