ラストマイルのレビュー・感想・評価
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道路は街の血管、行く車は街の血流なんだな、今回の映画を見て改めて思った、ちょっとゾクッとした。。。
道路は街の血管、行く車は街の血流なんだな、今回の映画を見て改めて思った、ちょっとゾクッとした。。。
夜の東京の街を行く車やトラックなどのライトの光を空の上から見て、さらにそれを点と点、それを繋げるたくさんの線で見る映像を見ると、一体どれくらいの物流が日々動いて私達の日々の営みを支える力になって稼働してるんだ、、、と思い軽く目眩がした。
それを止めてはいけない、止めてはいけない、そんな強迫観念に縛られていたりするのかもな、それは物流に関わらず私達の日常のあれこれに、とか、そんな現代社会についても感じたり。。。
ちょっと重たくなりました(^-^;
満島ひかりさんと岡田将生さん、イイんじゃないですか、なんかふたり素敵だった✨✨✨✨👍️満島ひかりさん綺麗でおっとり個性的で岡田将生さんの優しく穏やかな癒し系な感じが、なんか見ていてお互いの相性良さげで良かった。。。
綾野剛さん&星野源さんのMIU404コンビどMIUのメンバーみんなにまた会えて嬉しいー!!!MIU404続編待ってます✨✨✨✨☺️伊吹&志摩は野木WORLDのあぶない刑事だ✨✨✨✨👍️
アンナチュラルは石原さとみさん素敵です!!!✨✨✨✨👍️
あの母子家庭の家族が助かってめちゃめちゃ安堵。。。ちょっと、そこでウルッてしたよ、罪の声に出演したふたりが大活躍!!!あの母子家庭の家族、ほんとに良かった。。。
手の中の皮肉
大満足
2回目を鑑賞
2回目の方がむしろ面白い!と思うくらいだった。きっとこのあと何回観ても楽しめる。
しかし、この作品の評価は別れると思います。
アベンジャーズを引き合いにだしたりするから
余計誤解を招いている気が。
そして、アンナチュラル、MIU404を観ているか否か、それでも感想は異なってくると思います
私は、野木さんファンで重版出来から野木さんのドラマを追い続け、アンナチュラルもMIU404もリアタイ勢でした。その私からすると、このラストマイルは「お祭り」。途中登場するドラマメンバーが、ものすごく強いスパイスになっていて、それが大満足の大きな部分を占めています。
ゆえに、私個人はこの作品を存分に楽しむには、鑑賞までにアンナチュラル、MIU404を全話観られてから映画に行かれる事をオススメします。両作品を観て、両方とも好きだなぁと思った方は、きっと楽しめるとと思います。
誤解を恐れずに言えば、ドラマ未見で鑑賞なら
作品を知らずに聖地巡礼をするようなそんなイメージです。
上手く合わさせましたね!
がらくた
「MIU404」は放送当時に見ていて、「アンナチュラル」は今作公開に合わせて見ました。
どちらも1話1話のクオリティが高く、普段ドラマを見ない自分でも飽きる事なく堪能できました。
映画単体でもしっかりと楽しめ、考えさせられる作りになっていたのも練られて作っているわ〜と感心の嵐でした。
配送された荷物が爆発するというBLACK FRIDAY大激震な事件の裏に隠された悲しい真実とは…といった作品で、物流という生活に欠かせないものにフォーカスを当てた映画ってあんまり観たことないなという点も含め興味深い作品でした。
少しでも油断したらどこかしらの爆弾が爆発してしまうという緊迫感を持たせていたからこそ物語にスリリングさが加味されており、日常に突如波乱が巻き起こるという恐ろしさも込みで観ているこちらもハラハラしていました。
ピッキング業務や配送業務をやった事があるので、あの作業ひとつひとつがトラブルで止まったりなんかしたら…顔が青ざめてしまいそうなものがたくさん作品内に盛り込まれていました。
上から下へと責任を押し付けていってる様子も生々しく、その中間にいる人たちは上からも下からも文句を言われるという板挟みにあってるもんですから辛いですし、それに似た体験をした事があるので胸がキューっとなりました。
売り出し方が抜群にうまかったせいか、「MIU404」と「アンナチュラル」は完全にゲストな扱いだったのかーと豪華でもあり、ちょっと物足りなくもあり。
ただドラマ未視聴でも全然いける作りになっていたのはとてもよかったと思いましたし、それでいてドラマを見たくなる作りになっていましたし、ドラマを見ている人からしたらナイスなファンサービスになっているというのもお見事だなと思いました。
物流をなんとかして止めるために一端の社員が自ら飛び降りて一瞬はベルトコンベアを止めたのに、無情にもすぐに動き出すベルトコンベアにはとんでもない絶望を味合わさせられました。
体を地面にポトっと置かれ、流血の処置もされないままという惨さもエグいとお口あんぐりでした。
終盤にかけての結束感は素晴らしく、それでいて高みの見物をしてる奴らへの見事なカウンターパンチを食らわせたところは少しとはいえ心のモヤが取れた気がしました。
中間にいる八木さんの心労は計り知れませんでしたし、無茶無謀なオーダーをなんとかしてこなした姿はプロフェッショナルそのものでした。
序盤になんて事なく発されたセリフが最後の最後に活きてくるのかという見事な伏線回収にはしてやられました。耐久性って本当大事。
ただラストの方は詰め込みすぎな気こそしましたし、ロッカーの中の0の意味とはと考えてもイマイチピンと来ずでした。
BLACK FRIDAYというお祭りの裏はこんなにも大変、多くの人の努力があるからこそ成り立つものなんだなと再認識させられました。
配送に携わる皆々様に感謝を。そして置き配システムに感謝を(日の明るい時間帯に中々いれなくて申し訳ないので)。
鑑賞日 9/3
鑑賞時間 10:30〜12:55
座席 N-18
社会課題
久々に面白い映画だった。手放しで素晴らしいといえた。
時代に即した、オンラインストアの台頭、物流の疲弊をメインテーマにすえ、展開も速く もたついていない それで あの尺は 素晴らしい。
ひさびさ きちんと ねられた脚本を感じた。文句無しの一級品だった。
伏線の回収も見事で、最終近くの「洗濯機が非常に頑丈」回収には感動した。
ただ、秒で気づく点が最終まで伏せられた点については、お決まりとはいえちょいと???を感じました。
①物流代行サービスを利用して、爆弾持込みが可能になる仕組みは、秒できづくでしよう。
②デリフォンがセール対象外製品であることも、秒できづくでしよう。
余談ですが、自分は事前連絡通知ある宅配便は、原則、宅配ロッカー か チルド便は在宅必須にしており、再配達は 0にしています。
終わりに苦言(長いか)
どちらかというと、自分の好みと合っていないだけなのだが、どうしても記述したかった。 非常に良い映画だっただけに、自分的には「画竜点睛を欠く」だった。本 監督・脚本家のどちらかが幸せで無いのか、または、その両方か? その点だけが非常に残念だった。
①DAILY FAST 日本支社を 舟渡エレナが根本的に立て直すエンドにしてほしかった
・センターが警察配下に入ったのに、業務を一切とめずに X線装置入れて業務を継続
・爆弾見つけて たったの数日で犯人特定、解決した。
ことを考慮し、更には、前任の日本支社長が 今回の爆弾事件の根本原因を作った点を含めれば当然交代でしょう。
イーロンマスクが8兆円の報酬を貰うかもしれないと言われている昨今、160億円の必要経費増などゴミでしょう。最悪、配送料の値上げもできるし。
日本人は、恩義を受けたらきちんと返す民族。配送会社は今回の値上げの件で舟渡エレナに恩義を感じている。なので、エピローグで
「この後、何度かドライバー不足危機があったがこの会社の商品の配送は遅れることは一度もなかった」
として欲しかった。
本エンドでは、IT会社(社会)の限界を表現しただけだった。時代は変わっているのだから、未来に希望ができる「良い人が上に行く展開」をしてほしかった。
「バットマン ビギンズ」を参考にして欲しかった。
②自分の信じる名言・迷言に
「心に支えのある人間はどんなにつらい目にあっても決して自殺はしない」があります。
結婚を考えている恋人がいたら、飛び降りはしなかったでしょう。きっと転職したでしょう。「○○○○○の事件簿 ○○○学園殺人事件」を 意識して欲しかった。
この監督・脚本家は、IT社会への警鐘(センタ長の退職エンド)をしたくて、このような展開にしたのかな? 残念だった。
③話に出てくる、荷物200個配達って、10分/個でも、約33時間かかります
一日で行うなんて、車を使って移動する方法・エリアじゃ まず無理ですね。
この監督・脚本家は、ちゃんと取材しているのかな?
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
コラボは大嘘 キャラ同士は一切絡まない
ヤギの働く羊急便から羊の安眠プレゼント
物流、大事だよ
人間のために作られたシステムが、人間を非人間化していく
11 月、流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー”の前夜、世界規模のショッピングサイトから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく――。巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりの舟渡エレナ(満島ひかり)は、チームマネージャーの梨本孔(岡田将生)と共に、未曾有の事態の収拾にあたる(公式サイトより)。
テレビ人気ドラマ「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」(2020年)の野木亜紀子(脚本)、塚原あゆ子(監督)、新井順子(プロデューサー)が再集結して手掛けた初の映画作品。人気ドラマ2作品が本編と交錯するシェアード・ユニバース・ムービーとして、極上の社会派エンターテインメントに仕上がっている。
舞台となる巨大物流倉庫には、天文学的な個数の荷物を捌くために毎日、大量の作業員が送り込まれ、パソコン画面上の「稼働率」という「データ」に変換されていく。高効率で発送された荷物は、物流業者に大量の発注と「カスタマー・セントリック」と引き換えに、最安値契約による「主従関係」を成立させ、その下請け、孫請けに余波を及ぼす。
「What do you want ?」で煽動された人間の欲望を満たすために、人間が作り上げたシステムに、人間が取り込まれ、非人間的に扱われていく様は極めて現代的であり、映画を愉しむわたしたちひとりひとりも現実に戻ればそのシステムの一部、否、欲望をワンクリックで満たす主因となっていることを突き付ける。
他方、昔の偉い人は、復讐は最も非合理的な行為と言っていた。復習を遂げたとしても失った人・モノ・コトは戻ってこないし、発覚すれば復讐の当事者は裁かれることになる。復讐は他の動物はやらない。その意味において、極めて人間的な営みである。
本編は、こうした非人間的なシステムに人間的な復讐がメインストーリーとして描かれ、その過程でUDIや4機捜が絶妙な塩梅で絡んでくる。シーンから垣間見える後日談的要素はドラマファンには眼福ものだし、ドラマ未視聴でも十分楽しめる。みんな元気で良かったよ。泣ける。
新井順子プロデューサーによると、特に「石原さとみ」「星野源」「綾野剛」は数年先まで仕事が決まっている中でのスケジュール調整だったというが、そうした豪華キャストの中で主演を張る満島ひかりは圧巻である。
思考と発言と行動が絶妙にちぐはぐな役どころを自然に演じ切って、なおかつ、ラストにかけそれらの伏線を全て回収していく力量をみると、野木亜紀子が彼女のために脚本を「為書き」したくなった気持ちも頷ける。わたし個人は「川の底からこんにちは」以来の衝撃であった。ちなみにもうひとつ、わたしは「重力ピエロ」の頃から岡田将生の横顔がなぜか異様に好きなのだが、本作でも広い構内をベンチコートを着て全力で駆け抜ける様子を横から撮るシーンがあり興奮した。
しかし、人間のために作られたシステムが、人間を非人間化していく現象って何なのだろうか。「人生は寄りで撮れば悲劇だが、引きで撮れば喜劇である」とはよく言ったものである、と。
ショウタイム
映画化したことに価値があると感じた
あなたはそれが本当に欲しいものですか
ずっと楽しみにしてました。
MIU404もアンナチュラルも観て万全で観に行きました。
感想を簡潔に言うとスカッとはしません。
メイン役は上には上の立場があるのだろうけれど感情移入は私には難しい。
だけど委託された配送に関わる人たちの気持ちは考えさせられる映画でした。
ポチッとするのが当たり前になった時代。
ネットにのせられた情報。
大型セールに便乗した世の中。
私たちはもう一度考えてネット購入をした方がいい。
「あなたはそれが本当に欲しいものですか?」
単純なことかもしれないけれど
自分で買いに行けるものはできるだけ自分の足で買いに行こうと思ったし
対面で配達してもらった時はもっと、もっと感謝を伝えて感謝を言葉にしたい。
いつも雨の日も風の日も配達をしてくれてありがとう。
爆発シーンの迫力には驚き‼️
大人への宿題
気になる作品に出会った時
映画館で見るか、
プライムビデオや金曜ロードショーで放送されたら見るか、悩むことがある。
2,000円という安くは無い金額をかけて、
観劇後、「何を伝えたかったんだ…?」となるのは少々キツい。
そのため、足を運ぶか悩んでしまった時はレビューの星を見ます。
私にとって、ラストマイルは上記とは違い
楽しみで仕方がなかった作品だけど
スクリーンで見るか悩んでいる人に、
「大丈夫だよ!行ってらっしゃい!」と背中を押すことが出来たら…と思い、レビューを書くことにしました。
内容には触れずに、感想を一言。
この作品は、
「もしも」の物語ではなく
「あなたが生きている、今日」の物語であり
「大切な人が生きていける明日」を作る、
その方法を探す宿題。
そう感じる作品でした。
よく食べて、よく寝て、生きよう。
" 生きている限り、負けない "
誇りある仕事と、ない仕事
正直、地上波ドラマから派生して生まれた映画だし、2時間ドラマを多少予算かけて撮ったような作りなんじゃないかな〜と勝手に想像し、失礼ながらそんなに期待はしていませんでした。
しかし実際見てみたらちゃんと独立した作品として成立しており、テーマ性が非常に高く、何よりめちゃくちゃ面白かったです。
まず第一に、序盤から細かい伏線がいくつも登場し、ラストまでにそれが丁寧に回収されていく脚本が見ていて気持ちいい。そして内容もしっかり社会派で重厚なので、鑑賞後もすごく考えさせられました。
色々思うところはありましたが、最も心に残ったのは、『アンナチュラル』『MIU404』という一種の「お仕事ドラマ」と世界観を共有した物語として、あえて今の日本社会で誇りを持てない仕事をすることを強いられている人々の姿を描いている点です。
『アンナチュラル』『MIU404』それぞれの劇中でも法医解剖医や警官が必ずしもホワイトな職場ではないことは言及されてはいましたが、しかし少なくとも彼らの仕事には志や誇りがあります。だからこそ、ドラマ終了後の世界線でも彼らは同じ職場で働いているのでしょう。
一方、ラストマイルで新たに登場するのは、その『志や誇りある仕事』を失った人々ばかりです。
「カスタマーセントリック」がマジックワードだと気づいたエレナは仕事に誇りを持てなくなっていますし、羊急便の八木も、あるいは配達員の佐野も、適正な料金と荷物量で配送を行えていた時代は持てていた誇りを失ってしまっている。あるいは日ノ本電機の倒産により配達員になった佐野の息子も、良い製品を作って売るという誇りある仕事を無くしてしまった人です。
そして厄介なのは、なぜ誇りある仕事が誇りのない仕事に負けてしまうのかと言えば、そのほうが安く、便利で、人間の欲望を最適に満たすから。そしてこの社会はすでにその誇りない仕事ありきで作り上げられてしまっているから、なかなかそれを変えることもできない。
配達員の佐野息子が、誇りある仕事の象徴のような日ノ本電機製のドラム式洗濯乾燥機によって、いわば誇りない仕事を強いる社会への憎悪の具現である爆弾からシングル家庭の親子を守るシーンは、なにか暗示に満ちているようにも思いました。
つまりあの洗濯機が合理性と利益を優先する企業のそこそこの耐久性の製品なら、彼らは助かっていなかった可能性もあるわけなのです。
その時の台詞、「この洗濯機、まだ使えますか」「もう部品もないし、無理ですね」というやり取りからは、古い時代が残してくれた善意はもはや消費され尽くそうとしていて、私たちは今後それのない新たな時代を生きていかなければならないのだということを示唆しているようにも思えました。
この映画の最後、主人公であるエレナは華麗にその志も誇りも持てない仕事から逃亡します。
国内企業である羊急便の場合は、現場の八木の声が直接社長まで届き、終盤に多少は希望のある対応が行われますが、超巨大グローバル企業であるデイリーファスト社の場合はせいぜい日本の現場の声はアジア統括本部長クラスにしか届かず、ストに対してもあくまでそれ以上企業利益を損なわないための焼け石に水のような対応しか行われない。だからもう希望を捨てて逃げるしかない。
そしてあとに残された梨本や五十嵐に待ち受ける未来は恐らく明るくないことを暗示しながら、映画は終わっていきます。
主として現在の通販業界、物流業界が抱える問題を大きく扱った内容とは思いますが、それだけでなく今の社会の歪さ、社会の変革期にあってそれに乗り遅れまいと必死にしがみつき、今にも壊れそうになっている人々の姿がヒリヒリするような切実さを伴って描かれていると思いました。
話題の物流業界
それを持ってラストマイル
私が描く物語と結末が違ったからこそ面白さをより感じた
『予告からは想像できない、多方向からの視点』
『そして連続性を持った事件』
『豪華なキャストを惜しみなく』
という感じ。
ここからは上記感想をpickup
[予告からは想像できない、多方向からの視点]
‘’荷物の爆破の犯人は一体誰’’
結局はどこが主軸だったんだろうって一瞬考えさせられるくらいの視点量
でも結果としていつも瞬時に発送してくれる物流センターや荷物を運んでくださるドライバーさんたちが指定日時に確実に荷物を届けてくれることに感謝しないとなって
[豪華なキャストを惜しみなく]
ただ少し人が多くて頭がパニックだったし、わからない人には誰って感じの人も…。
私もその一人だったけれども、わからなくても面白かった。
から結果由
ただわかったほうがより面白いって思うからこそ、予告に表示されているドラマは予習しておきたかったな。笑
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