「武士の本懐」侍タイムスリッパー MARさんの映画レビュー(感想・評価)
武士の本懐
雷に打たれ現代にタイムスリップしてしまった侍が、この時代で生きる為に時代劇役者として活動し始めるが…といった物語。
幕府がとうの昔に倒されていたことに悲しみつつ、時代劇の切られ役として本領を発揮していく主人公。
侍と現代のアンマッチがいくつもの笑いを提供してくれますね♪そんな中、ある意味プロの新左衛門は名を馳せていき、大作出演のチャンスが舞い込むが…
後半はネタバレ厳禁の超展開!!
まさかそうくるとは…。アツ過ぎるとともに唸らされるアイデアですね。
単なるお笑い映画と舐めてかかれば辻斬り必至の緊張感と大きな感動。…それでいてやっぱり笑わせてくれる流れは見事の一言!
そうですね、まだその日では無いようで…(笑)
んで、師匠の切られ役の儚き夢の話はグッと来たなぁ…。
コメディ作品ではあるが、一人の男の成長物語でもあるし、どんな時代でも生きることの厳しさ、変わりゆく時代の切なさもジンジンと感じさせてくれる傑作だった。
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