「好感の持てる1本」侍タイムスリッパー 高坂圭さんの映画レビュー(感想・評価)
好感の持てる1本
同じようにローバージェットの
映画を作ってきたひとりとしては、
作品の良さが口コミで広がり
100館ほどの全国上映になった
というのは、拍手喝采だ!
僕の勉強不足で出演していた俳優さんたちは、
ほとんど知らなかったが、演技も素晴らしく
何の違和感もなく物語に引きこまれた。
「笑いが止まらなかった」という評も多く
みたが、さすがにそれは?
維新前の江戸から京都の太秦撮影所に
タイムスリップする侍というキャラも
アリがちだけど、殺陣も見事だし、
何より一丸となってこの映画を作ろうとする
スタッフ、キャストの思いが、スクリーンにも
現れているのが、いい。
個人的には、あと2、3倍ぐらい笑いのシーンを
入れてくれれば、名作だったんだけどなぁ。
安田監督、次回作、さらに期待してます。
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