「自主制作だからこその面白さ」侍タイムスリッパー スコア105さんの映画レビュー(感想・評価)
自主制作だからこその面白さ
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幕末の志士が京都の太秦映画村にタイムスリップするものがたり
時代錯誤感で楽しませるのか
元の時代に戻ろうと奮闘するのか
歴史を消えてしまうことに葛藤するのか
そんなものがたりを想像していたが、そのどれも芯をハズしてストーリーは進んでいきます。
いまの我々の生活があるのは、
第二次世界大戦の特別攻撃隊の特攻死ばかりが取り上げられるが、幕末の争乱を経てのものでもあるのだなと気付かされました。
薩摩・長州藩の活躍だけでなく、会津藩や幕府軍の犠牲の上にも成り立っているんですよね。
高坂のラストの殺陣の覚悟は、心が震えました。
中学生の娘と行きましたが、彼女には退屈そうでした(笑)たしかにちょっと古くさい演出もありましたもんね。
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