「物流の闇」ラストマイル ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
物流の闇
モデルがAmazonであることは誰でもわかるだろう。この映画に画かれていることは強ちフィクションとは言えない。
私は仕事柄、宅配業者と話をする機会があるが、先日台風が来たとき、台風で危ないから自宅待機になったりしないの?と聞いたら、ないですよ、そんなもん、表向きは安全第一になってますがね、な〜んて自虐的に苦笑いしてました。
そう言えば、ケン・ローチ監督の『家族を想うとき』という映画を思い出しました。宅配ドライバーの悲哀を画いた作品でした。
働き方改革なんて言っても、結局、まだまだほんの一部の話なんだなと思ったりする。
弱者はいつまで経っても弱者なんだろうなきっと、それは誰が総理大臣になっても大して変わらないのと同じなんだろう。
妙にやるせない気持ちで満たされた映画でした。
Amazon Primeでは配信しないだろうな 笑
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