ラストマイルのレビュー・感想・評価
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白い手帳
ずるい(最上の褒め言葉)。でも、「そーでしょうねー」みたいな展開は上手くスカしてくるので、是非とも皆様に劇場で触れて何かを感じて欲しい作品。"重いものを重く作る"よりも"エンタメを走らせながら臓腑に残す"感じ。こういうのがホントに好きです。画面作りはどーしてもTVドラマ寄りだったのでMAX評価にはし辛かったのですが、現在物流業界の端くれにいる人間としてはいろんな覚悟を頂ける作品でした。
作品として序盤から疾走感を失わない"怖さ"を持続させる作品て中々にお目にかかれないですよね。結構な序盤からダンボールそのものが怖いもん。あれは素晴らしい演出だと(偉そうに)思いました。キャストに関しては素人が何もイエナイ位の布陣なのでご安心をば。
只今スマイルSALE絶賛開催中(2024/09/02)
ポチりまくって本映画鑑賞後自責の念に耐えられませんでした。
ロッカーの数字は
2.7m/s 設備メタファ
70kg 男性1人便体重
0 設備停止(稼働率
と読み取れなくもない。
犯人は天、地、どこから、この結末を見ているのか
ラストマイル、アンナチュラル、 MIU404のドラマはどれ見たことはなかったのですが、映画のムービーを気になっていたので観てきました。
巨大流通センターという場所が舞台、爆弾が仕掛けられた、犯人探しが始まったけどなかなか進まない。
やっと見つかったと思ったら五年前から植物状態、犯人ではない、では真犯人はどこにいるのか、それがわからないのは最後になってからだけど、その過程の間でも色々な問題が浮上してくる。
爆弾を見つけるために流通を一旦止める、それは正しいことだけど、弊害も出る。
ものを買って届くのを待っている、物流というのは、それだけではない。
犯人は亡くなっていた、でも彼女は結末を自分の目で確かめることはしなかった、自分の成功すると思っていたのか、正直、そこがやりきれない。
「馬鹿なことをした」とつぶやいた彼は追い詰められて、楽になるには、これしかないと思っていたのか、残された家族、恋人のことは考えなかったのか。
仕事で追い詰められて、楽になりたい、道が、一つ、これしかないと思ってしまう。、
逃げ道が見えなかったのか、探す気力もなかったのか。
警察は犯人探しに必死になっている、流通センターは混乱、荷物を受け取る人は疑心暗鬼になって配送センター、配達する人間も必死になっている。
皆が必死になっている姿を犯人だった彼女は死んだ後、どこから見ているのか。
犯人が悪い、悪人とは単純にはいえない内容です、でも、被害にあった人もいる。
最後、犯人と爆弾は見つかった、普通は、これでめでたしで終わる筈。
でも流通、配送センターがなくなったわけではない。
亡くなった人間、去っていく人間を引き継ぐ人間はいる。
同じことを繰り返さない、事件が起きないと言えるだろうか。
ラストマイルは最後の部分、でも人が生きてる限り、途絶えることはないのだろうと思ってしまった。
どちらかのドラマの劇場版ではダメなんですか。
テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」が同一の世界観で登場するというありそうでなかった設定です。しかし、これがどっちつかずでむしろ薄味になっています。
物語としては、アメリカに本社を持つ世界最大のショッピングサイト・DAILY FAST(デイリー・ファストの物流センターから発送された荷物が爆発します。事故なのか事件なのかとなります。それに翻弄されるセンター長の舟渡エレナと部下の梨本孔が主人公となっています。自社から発送された荷物が原因とはいえ犯人に脅されているわけでもなく事件に関わっていく展開は強引に思います。あくまでも業務に支障を起こさないように会社利益を維持するが為にここまでするのかとなります。ただこのセンター長の舟渡エレナのピンチをチャンスに変える発想力、行動力というのはなるほどと思わせてくれます。
「アンナチュラル」「MIU404」の登場人物が絡むことはなく、それぞれで事件に関わっていますという程度であまり意味をなしていません。
話のベースは現代の物流システム、下請けいじめ、低所得といった問題に焦点を当ててはいますが、あまりにも露骨に訴えているので、娯楽的な要素がありません。そして爆発による緊迫感やサスペンス要素が感じられません。予算不足もあるとおもいますが、テレビドラマのスペシャル版レベルでした。
ただ満島ひかりの演技力は素晴らしいと思いました。
やはり米津玄師だよりか!
アンナチュラルはΓレモン」のヒットで後から知りアマゾンプライムで全話鑑賞miu404はテレビで3話位鑑賞このチームのファンではありません。物語は中村倫也演じるショピングサイトの運営マネージャーの自殺が物語の発端その恋人が逆恨みで商品に爆弾を仕掛け、満島ひかりと岡田将生が謎に迫る緊迫のストーリー。アンナチュラルとmiu404のキャストは顔見せ程度、観客としては物語追うよりもいつ爆弾が爆発するかとハラハラドキドキ、映画的に演出がとうとか編集がどうのこうという映画では無い(満島ひかりのアップ多すぎ)鬱病で自殺した運営マネージャーと恋人の2人をマイノリティーとして描いてるけど共感する所無く火野正平(演技なのか、素なのか怪演)がラストマイルの意味を話すけどそれも弱い。米津玄師の主題歌Γがらくた」に作者チームはダメ出し出したとか、歌は曲調と詞で分かるけど映画って難しい。米津玄師のMVがよほど共感する。軒貸して母屋乗ったられるか。
カッコイイ!
働く物として、いいか?わるいか?
賛否あるとおもいますが、かっこいいです
前向き!
ひたむき!
私的には、アンナチュラルやMIU404を
紐付けなくても、全然面白い内容だったし
逆に、せっかくのおもしろさが、どれも薄っぺらくなってしまうような気がして、もったいない気がしました
ラストマイルだけで、十分良かった!
アンナチュラルやMIU404も、懐かしく拝見しましたが…
物流という奇跡
ずっと面白くて見入っちゃいました。
関連ドラマを見ていればニヤリと来る所もあります。
この映画の主要人物に悪人はいないと思います。皆、自分の立場で行動していて責任感がある。
荷物が日本中に数日で届くって改めて凄いことだなと思いました。
期待に胸を膨らませすぎた😭
大好きなアンナチュラルと大好きなMIU404も見れるということあり、大好きな野木亜紀子さんの作品ということあり、レビューも高かったのでさっそく映画館に足を運びましたが、期待に胸を膨らませすぎたのか
「え⁉️終わり⁉️笑」というのが本心で、アンナチュラルで涙腺崩壊、MIUで涙腺崩壊、そしてラストマイルで涙腺崩壊‼️なるかと思いきや涙も出ないー🤣
他の人のレビューにもあるように、アンナチュラルやMIUも何も知らず初回の気持ちで見るとハードルをあげることなく観れたのかも😂
アンナチュラルの第○話が感動した❗️
MIUの第○話が感動した❗️
と人それぞれあるかと思いますが
それを越えるものが観られる‼️という高いハードルの気持ちでラストマイルを鑑賞しないことをお勧めします💦
シリーズ化の可能性
塚原あゆ子さん×野木亜紀子さんのタッグが大好きなので、エンドロール終わるまでずっとワクワク楽しい時間でした!
アンナチュラル、MIU404を未視聴でも楽しめるのはもちろん、視聴済みだとその先の世界線の重なりを楽しめる、
こんな夢のような時間を大スクリーンで感じられることが本当に幸せでした。
ストーリーとしては、リアルな物流業界の状況を視聴者側にじわじわと奥深くに訴えかけられたような作品でした。
ごく当たり前にあることのその裏でどれだけの人がどんな思いで動いているのか。
分からない訳ではないけれど、常に考えているかと言うとそうでは無い。
本当に実世界で起こりそうなリアルな描写だからこそ作品の世界に引き込まれました。
目先のことだけではなく、そのさらに裏の部分でどうなっているのか、誰かを思いやることの大切さを改めて考え直すことが出来た気がします。
塚原さん×野木さんは、人の根底にある人間力(良い面も悪い面も)を作品の中に溶け込ませるのが本当に上手だと思います。
またこのタッグが見たいですし、
それこそ新たな作品がアンナチュラル、MIU404、そしてこのラストマイルの世界線に重なる瞬間が見れることを切実に願っています。
大学生が締め切り前に急いで作ったレポートみたいな映画
総評:退屈な映画
まず私のレビューはドラマを一切見ずに友人に連れられて見た感想となる。そのため内輪ノリに入ってしまった私が悪い感は否めない。
もし私のような立場の人なら参考になるかもしれない。
褒める点、俳優、特に舟渡エレナ役の女優は良かった。感情が伝わってくる良い演技だった。全体的に役者の実力を感じる、というかむしろ違和感なく見られるレベルだった。
あとエンディングの曲が米津。これは少し嬉しいポイントだった。後から聞けば元々レモンのドラマからの継続?のような感じだったとか
退屈だった点
話が盛り上がらない。そもそも爆発のスケールが小さいのでそれもそうか…。ずっと低空飛行。普通こういう映画は盛り上がりがあってそこまでにこう、そろそろか?もうすぐか?お、盛り上がってきたぞ…。ってなるものだと思うがそもそもそれが無い。へぇ〜…が続く。いつ盛り上がるんだ?って思うことすらない。しんどいけど寝るほどつまらなくはないから一応見る感じ。
肝心の犯人が空気。もっとどんちゃん騒ぎがあってもいいと思った。詳しくは言わない。
説明が一瞬。もしくはない。結構重要な説明、例えばラストマイルの意味、一瞬おっさんが説明口調で話しただけ、あれ?今言った?と聞き返したくなるレベル。5秒くらい。
ロッカーに書かれたとある内容も説明が何もなく自分の推測が合っているのか不安になりつつ終わる。
似たようなもので爆弾の威力の違う理由が一部不明、又は弱い。重軽傷者が多数出るくらいの爆発、全く同じ作りの爆弾である説明がなされているにもかかわらず真横で爆発したのに無傷のケース。これは説明が一切ない。ちょっと密閉空間に投げ込んで無傷。一応なぜ助かったかの伏線?はあるが取ってつけたようなものでそれで防げるのか疑問に思う。ご都合主義、どうとでもなるじゃないか。となる。
極め付け、終わり方。この映画の評価が凄く低くなった所。いやいや、もうちょっと何とかなったでしょ。イメージ、レポートの終わり方わかんなくなって直前で深夜に書き上げる大学生の内容か?それで終わりで本当に良いのか?
ほとんど何も関係ない映像が流れて謎の音声が流れて終わり。伝えたいことがあるのは分かる。でももうちょっと何とかならなかったかな…。
つまらない、というほどの映画では無い。ただ面白くはない。絶対に。だからこそ見ていて退屈。
あと少し余談のやうなもの。
現実との乖離が凄い。
このドラマが現実世界を元にしているからこそ、この映画は不可解、というか現実離れ、フィクションの世界観が出過ぎてしまっていると思った。
この映画は爆発物を伴う映画である。にもかかわらず爆発物処理班、よくニュースで見る不審なスーツケースや箱などを処理する完全な防護服を着た警察が一切出てこない(私が見た限り)
軽装の、お前今爆弾を扱ってること理解してるのか?という警察しか出てこない。現実ではあり得ないだろう。
具体的にはある人物が爆弾を開けかけてしまった時、横にいる男が一切離れず何故か頭からヘルメットを2人とも警察から被せられ、処理するシーンがある。何故警察は何も被っていない上に男は離れないんだ。頭がおかしいのか?この映画は。となった。
警察の重要な偉い…?役職はわからないがポストについているのが若い女性、同じく後から気づいたが星野源ともう1人の警察役もこんな髪が長い警察は居ない…まぁそれはドラマだから仕方ない部分だろう。
とはいえ粗が目立つ。そんな内容だった。
もっと見てる時は不満点、褒める点あったと思うが退屈だったから忘れてしまった。
題材があまり良くなかったのか、調理方法が良くなかったのか。
ただドラマはコラボしていたと思っていたが作者が全て同じと聞いてそれは凄いと思った。
結論、終わった後にあくびが出るほど退屈な映画だった。
追記
最初の爆発の理由付けについて私の記憶漏れがあったので削除しました。しかし最後と真横での爆発に関しては編集しましたが削除していません。
また私は18年間生きてきましたがラストワンマイルという言葉を人生において一度も聞いたことがありません、今回の映画で初めて聞きました。少なくとも誰もが知っている一般常識と言える言葉ではないと考えます。
また私は警察官、刑事の職業を調べたことがありますが現在でも長髪、ここでいう長髪とはいわゆる目にかかったり耳にかかる髪ですがはばかられ、あまり良い目で見られない。そもそも警察学校では現在でも当然短髪です。それが年齢層の高い上級役職に就ける、もしくは居られるでしょうか?日本の警察はまだまだ昭和から進化途中です。サングラスにも許可が必要でした。繁華街の調査の場合は別かもしれません。
配達界隈など一部の常識を全体の常識と履き違えないでください。以上
面白かった
ドラマは見ないのでクロスオーバーなども気づかず。登場人物が多いなぁと思ったらそういうことか。同軸見なくても問題なし。
火野正平はいい味。満島キャラのような物言いは苦手で阿部サダヲのようなキャラが身近でキレるくだりは共感できる。
〆の為の伏線が色々あり工夫されているけど、犯人が偽名使って自爆ってあたりはちょっと足し算が余計だったような気がする。クロスオーバーの為に必要だったのかな?ロッカーに書いてあった記号もイマイチピンと来なかった。業界人に無関係の人間にもわかるよう、大事なことなので2回言いました的な強調があってもいいかな。最後の親子も最後のために用意されてました感がちょっと変だった。
130分は少々長く感じたけど変な間延び感もなく不要な恋愛エピもなくテンポ良く進んで面白く観れた。
プロットなど基本的に王道な感じの作りだと思う。
面白かったが、突きつけられる…
「アンナチュラル」も「MIU404」も大好きで観てました。
監督の塚原さん、脚本の野木さんも大好きなので、期待しての観賞です。
面白かったのですが、考えさせられる内容でした。
まさに、社会の構造、上から下へと皺寄せがいき下流にはお金が流れない…。
一見悪者にみえる五十嵐(ディーン・フジオカ)だって、アメリカ本社からの指示におびえている。
なんか、本当にきついな~って思いました。
トップの人だけが儲かっているんですよね。
最後にストを起こして、単価が上がったけど
末端の人にとっては、焼石に水程度の値上がりでしたが、
本部からしたら16億円の支出。
またこれも、そっか~と考えてしまいました。
とにかく、総合的には楽しかったです。
ドラマの役者さんたちもちょっとずつ見られたし、
エレナ役の満島さんもとっても良かったです。
阿部サダヲさんも最高でした。
チョイチョイちりばめられた、さまざまな家族の話も面白かったです。
また、パンフレットの袋とじが斬新でした。
最初、製本ミスかと思ってしまいましたが、ちゃんと切り取りの印があったので、
「あーあえてなんだ~」とわかり、
帰宅後開いてみたら、内容に納得致しました。
最後に、
センター長になった孔君(岡田将生さん)が、病まないことを願います。
疾走感を途切れさせないクライム・サスペンス
現代の日常のすぐ側にあるネットショッピングと物流を舞台にしたサスペンス。
緻密に構築されたシステム、その運用を支えるのはやはり人。
そして人が運用するということは綻びが・・・
翻弄する側ともされる側ともなる満島ひかりの演技が圧巻です。
そして・・・
まとめて配送する、再配送しない・・・そう思いました。
とにかく脚本が見事
とにかく緻密な脚本が見事。
数々の伏線がありましたが、中でも冒頭からじっくりと貼った伏線。
シングルマザーと親子の配送業者を最後まで持ってってまとめたのは良かったですね。落とし所として一番でした。
またキャストの面々も皆濃い。
ただ「アンナチュラル」と「MIU」勢は一体何だったのか?な感じは残りましたけど。
それでも物流の闇をテーマにし、とても見応えのある作品でした。
面白かったです。
面白かったけど
優秀な人が優秀なレポートを物語に落とし込んだ作品だなと思った
良くできた話だし飽きないで最後まで楽しめた
悪く言えば話が出来すぎだなと感じた
無理に現場サイドに立ててないのに立たないで、労働者をムスカ大佐のように蟻のように描けたら良作が名作になったのかなとか勝手に思いました
業界は違っても働く人には観てほしい映画
ドラマファンで興味を持ったところからの、物流問題を織り交ぜた社会派っぽい題材!
※ネタバレ注意※
ストーリー展開が巧みで、センター長が犯人なの!?ってドキドキしちゃいました。
予告では触れていませんが、過労により自殺をはかり植物状態になった男性が発端で5年後に起こった事件という設定。
満島ひかりさん演じるセンター長も過去にメンタルをやられ3年の休職から復帰という設定。
物流問題以外にも、過労死問題も題材になってました。過労によるメンタル不調は今も昔も大きな問題ですね。
映画ではエレナと羊急便の八木さんの英断で、良い方向に的な流れですが現実では起こり得ない展開。
現実は残酷です。
犯人である婚約者が責められてた理由とか、4年前にセンター長と出会ってた設定のあたりとか、若干省略されていて、ん?と思う部分もありましたが、婚約者が自殺未遂して恨んでたってことがわかればストーリー的には問題ないかなという感じです。
印象に残るのは、マジックワード「カスタマーセントリック~全てはお客様のために」という言葉の恐ろしさ。勤め先に、デイリーファスト社に掲げられた方針の数々と、ほぼ同義の社訓があるのでなおさらかもしれません。
海外本社から、現場、下請け、顧客まで、登場人物の誰かしらには共感出来るはず。
上手く現実味が表現出来ているので、優秀な映画だと思いました。
やっぱり売る側も買う側も汗をかかないとね
タイトル通りの感想です。
現在の流通は宅配便によって支えられてます。
色々語るとネタバレ全開になりますので、、
安易に通販サイトで何でも購入すると結局は誰も得しないのかも。
日本人真面目過ぎなんだよね。
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