劇場公開日 2024年8月17日

「期待度○鑑賞後の満足度◎ こんなに泣かされるとは思わなかった。時代劇愛に溢れ、斬られ役賛歌でもあり、📽️としても良くできているし、現代日本に向けての応援歌になっているのも宜しい。」侍タイムスリッパー もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0期待度○鑑賞後の満足度◎ こんなに泣かされるとは思わなかった。時代劇愛に溢れ、斬られ役賛歌でもあり、📽️としても良くできているし、現代日本に向けての応援歌になっているのも宜しい。

2024年9月28日
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鑑賞方法:映画館

①息の長い俳優さんでもあるし、イケメンだし(私の基準では)、演技力もあるのになかなか主役を張れない山口馬木也のやっとの主演映画ということで観ることにしたが、鑑賞中ずっとうるうる🥹してました。

②若い頃は大量生産されるTV時代劇を、日本という国の自分のキライな部分を代表するようなものとして意地悪な目で見ていたのに、こんなに時代劇が愛おしく思えるとは私も歳を取ったんだねェ。

③私が本格的に映画を観出した頃は日本映画全盛期も終わり東映ヤクザ映画と日活ロマンポルノが幅を利かせていた時代。
だから時代劇といえば自然にTV時代劇となる。当時は一家に一台しかTVのないのか普通の時代。いきおい親の観るTV時代劇を観ざるを得ない状況。

④若い盛りだったので、TV時代劇をかなり斜め視線で観ていて、『水戸黄門』『遠山の金さん』『大岡越前』『銭形平次』『旗本退屈男』『桃太郎侍』『大江戸捜査網』『暴れん坊将軍』等々はどれもこれも話が予定調和で面白くなく(面白いのもあったけど)、変化球で『木枯し紋次郎記』や『必殺技仕掛人』(シリーズ化したらマンネリになり面白くなくなったけれど、最初の『仕掛人』はなかなか衝撃的だった)を真面目に観ていたくらい。
心の中でもかなり悪態をついていて、①私たちの先祖の殆どは武士階級に年貢を納めさせられていた農民なのにまるで自分は侍の子孫みたいに思っているのが馬鹿らしい(「侍ジャパン」にも同じこと思った)とか

もーさん
pipiさんのコメント
2024年10月19日

②番④番、非常に共感します。
自分の事を言われているかのように、まったく同感でした。
侍ジャパンまでもw

pipi