「時代劇っていいものですよね」侍タイムスリッパー ヤマモトさんの映画レビュー(感想・評価)
時代劇っていいものですよね
確かに本作で触れられている通り、時代劇は廃れてしまいましたね。
私が小さい頃は「水戸黄門」「大岡越前」「暴れん坊将軍」「銭形平次」「必殺シリーズ」等々、たくさんの時代劇がテレビで放映されていたものですが。
なんでそんなに廃れたんでしょうね。今でも面白いコンテンツだとは思うのですが。
海外で「SHOGUN」が受賞してましたが、まだポテンシャルはありそうです。
その時代劇への愛がふんだんに感じられる作品だと思いました。
最後の真剣による殺陣も緊張感があって良かったと思います。
しかし高坂さん、演技上手すぎですよ。殺陣だけならともかくセリフまで。すっかり俳優さんじゃないですか。失礼ながら幕末の田舎侍でしかないはずなのにスゴすぎます。(もちろん主演の山口馬木也さんの演技は素晴らしいのですが)
あと、どうでもいい突っ込みですが、高坂が街のポスターを見て幕府が滅んだことを知るシーン。左から右へ流れる横書き文字をスラスラ読むのはちょっと無理がないですかね?
あと、「幕府が滅んで140年」とありましたが、アラビア数字を読める日本人は、あの時代にほとんどいなかったはずですけどね・・・まあどうでもいいですけどね(笑)
傑作でした。面白かったです。
ヤマモトさま、初めまして。
>高坂が街のポスターを見て幕府が滅んだことを知るシーン。左から右へ流れる横書き文字をスラスラ読むのはちょっと無理がないですかね?
>あと、「幕府が滅んで140年」とありましたが、アラビア数字を読める日本人は、あの時代にほとんどいなかったはずですけどね
会津藩というのは勉強熱心なことで有名で、幕末の会津藩は、京都の「会津藩洋学所」で英学(英語)や蘭学を教えていました。
藩士であれば身分の上下を問わず、藩士でなくても望めば学ぶことができたので、高坂もここで学んでいたと考えられます。
数年前のNHK大河ドラマでも「洋学所」は紹介されて、洋学所跡は今も残っているので、知っている方は時々コメントされています。

