「野木亜希子の脚本はやはり面白い…。」ラストマイル ☆ムーミンさんの映画レビュー(感想・評価)
野木亜希子の脚本はやはり面白い…。
ブラックフライデーの時期に(amazonを匂わせる)世界規模のショッピングサイトから配達された荷物が
爆発するシーンから始まり、それからテンポ良く物語が進んでゆく。
ショッピングサイトの満島ひかり演じるセンター長と正社員の岡田将生、本部のディーン・フジオカ、それとともに
羊運送の社員阿部サダヲや末端の運転手の日野翔平と宇野翔平親子、最後に荷物を受け取る安藤玉恵の家族。
それぞれがそれぞれの立場や矜持があり、どれが一番ということも断定せずに続けられる物語は
かえって、今の現実感を浮き彫りにする。
自分が何気にネットでポチる商品にこれだけの人々が絡み、それぞれが生きているのに感動すら
覚える。
中村倫也とその彼女さん(わからなかった)が若干弱くて、爆弾を仕掛けるに及んだことが
あまり説得力がないかなぁ…。
後、ロッカーの落書きの意味もよくわからなかったのは私だけ⁇
それでも、「MIU404」のキャストや「アンナチュラル」のキャストが時々画面に登場して、
懐かしかったり、変わったと思ったり。
配送問題はいろいろ言われていて、今のままでOKと思っている訳ではないけど
「お客様のために…」という言い訳な末端を自分も担ってしまっているんだと思う。
帰宅したら、玄関にamazonの置き配があって、このタイミングで…と苦笑い。
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☆ムーミンさんのコメント
2024年9月23日
満塁本塁打さん
コメントありがとうございます!
ホント、ロッカーの意味あったのかなぁ??と言う感じでしたよね。
でも、オリジナル脚本はやっぱり面白いなと思いました。
満塁本塁打さんのコメント
2024年9月22日
あの人が消えた へのイイねありがとうございました😊 本作 ロッカーの意味不明でした。今でも
そのまんま日本語で 詩 みたいに書けばイイのに!と思いました。