ラストマイルのレビュー・感想・評価
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エンドロール、是非もう一度観たい♪
予告編観て、行く!と速攻決めました。
満島ひかりさんと岡田将生くんがメインキャストで、主題歌が米津玄師さん、題名が「がらくた」。
舞台が物流倉庫で、爆弾テロ。
公開日をホントに楽しみにしていました。
私は、アマゾンで1年8ケ月、働いていたことがあります。
あのマジックワードっぽいスローガン、アマゾンにもあります(*^^*)。
待遇は悪くなかったけれど、アマゾン倉庫で働いていると、自分が人間ではなく、巨大な物流倉庫の部品になったような気分になります。
それも、極めて小さな1本のねじ。
効率性や正確性、生産性を求められ、働く機械になった気分になるので、「私は人間でいたい!」とリタイアいたしました。
観客として見てると、DAILY FAST社の社員はみんな変!
働きすぎでメンタルやられてますなあ。
ラスト、岡田将生さん扮する梨本が、この後どうするのか興味はありました。
そして、便利だからとECサイトで買い物するのは今後自重します。
宅配してもらうと便利だけど、私は、自分で出かけて、買ったモノを持ち帰ることが難なくできます。
今月、アマゾンで電球4個パックとパスケース、業務用のキッチンハイターを買いましたが、配達料が別途かかるようになっていて、なんだかホッとしました。
それが適正だと納得できないなら、歩き回って自分で探して、買えばいいのです。
ラスト近く、怒涛の展開なので、十分理解できないところがあった気がします。
エンドロールで流れる米津さんの「がらくた」も、MVとは違う味わいがあります。
もう1回、映画館で観たいので、来月また観に行きます!
150円の価値
アンナチュラルもMIU404も見てなかったですが映画館予告で見ていい雰囲気で面白そうかつ見てなくても楽しめるということで見に行きました〜🙌
まず出演してる俳優陣がかなり豪華でした!それだけでもワクワクしながら見ました〜
主役の満島ひかりさんのエレナは効率的合理的なドライで仕事していく外資系のイメージがピッタリでした 予告での止めませんよ?ってのカッコ良い!
岡田将生くん相変わらずかっこええな〜今回は掴みどころが無さそうな青年なのは良かったです!特に怪しんたりする表情良き😆
おディーンさんもエリート感良かったし
阿部サダヲの間に挟まれながらも奮闘する姿良かった!
昨今大きな話題にもなる物流問題に踏み込んだ内容で身近さを感じながら犯人を探し出すドキドキ感がありましたな〜
アメリカのビックテックに良いようにされてる日本…特に物流はなすがままの状況…
個人ドライバーの親子なんともできないのが切ない😵 息子家電メーカーの下りは???でしたがなるほど…最後はそうまとめるのか
家電はまさに落ちかけてる日本を象徴みたいで切なかった😵
丈夫でしっかりしてるけど交換はできない…
というか末端で委託されて届けてくれる所は1件150円ってのが知らなかった・・・
家までの最後のラストマイルは150円ぽっちでいいのかホントに
社会派な内容かつ身近で誰にでも経験がある所なので響く方も多かった?
けれどお説教臭くなく流れていくのがよかった
犯人関連のところがちょっと??なところあったりだけど全般的に楽しめました!
劇場も結構人が多かったです!
米津玄師のエンドロール切なさもあり余韻含めて良かったです
今後気軽に「ポチッとな」できないかも(嘘)
「アンナチュラル」「MIU404」の脚本家&監督ということで、この2作品と世界観を統一し、また豪華なレギュラー陣もちょい出演ながらも物語の核心の部分にも触れるという、なかなか贅沢な作品でした。私はこのドラマ2本を全く観ていませんが、観ていなくとも全然影響のないという点もなかなか観客思いの作品だと思います。
自動倉庫の見学は何度かしていますが、巨大ショッピングサイトの物流の流れが、めちゃ詳しく描かれていてとても面白かったです。予告編では満島ひかりが巨大物流センターのセンター長はミスキャストじゃ?なんて思いましたが、本編を観ていて彼女が適任だったと思いました。
ただまぁ、犯人の動機と多数の負傷者を出したものの、結果として「自分だけ」という犯行に、そこまでの技術力が?とも思いましたが、爆発物の量で調整できたのかな?
私はアマゾ◯で年間何十万と使っていますが、この作品を観て、「ポチっとな」をこのまま続けていいものか悪いものか・・・いや、もちろんお金を使うということはいいと思うのですが、物流の問題点をユーザーに提起をされているような気持ちになりました
面白かったが?
最高かっ!
物流業界と下請けの苦悩
アベンジャーズ的な期待をすると肩透かしだが単品としてはかなり面白い
2024年劇場鑑賞212本目。
アンナチュラルもMIU404も当時見ていませんでしたが別作品が世界観を共有するシェアードユニバースという手法が面白いと思って2ヶ月前から約20話きついなと思いながら見始めました。アンナチュラルおもろっ!泣かされるし、死を直接的に扱う重い話なのに笑えるやり取りすぐするし、あっという間に見終わり、あーMIUじゃなくてアンナチュラル2見たいなぁと思いながら見始めたらこっちも多分放送当時も騒然となったであろう衝撃の展開に驚きつつもやっぱりこっちも笑いのシーン満載で、結局一ヶ月で全話見終わっていました。
そんな傑作ドラマの続編ともなれば期待値は天井知らずで、どちらのメインキャストももれなく出てくるともなれば楽しみにならない方が無理です。
アベンジャーズ的なものを期待していたので、アンナチュラル組、MIU組、ラストマイル組が一同に介して作戦を練るみたいなの展開になるかと思いきやそれぞれのユニットで出てくるので(作品間を行き来するのはあのおなじみの大倉孝二と酒向芳の刑事だけ)主人公同士の掛け合いはなく、そこは正直がっかりしました。
もう一つ減点のポイントは、笑いがなさすぎた所です。アンナチュラル組でいつもの笑いはありましたが、他は刑事2人のやり取りくらい(ここもある意味アンナチュラル組ですし)。もしかしたら満島ひかりのところでも笑わせる意図があったのかもしれませんが満島ひかりが笑わせようとしても狂気みたいなのが見え隠れして笑えないですよね。逆にここがこの映画のいいところでもあるのですが。
内容はAmazonの関係者これ見て大丈夫かなと心配になるような内容で、自分も普段良く利用する宅配の問題を作品として作り上げた傑作だと思います。伏線と気づかなかった伏線回収も見事。
この映画も...
すべての働く大人たちへ
「アンナチュラル」「MIU404」共にストーリーがとても良かったので、本作も言うまでもなく期待はしていたものの、やはりどこかでTVドラマとのコラボ映画とタカを括っていた。
でも、観てみてびっくり。
決してコラボ部分に重心を置かない上品な構成。もちろんTVドラマを見ていない観客にもできる限り不自然さを与えない演出もニクイ。
昨今の物流が抱える問題を軸にして、しかし内容はさらに大企業による搾取や不当な取引の強要、高齢者問題にシングルマザー、非正規雇用、富裕層と貧困層との分断、中間管理職の疲弊、「企業理念」というまやかし。
物語は物流トラブルによるパニックのシミュレーションだが、テーマは物流に限らず現代のすべての現場に携わる労働者たちの苦悩や憤り、そして願いを描いている。
犯行の動機と、無差別爆破という行為がさすがに釣り合わない気もするが、それほどに深い「呪い」であったということ。
さすがに「人死に」が出ても物流は止めない、大事なのは株価…っていう辺りはやり過ぎというか、短絡的な気もするけどね。
グローバル企業の連中は賢いし、日本人よりも日本人のマインドとか分析してるから。
この映画を観て、勇気を貰う人もいるだろうし、もう一度自分の仕事や人生を振り返る人もいるだろう。もしかすると、重く喰らってしまうかも。
それでも、漫然と生きていくよりよっぽどマシ。
一つ忘れちゃいけないことがあるとすれば、ここに描かれた一見すると「悪行」に見える企業活動は、あくまで我々顧客のニーズに応えた結果生じたものだということ。
「ブラック企業を許すな!」
ではない。
ブラック企業を生んだのは、消費者のわがままや自己都合なんだ。
(多くの消費者が、宅配便の「再配達」を利用したことがある)
それでも
あなたは何を求めますか?
What do you want?
ぜひすべての「働く大人」と「働かせている大人」に観て頂きたい。
【追伸】
2回目の観賞。
前回は犯人探しに意識が向いてしまっていて、起きていることにちゃんとついていけてなかったが、今回は映画全体をちゃんと堪能できた。
満島ひかりの清々しい演技も良いし、羊運輸阿部サダヲの仕事ぶりにも熱くなる。火野正平もいい。
久しぶりにパンフレットも買いました。
思っていた以上に面白い
歯車
Amazon とクロネコヤマトを思わせる配送ビジネスにおいて、届いた荷物に無差別に爆発物が紛れ込んで人々を殺傷し始めます。誰がどの様な目的でどんな方法で・・と言うお話です。
しかし、本作はそうしたミステリー要素を装いつつも、実は、「より早く、より安く、より多く」の欲望を充足させる事に奔走し続ける現代社会は何をもたらして来たのかに深く踏み込んだ社会ドラマでした。
目先の利益追求を「お客様の為」と読み替えさせる経営モットーの欺瞞性は社会で揉まれた多くの人に沁みるのではないでしょうか。このフレーズはこの後、「それは働く人の為。あなたを成長させる」と続き、不満を持つと「それを選択したのはあなた」と押し付けて来るのでしょう。みんな嘘っぱちです。「win-win で」なんて言い出す人間が居たら要注意です。そんな場合はいつも、相手が 7:3 で得する話なのです。
ただ、「アンナチュラル」「MIU404」といったTVドラマ中の人物がそのままの役柄で本作中に登場するという設定は、そんなドラマなど観ていない僕には、全くのノイズでした。ストーリーに直接関わる訳でもない役に大物俳優が次々と登場する流れはそこだけが浮いていました。
「テレビを観ていた人の為のお祭りなんだろうな」って。
時事問題を扱ったところは理解できるものの…。
今年303本目(合計1,395本目/今月(2024年8月度)28本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
かなりの人気作で9割がた入っていたのが印象的でした。
扱っている内容は今日の物流業界であったり、いわゆるオンラインショッピングがもたらす、それに従事されている方の労働環境であったりと時事ネタであり、ある程度の知識を持っていればなるほどね、というところではあろうと思いますが、そうした事情から求められる知識が労働基準法などやや細かい部分で(おそらく社労士ネタか)、一方で、民法ほか結構細かい知識の理解を要求するなどするところはありますね。
もう一つ気になった点として、問題提起型の映画であることは誰しも理解できたとしても、この作品が述べるところの物流業界の労働環境を巡る問題というのは一消費者にどうすることもできないのにもかかわらず問題提起している点でしょうか。一見すると「そうしたサイトでは買わない」といういわば不買運動のような状況になることを想定しているように思えますが、そうしたオンラインショッピングのサイトはもはや今日において欠かすことができない一方、購入後のことまで介入できない(例えば特定の運送会社を拒否することはできない)ことはあげられます。かといって、「オンラインショッピングではなく、身近な地元の商店街で買いましょう」にすると話がひろくなりすぎるしベクトルも変わってしまう(そうすると、いわゆる地域活性化の論点に変わってしまう)ところがあり、ストーリー展開もそうした部分まで拾えないために問題提起をしたまま投げっぱなしになっているのは、それもそれで仕方がない気がしますが、ちょっともったいなかったかなというところです。
見ていてそこそこ気になったのは以下をあげておこうと思います。
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(減点0.3/警察だけの力で押収することはできるか)
刑訴法(刑事訴訟法)99条以下ですが、裁判所の許可が必要です。
この展開のあと、ちょっと後に「裁判所も介入しているんだから仕方がない」みたいな発言が出てくるので手続きは適正になされていますが、ここはちゃんと先に示すべきだったのではないのか…というところです。
(減点0.2/労働者名簿の保存義務について)
労働基準法上、名簿や災害補償ほかの書類の保存義務は最低でも5年です(109条)。
この部分はそこそこ難しい話だし、一般常識でも何でもないので、ちゃんと示すべきだったのではないのかな…という気がします。
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純粋な
世界観が広く見ている人の立場によって捉え方が異なるメッセージ 2回目だと感じ方が違うかも
非常にメッセージ性の高いかつエンターテイメント性に富んだ映画です。
端的に言うと、日本の経済が停滞していたのは何故?という問いに対して
□経営職
□中間管理職
□労働者
が、何をしてきたのか?してこなかったのか?
に対して、サービスを受ける方が疑問を感じずに当たり前の受益を望んできたかを
マジックワードと称して有耶無耶にしつつ何かの犠牲の上に成り立っていることを漠然と感じさせる内容でした。
一方 エンターテイメント性としては
過去のドラマ作品の空気感を壊すことなく
それぞれの仕事を巧く繋いでました。
事件発覚後の初動に機捜が活躍する様子が描かれ、時間の経過とともにフェードアウト、きっと他の事件の初動に向かったと観てる側が感づかないともっと出せという期待が発生してしまうのは制作側の狙いでしょうね
また、臨床側を(とある理由で)後半に持ってきたのは、死の狭間から生き残った方の素直な感想もあり、納得感がありました。
多分ネタバレしてないはず。
この映画は上映時間が長いのですが2度目の鑑賞でも得られるものがありそうだと思います。
非常に面白かった♪
アマプラで視聴できたらいいね
無理矢理感もあるけど面白い展開でした
アンナチュラルとMIU404が加わると聞いて
期待して観に行きました。
ストーリー展開は、普段から利用しているネット通販に
関わる社会課題を風刺していて、スリリングな中に
考えさせられる内容で楽しかったです。事前にMIUを数話
観ていて、彼らが出て来た時はちょっとテンション上がりました。
アンナチュラルは観てないドラマだったので、人物像が良く
分かりませんでしたが、司法解剖の関係者であることは分かりました。
ただ、登場シーンが限定的で、確かにドラマを知らない人が
この映画を観れば違和感ないのでしょうが、逆にこの世界観を
楽しみにしている観客にはやや無理矢理感が強かったかもしれません。
どうしてパラレルワールドに拘ったのかはちょっと謎です。
そも結果登場人物が多く、ストーリーの割にやや難解になってしまった
かも。犯人がこの犯行に至った背景をもう少し丁寧に描写した方が
エンディングの重みをより増せたと思います。
映画を見終えた後に、アンナチュラルを見たので、
機会があればもう一度ラストマイル観に行っても良いかな。
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