「純粋な」ラストマイル トミーさんの映画レビュー(感想・評価)
純粋な
エンタメじゃなかったですね。序盤の荷物とそれを扱うスタッフの数の多さ、非人間性と言うか、膨れ続ける欲望と言うか、寒々しいものを感じた。
アメリカの功利効率主義にもうんざりでしたが、我々の生活はもう戻れないんでしょうね・・恋愛要素が無くてスッキリでした。
(追記)金太郎はマサカリ担いでるから、危険度>桃太郎って事なのか? 例え下手ですか? 下手ですね・・。
満島ひかりさんの大ファンになりました。今作で、というよりは今作関連の動画を観て、なのですが。
満島さん、詳細を知らされずバタバタと忙しく撮影したらしくて、孤独を感じたそうで、その孤独な感じが作品に出ていました。
シェアードユニバースが無ければ、今作関連の動画も盛り上がりに欠けていたと思います。
トミーさま
共感ありがとうございます🙂
1年前に映画を観た時も、先日追記した時も、レビューに書こうとして書かなかったことがあります。
公開初日のエンディングで、劇場内はいたたまれない空気になっていました。
私と友人のそばにいた男の人(中村倫也さん位の年齢)は、肩を震わせて嗚咽をこらえて、上映中ずっと泣いていました。
私達は気が付かないフリをするのが精一杯で、後で「物流か外資で仕事してる人だったのかな…」と話したことを思い出しました。
社会を変えるには、経済も政治も教育も、変えなければならないことは山積だと思います。
映画で現実を変えることは出来なくても、考える機会になる一石を投じてくれると思っています。
私のアイコン画像は、『ラストマイル』のシェアード・ユニバース・ドラマ『アンナチュラル』に登場した絵本です。
『アンナチュラル』は2018年1月の第1話「名前のない毒」で、既にコロナウィルスのパンデミックを描いていました。野田×塚原D×新井Pのタッグ、恐るべし、です🫡
コメントありがとうございます。
サプライチェーン全体が同じ利益を得られる訳ではないのが資本主義。
そんなところを誇張して上手くサスペンスに取り入れてましたね。
運送会社で、最後に部長たちもドライバーやりに来るぞ、社長も…ってとこになるほどと感心しました。叩き上げの幹部たちなら、きっとドライバー経験あるでしょうからね。
共感とコメントありがとうございます。
確かにやり切れない部分はありますし、仰る通り配送員さんに感謝も少し違う気もしますね。
強大な高度資本主義システムの闇は、個人の心の燈では明けないままですからね。でも矜持は持ち続けたいです。
共感&コメントありがとうございます。満島サン、『愚行録』『川っペリムコリッタ』でも怪しくいい味出してましたね。
桃太郎のたとえのパターンはくりぃむしちゅーの上田さんのたとえツッコミのごとく実によかったです!
共感・コメントいつも、ありがとうございます。
もっとエンタメを期待していたので、肩透かしされたように感じたのかもしれません。
巨大流通システムの非人間性を描くことにも、意義はあるとは、思いますが。
コメントありがとうございます。感想おっしゃる通りですね。あの大きな工場で何百人だかが機械のように受付されて、システマチックに管理され、人間性が無視されたような寒々しさ。そんな方向まっしぐらですよ日本🥹
桃太郎が桃の中にいたのではなく…
つまり、金太郎が桃に運ばれたのなら、金太郎だって桃太郎と呼ばれたわけで…
というあたりのユーモアセンスも良かったですよね。
それにしても株なんか買う余裕のない下請けの人たちに株価引き上げのための無理をさせるのですから、酷い!
こんばんは。
シェアードなんちゃらww
私はドラマ2作品のファンなのでこのサービスは嬉しかった反面、そこに気持ちが持って行かれがちだったな〜とも思いました。本作単体としてのメッセージをストレートに味わえなかったのがほんの少し残念。けれど、やっぱり最高でした♪
確かにスカッとしませんでしたね。
爆弾犯が犯行に至るまでの話を描いてくれれば、説得力があったと思います。ここを省いたため、爆弾犯の心情が伝わってこないです。
秋葉原無差別殺傷事件のような犯行に感じて、社会に恨みがある模倣犯が出ないか心配です。
コメントと共感ありがとうございました!
たしかに2件目から死者は出ていないんですよね。でも爆発は見ているだけで熱さと痛みを想像してしまい痛々しく感じてしまいました。
犯人は死者を出すことよりも会社に対する復讐が主だったので、威力は低かったんですかね。
働き手の多さには私も驚きました。“巨大物流倉庫”というだけはありますが、さすがに多すぎましたね。
トミーさん、共感&コメントありがとうございます!役者は頑張っていると思いましたが、私は岡田将生がいいヤツなわけがないという先入観で観ていたので、、、見事に裏切られましたー笑
共感&コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、この事件へのクレームを想像するとぞっとします。
職場でも、クレームを入れてくる人の対応をすることが多いですが、毎回けっこうメンタルを削られます。
ちょっとしたことに腹を立て、怒りに任せて電話してくる人が本当に多いです。
サービスされて当たり前というスタンスなので、わずかな不手際さえ許せないんでしょうね。
せめて自分はそうならぬよう、謙虚さを忘れずにいたいものです。






















