ラストマイルのレビュー・感想・評価
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『シェアード・ユニバース』、そして、レビューする上での気を付けるべき事
当初は見に行くつもりは無かった。
通勤中にYouTubeでラジオ(日曜天国、日曜サンデー)を聞いてて、番宣で出てた満島ひかりの話を聞いて見に行ってみた。
理由としては、『アンナチュラル』『MIU404』と同じ世界線という話を聞いて興味を持ったから。
そういう話を『シェアード・ユニバース』というらしい。
アンナチュラルは見ていたがMIU404は見てなかったのでU-NEXTで最初の数話だけ見てから行った。
当初行くつもりが無かったのは、満島ひかりが最近苦手だったから。
出世作の愛のむき出しの頃は好きだったんだけどね。
この映画の彼女の演技は感情のこもっていない淡々とした感じだった。
監督の演出がそうだったんだろうけどね。
なぜかはわかりません。
ラジオで聞いた話によると、満島ひかりの役は当て書き(演者を想定して脚本を書くこと)だったらしい。。
その割にはシックリ来なかったかな。
今回の彼女は、感情が見えず演技が大根に感じた。
ディスるつもりは無いんですけどね。
でも結局は彼女の番宣を聞いて見に行ったんだけどね。
設定は面白かったと思う。
DAILY FAST(あきらかにamazon)の流通センターにかかわる爆弾事件が起こる。
流通センターの裏側というか、amazon批判的な描き方は面白かった。
(1個150円って言ってた配送費はもっと安いと思うんだけどね)
配送業者を叩いている感じとか闇の部分を見れたのは興味深かったです。
amazonからクレーム入らないのかな。
ドラマはTBSだから、映画だってTBSは絡んでいるはず。。
amazonはテレビCMたくさん出しているはずだからね。。
そのへんが謎に感じた。
『アンナチュラル』と『MIU404』を見てた人は、同じ監督と脚本家なんで楽しめると思う。
豪華キャスト、米津玄師、ドラマの世界観、取っつきやすいです。
評価もかなり高いみたいですね。
ネットショッピングが事件の舞台、誰もが取っつきやすい話だったのが理由かな。
私的には、ごくごく普通のレベルの映画でしたけど。。
このへんは好みの問題ですね。
役者の紅白歌合戦?
と思う程、主役級の名優がズラリ、それがチョットしか出演しないので、祭り?と思ったら、
TBSドラマの集合再編成的な物だったんですね。
テレビを見ないのでドラマを知りませんでした、、
それはそれとして、脚本の緻密さに魅了されました。
絶妙な伏線を散らばして全て回収。
昨今の深刻な問題も孕んでメッセージ性も強くて、無駄なシーンも無く長編ながら、時計を見る事無く集中して見ました。
しかし綾野剛はうまいですね。
役毎に全く雰囲気を変えてくる。最初、彼だと気が付かなかったです。
この映画を見ると◯mazonで簡単に注文するのを控えようかなと思えますね、、
もう一回見たい
今作を見るにあたり世界観が繋がっていると言われていたアンナチュラルとMIU404を全部見てから今作を見ました。
おかげで私はすっかり2作品のファンになりました。
ドラマ2作品を見なくてもこの作品は楽しめると思いますがこの2作品を見てから見るとかなり楽しめると思います。
まさにオールスター大集合!って感じで序盤から中盤からあの彼らや彼女たちが出てきて変わらないままの姿や、中にはその後の違った姿を見れる人物も何人かいたりして、そうかそうか〜そうなったのか〜なんてニヤニヤしながら見ちゃいました!
そのあたりは2作品のファンたちを楽しませてくれる要素が詰まっています。
映画の番宣的には満島さんと岡田さんが主演の作品風ではありますが、実際に作品を私が見た印象では酒匂さんと大倉さんがわりとメインになって物語は進んでるような印象でアンナチュラルとMIU404のクロスオーバーなスピンオフ作品的なものに感じました。
もちろん物語の軸は満島さんを中心に進んではいくのですが。
今作に登場する脇を固める面々もさすがのベテラン勢なので本当に安心して見れます。
ストーリー的には作品全体としてなかなか長いため犯人に辿り着くところや謎が明かされる展開が何度かあり、見ながらこちらで整理していく必要があり、ちょっと一回の鑑賞だけではなかなか全部を掴みきれないまま私個人としては見終えた感じでした。
そのあたりは見る人によってよくわからなかったって感じるかと思います。
おそらく何度か見たくなる、もう一度確かめたくなるような仕掛けとしてこのような作りにしてるのかと思います。
自分は個人的に同じ作品を映画館で何回も見ないため、今後配信とかされたらもう一度見直して、ここはどうしてそうなったんだっけ?って点を見直してみたいなとは思います。
ドラマ2作品のファンの方は必ず見た方がいいですし、そうじゃない方も楽しめる作品ですのでオススメです!
カジノってその後どうなってるの? 〜依存症経済〜
首都圏在住で昭和生まれの私にとって『オンデマンド』とは、都内の大手書店、デパート内のレコード店や書店、家電量販店、山野楽器、アドホックなどを時間の許す限り探し回って手に入れることでした。
(品目はほぼ書籍、CD、DVD)
自分の足で見つける醍醐味を味わいたいのですが、各業態とも物品展示スペースはどんどん縮小、中古品となると辛うじてブックオフで見つかるかどうか。
ところが、今やあらゆる分野のあらゆるものがネットで検索、即発注、早ければ当日中に受け取れる?
段ボールとか緩衝材とか配送にかかるガソリン代とか、SDGSはどこへ行った?
現代人はSNSだけでも依存症気味なのに、モノの到着を待ちわびることもかなり神経症的になってないか。
顧客のため、というのは顧客を依存症にするため、ということなのですね。
そういえば、大阪とか横浜でカジノができるようになるとかいう話はその後、どうなってるんだろう。
アメリカ資本によって、日本はどんどん依存症による経済成長の罠に嵌められているような気がします。
ドラマは見てないけど、楽しめた 有名どころの俳優がたくさん出てきて...
ドラマは見てないけど、楽しめた
有名どころの俳優がたくさん出てきて豪華な感じはしたけど、
そのせいなのか、ドラマが人気だったからなのか、
客の入りが良すぎてびっくりした
楽しめはしたけど、突っ込みどころもそれなりにあるし、
知らない俳優陣が同じことやってたら、
多分このくらいの点数なんじゃないかな
悪くはないです、決して
刈谷・毛利でもう1本行ける
ショッピングサイトから送られてきた荷物が爆発する。誰が。何故。
アンナチュラル、MIU404、ふたつの世界線が絡み合う感じが物語を壊さない程度に重なってガッチリ見てきた勢の自分にとってはチョット物足りないような……。っと思えるほどお話が面白く入り込んでしまった。このくらいの絡み具合が絶妙にいい
。
凄く面白かったです。
ドラマ観てなくても楽しめました。
映画「ラストマイル」を鑑賞してきました。
この作品は、テレビドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の世界観を踏襲したサスペンス映画です。
物語は、ブラックフライデー前夜に起こった爆発事件から始まります。
大手ショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発し、それが連続爆破事件へと発展していきます。
満島ひかり演じる舟渡エレナと岡田将生演じる梨本孔が事態の収拾に奔走する姿を中心に、緊迫感あふれる展開が繰り広げられます。
豪華なキャスト陣の演技は見応え十分でした。
「アンナチュラル」や「MIU404」のキャストも登場し、ファンにはたまらない作品になっているのではないでしょうか。
私自身は両ドラマを見ていませんでしたが、本作だけでも十分に楽しむことができました。
この映画は、現代社会の便利さの裏側にある問題にも切り込んでいます。
送料無料や翌日配送など、私たちが当たり前のように享受しているサービスの陰で、多くの人々が苦悩している現実が浮き彫りになります。
低賃金、重労働、人手不足といった社会問題を考えさせられる内容で、観終わった後も深く考えさせられました。
便利さを追求するあまり、人間性や労働環境が犠牲になっていく現状に、恐ろしさを感じずにはいられません。
この作品は、エンターテインメントとしての楽しさだけでなく、現代社会の課題について考えるきっかけを与えてくれる、意義深い一本だと感じました。
やはり野木さんは、人間を描くのがうまいですね。爆弾犯を探すサスペン...
やはり野木さんは、人間を描くのがうまいですね。爆弾犯を探すサスペンスと思いきや、日本の流通問題にメスを入れる社会派作品といった仕上がりで、EC利用者として色々考えさせられました。また、企業は理念だ、スローガンだといってきれいな標語を作りますが、実際のところは、デリファスのように、そのスローガンに縛られ、(歪曲解釈で)悪用し・・・っていうのも日常茶飯事ではないかと・・・。話題にもなっている通り、各TVドラマのキャストが勢ぞろいで楽しめる部分もありましたが、必ずキャストの登場場面を作るようにしたためか、シーンの切り替わりが多いのが気になりました。また、謎解きととしては不完全と感じる方も多いのでは?個人的に、真の主役は、日野正平演じる羊急便の親子かな?
今の時代の社会問題満載
あらすじを見て豪華な出演者を見て無差別の宅配便の爆発を阻止する映画だと思い鑑賞しました。
…が、とても奥が深く今年になりニュースでよく取り上げられる問題がよく分かりました。
運送業者さんの問題、人手不足、雇用問題、経営側の利益の出し方、過労、苦渋の選択などなど…
誰が悪いとか一言では片付けられないですね…
便利でお得に簡単にネットショッピングをよく利用している私ですが、それに関わるお仕事をされてる方に感謝しかないなと痛感しました。
どうゆう風にこの世の中の働き方が変わるといいのか簡単には答えの出ない問題ですよね…
豪華出演者登場の話の繋がり方がさすが高視聴率を取った方の映画だなと思いました。
本編と少し話がそれますが今のハイテクな家電より昔の家電製品の方が丈夫だったよなとも思いました(笑)
明日荷物が届くのですが開ける時ちょっとビビりそうです(笑)
会社と日本人
タイトルの一言では片付けられないが、日本の末期的労働界隈を象徴したような映画かな。
これアマゾンだよね。
満島ひかりが序盤いけすかないのだが、終盤になり彼女の正体がわかっていく。
私は岡田将生好きなんです。最初岡田将生?って思ったけどやっぱ岡田将生だった。雰囲気が最初ちょっと違う。
爆発シーンやだったな。
復讐するために関係ない人を殺すってなんだろう。そして犯人も自殺。
満島ひかり良かったですよ。
みんながキャッチフレーズに支配されていく怖さね。上の人間も自分達で作った社訓に自分達も支配され、大事なことを失っていく。悲惨。日本人は陥りやすいし、利用されやすい。
そしてアンフェアのメンバーが出て笑えた。石原さとみ又アンフェア続編みたいです。野木さんお願い致します。飯尾が出ると和むのな。アンフェアの脚本の野木由紀子さんが今回の映画もかかれたんですね。この方天才かよ。カラオケに行こうもこの方か。私尊敬します。
心にずっしりくるエンターテイメント
最初はエレナに共感出来なくて、孔との取り繕った会話もなじめなかったのですが、話が進むにつれ全く違う人格に見えてくるから、不思議です。
まさに野木さんマジックですね。
アンナチュラル、MIUのメインキャラクターも、出番は少ないものの、しっかりと話に絡んでいて満足でした。
ただ、ロッカーの数式は、あの場で働く人への呪いのよう。あんな呪いが一刻もなくなり、人がサービスの犠牲にならない世の中になって欲しいです。
宅配業、シングルマザー、全ての生きている人に敬意を。
流通も立派なインフラだと思う。
こんなブラックになるのは取り引き先や顧客の突き上げが原因なんだろうけど序盤はエレナ(満島ひかり)は悪魔かよ?と思いましたわ!
シーンが秒単位でコロコロ変わるのとエレナのテンションに目と耳と頭をフル回転して観てましたので少々疲れました!軽いスポーツをしたくらいに。初老にはなかなか大変でしたが必死でストーリーを理解しました。
火野正平がいい感じにおじいちゃんになってる!
ワクワクした!
ネタバレがわからない感じで犯人誰?ってワクワクした!岡田将生カッコイイ‼︎
じっくり観れて楽しめた。観たい映画がなかなか最近なくて、久々の映画で嬉しかった。迷ってる人は、観た方がいいかも?です。
社会派+ドキドキ = 清々しい
それぞれのドラマが群像劇的に描かれていて、人によって感情移入する役が違うのかなと思いました
個人的には阿部さんの頑張るおじさんの姿に泣いちゃいました
思っていたより、ぐっと社会派で考えさせられつつ、その一方で息を呑むドキドキのシーンでは、知らず知らずのうちに力が入ってました
昔、柔道部の友達に体育の授業で投げられたことがあるんですが、投げる前にうまく体制を崩されて、気がついたら天を見上げていたんです
そうゆう感じって言うんでしょうか、引っ張られては緩められて、自然と物語に引き込まれて、最後には気持ちよく投げられた!って、妙な清々しさを覚えました
楽しかったです^ ^
ただの配送センターのイザコザにしか見えない
個人的には、正直言ってイマイチ。
爆弾事件に関して、何も奥行きが無くて全く共感が得られず、事件が矮小化してしまって緊迫感がないから面白くない。期待していたのに残念だった。
満島ひかり、英語ちゃんと勉強しろ!
良い映画だったけど、満島ひかりの英語には不満。ディーン程でなくても良いけど、もうちょっと頑張って欲しかった。あれじゃあ、だめだよ。
社会派映画だからこそ無差別テロを容認する内容に納得できないし、犯人の動機は?
映画はけっこう引き込まれて、まずまず面白かったです。
私が見落としている箇所もあるかもしれないと前置きしておきます。
この映画は労働環境の劣悪さを改善する必要があることを伝えたいのだと思いますが、そのために無差別テロをすることにひどく憤りを覚えます。
爆弾犯の動機も不明瞭のまま終わり、しっかりと掘り下げてほしかったです。
自殺未遂のセンター長(中村倫也)もわざわざ助走つけて、現場で飛び降りるのも現実ではあり得ないと感じました。
満島ひかりさんの小気味良い話し方でまずまず面白かったのですが、社会派映画としては、労働環境が悪いからといって無差別テロをしてもいいわけないよなと思います。
満島ひかりの難しい役どころ
色々考察したいところは残っているけれど、まんまとミスリードさせられた。
満島ひかりがインタビューで「難しい役だった」と言ってたような気がするけれど、まさに満島ひかりの得体の知れなさがこの映画の主軸となっている。
ちゃんと描き切れないと、観てる側が置いてきぼりになるし、解りやすくしすぎると平坦なサスペンスになってしまう。
その絶妙なバランスの上に成り立っているのは、監督の力か脚本家の力か満島ひかりの力か…。
2024年問題
タイムリーな題材だなぁ~。
物流の2024年問題に直面していますが、物流コストが上がるのを社会は受け入れる必要がありますね。
社会的メッセージもありますが、サスペンスとしてもとても面白い。テンポも良し。ラストの落としどころも良し。よくできた脚本でした。
〈この映画の要素〉
・サスペンス 60%
・物流問題へのメッセージ 30%
・人気俳優の多数出演(TVドラマと同じ世界線) 9%
・ラブストーリー・お色気 1%
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