「鶴が舞う夢」奇跡の子 夢野に舞う りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
鶴が舞う夢
北海道東部にわずかしか生息していない絶滅危惧種・タンチョウを、大都市・札幌に近い長沼町の湿地に呼ぶという挑戦を始めた14人の農家の人たちの話。湿地の整備や減農薬でタンチョウの餌となる小動物が住める様に生態系を回復させ、実際にタンチョウが飛来して卵を産み、ヒナを育てるようになるまで、2015年から7年間にわたって映像に記録したドキュメンタリー。
町外から来た人がタンチョウに近寄らないようパトロールを行い、町の湿地に居つくまでの様々な問題解決を図って行く様子に頭が下がった。
食べるものが無くなり田んぼに来たタンチョウをどうするのか、1番のピンチだったかも。
2020年から毎年卵を産みヒナが孵ってるそうで、定着しつつあるのかな、と一緒に喜んだ。
上白石萌音のナレーションも柔らかい声質で良かった。
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