「順応するのが早すぎる!?」侍タイムスリッパー オプンチアさんの映画レビュー(感想・評価)
順応するのが早すぎる!?
ポスター読んだだけで140年後に来たと納得してしまったり、現代にすぐ順応できてしまうあたりはやや性急ではと思ったが、この監督の仕掛けが徐々に分かりだしてきて、ははぁと納得させられた。久しぶりに日本映画を面白いと思った。タイムスリップものの主人公としては不安や暗さが無く物わかりが良い割り切ったキャラクターというのも新鮮で、不器用な侍の
淡い恋模様もなかなかいい(主役が巧すぎてヒロイン役がちょっとカワイソウ)ともあれオーラスで“三人目”がポンと出てくるシーンは抱腹もの。
うわさにたがわぬ快作!でした。
返信遅くなって、すみません
主人公も好敵手も、現代に完全に順応していなかったと思います。
会津藩士魂、長州藩士魂は心のなかにしっかり生きていたと思います。
だからこそ、最後の真剣勝負の殺陣は、
会津藩士魂、長州藩士魂を忘れずに生きてきたからこその真剣勝負でしたので迫力があったのだと思います。
ポスターの件は、私も気になりました。
アラビア数字よりも漢字が気になりました。
ポスターに書かれていた黒船などの漢字は当用漢字であり幕末では旧漢字を使っていたので、主人公には読めません。
真剣勝負をするに際しての主人公が書いた誓約書も旧漢字で書いてあるはずなので、現代人には読めません。
色々、時代考証不足はありましたが、なんといっても、ラストの殺陣がそういうことを忘れさせてくれました。
映画鑑賞は良いところ探しだと思います。
あくまで、私の映画鑑賞に対する私見ですが。
ー以上ー
> 順応するのが早すぎる
あはは。それは俺も感じました。
「絵が動いている!?」とびっくり仰天するものの、そのまま話に感動してますもんね。なんという順応性!!
とはいえ、100年200年を隔てた未来に行った人が、どれだけ驚き、順応するまでに一体どのくらいの時間がかかるのか、って実際のデータもないですね。意外と早かったりして。
ホント、素敵な映画でした!!