侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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主演の2人が良い
ネットニュースで話題になっていたので、見に行ってみた。
「タイムトラベルもの」なので、てっきり歴史が変わってしまう…何とか元通りに…とか右往左往する内容かと思ったが、全然違い、
「違う場所」に戸惑いながら努力する人の応援歌なんだと思う。
本作は「違う時代」だが、現実世界でも、引っ越し、転職など、突然「違う世界」に放り込まれることは誰しもある。そこで努力すれば、報われる、と。
本作のメッセージを(単純すぎるが)解釈すればそういうことかと。
それはそれで安心して見られるのだが、中盤にスイッチが入る。
それは(作中の)大物役者の登場と、映画への抜擢。
これ、「そうきたか!」と唸った。
シンプルだけど面白い展開だな、と。
この2人の関係が本作をとても面白い作品にしている。それはこの役者2人の演技もあると思う。
(ごめんなさい、どちらも存じ上げない方でした)
これは笑う!笑
予告でもう面白そうだったけど期待通りでした!!!
特に前半は思わず笑いが溢れるコミカルなシーンも多くてシアター内にはクスクスといった笑い声が響いていました。
後半にかけてはややシリアスなシーンが増えますがそれも見所というか、タイムスリッパーならではの葛藤が描かれていて面白いというか。
むしろ主人公の葛藤についてはもう少し心理描写があっても良かったくらいでそこは唯一物足りなさを覚えた点かもしれません。
その他に気になった点はなく、とても楽しく興味深い映画でした!
衣装や音楽、脚本はもちろん、工夫されたカット割りもこの映画の世界観に合っていて良かったです。
キャストにおいては全員演技に違和感がなく映画に溶け込んでいましたし、特に主演の俳優さんは絶妙な表現力で現代にタイムスリップしてしまった幕末の侍という役柄を演じてらしてかなり惹かれるものがありました…!
映画館に足を運んで観て良かったです。
主人公達のこの現代にタイムスリップしてからの第二の人生が、これからも彼らにとって充実したものでありますように!!
時代劇Forever !…⭐︎
楽しみにしていた「スオミの話をしよう」がここであまりに低評価のため、話題のこの作品を鑑賞。
良かったぁ…、個人的には今のところ今年で一番楽しんで見れた。
物語としては、江戸時代末期の会津藩の武士が現代にタイムスリップするという
ある意味ありきたりな設定なのだが、起承転結のストーリーが観客を惹きつけて
笑ったり、しんみりしたりと感情のジェットコースターを楽しませてくれる。
皆さんがコメントされてる通り高坂新左衛門役の山口馬木也が素晴らしい‼︎
もうホントに侍!誠実で実直な武士そのものを演じている。
彼の面倒を見ることになるお寺の住職夫婦とのエピソードもとても良く、タイムスリップした
場所が太秦映画村と言う設定も良く思いついたと感心。
後半、新たな登場人物が現れ、ラストシーンの行き詰まる決闘の場面まで中弛みなしに
一気に進んでいく。
若い人には分かりにくい例えとかあるかもしれないけどそれでも充分楽しんで見れる。
第二の「カメ止め」と言われているけど全然違うジャンルの映画。
1日に一回の上映で平日だったけど結構お客さん入ってた。
有名俳優をキャスティングして、予算をかければ良い映画が撮れる訳ではないと
いうことを改めて証明したような映画。
映画が好きで良かった…。
全然面白くない
チャンバラはいいぞ
監督のメッセージが「時代劇はいいぞ」ならば、大成功です。
見終わった今、無性にチャンバラが見たい。
最後のチャンバラ(敢えてチャンバラと呼びたい)は、ほんと良かったです。
1時間くらい見てたかった(笑)
あと紅萬子の存在感。
普通のおばちゃんなのに、いてくれるだけで画面が落ち着く。
ほかのキャラクターにも共感でき、好感が持てました。
一つだけ言うとしたら、幕府を支えて命をかけようとした侍が、明治維新後を生きる葛藤を、もう少し詳しく具体的に表現してほしかった。
ラストが少々唐突に感じました。
多分、あの時代の志士たちは、本気で理想に命を投げ出したんだと思います。
学生運動に参加した学生たちも、多分、理想のために死ぬ気だったのじゃないかと思う。
それが正しいとは言わない。
でも、理想のために命を投げ出すなんて、思いつきもしない時代は、スカスカだよ。
傷つきたくない人間ばかりの今だからこそ、そういう覚悟の人間を、もう少し赤裸々に描いても良かった気がします。
「頑張ってたら見ていてくれる人おるんやなぁ」
分かっちゃいるけど、笑えて泣けて、手に汗握ってしまう訳です。
真田広之さんの「SHOGUN 」の話題に(とうか、真田広之さんの思いに)重ねて見られるむきもあるし、タイミング抜群。
主演の山口馬木也さんの殺陣と眼差し、からの戸惑いや照れやらがチャーミング。
彼のキャスティングあってこそだった気がします。
見終わって気持ちよくなれる、ってのも久々のよき映画体験でした!
エンドロール見てたら、監督さんが、脚本・編集はもちろん、撮影VFX・CG、おまけに車両まで(多分)!!
監督の熱意がハンパない。
ご免なさい🙏,私にはこの絶賛評価の理解には至らなかった…m(_ _)m。
久々に良い映画。満足。
水曜に新宿で観ましたが、8割くらいの混み具合。
見終わって、良い映画はシンプルに
売れるってのがよく分かりました。
変な宣伝やダイコン役者もいないし。
よくあるタイムスリップコメディかと思いきや、
いやはや面白かった。
変に笑わせようとしてないのもいい。
主演と相手の男優さんがいいのかな。
同じ系統で、子供向けなら
「ちょんまげプリン」がいいかもね。
低予算「カメラを止めるな」と比べる人がいますが、比較対象がおかしい。
本作は丁寧に作ってあってお勧めです。
海外展開もエンドロールに書いてあった気がしますが、売れると思います。
終わりに近づくにつれて、どうやって
終わらせるのかと思ってましたが、
綺麗なオチで良かった。
映画って終わらせ方が難しいからね。
決してケチをつけたいわけではないけど
多くの方が書かれているように全体的に見て本当に素晴らしい作品だったと思います
ただ、それだけに自分は最初に出てきた役者さんの、お世辞にも上手いといえない、「あ〜これってセリフで説明させる映画なんだ」と思わせる長台詞のせいで、しばらく作品自体の次元を一つ下げて入ってしまいました。。。あとで考えても他のセリフや役者さんは全くそんなことはなかっただけに、明らかに残念だったピースがあそこだけだった、しかも一番大事な最初だったせいで悔しすぎるのです
改めて、作品自体はとても楽しめました。
それにしても、世間的な「大作」「大物役者揃い」と呼ばれるより遥かにいい絵面の役者さんが何人も出てきて、無知な自分の恥ずかしさや、メディアへの疑問が増しました。
ベタかなと思いきや
時代劇映画への愛を、インディーズ映画とは思えないクオリティで
真田広之はこれをどう見るのか
期待を超えてくる〜う
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