「いろいろ違和感はあるものの、嫌いではない、もはや好き」スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム はぎのさんの映画レビュー(感想・評価)
いろいろ違和感はあるものの、嫌いではない、もはや好き
1だけ見て、2は見損ねましたが、
スマホを落としたことによる危険性をテーマにした、今ならではの話がリアルで良かったし、
最終話、成田凌のサイコでマッド な演技も久々に見たかったので見に行きました。
スマホを落とす、、のはどこいった?
落とすには落としたけど、なんか思ったのと違った、、
どっちかというと故意で落とされたし、イヤフォンからWi-Fiでハッキングとか、、
果ては、日韓首脳会談を狙ったサイバーテロに^^;
なんか規模大きすぎません?
浦野はただ麻子が好きなだけじゃなかったっけ?
日本人の韓国語はうまいのかどうかわからないけど、成田凌の演技をしながらの韓国語はリアルで上手いなと思った。
大谷良平と佐野史郎は、役柄もあるけど、ちょっと硬い気はした。日本ドラマで韓国人が日本語を話しているような、そんな感じ。
テロのシーンも、ゲームを使って、ドローンを操り、テロを起こそうとするとか、なかなかおもしろい発想。
電磁波でドローンを落としたりとか、今風でよいです。
大谷良平が大金に喜んだ後に、奪われて焦る様子もおもしろい。
田中圭のスマホを落とした女の子は、後半に出てきた浦野の仲間かな?
スマホハッキングされてるのに、浦野を欺くために囮に使った後もなんでそのまま使ってるんだろう?
浦野がスミンと出会って変わっていくところとか、後ろからハグされて戸惑うところとか、スミンを助けにいくところとか、お風呂のドア越しの会話とか、駐車場で対峙するところとか、めちゃよかった。
浦野が麻子を剥製にしようとしていたが、それを知りつつ、自分を剥製にして、ずっとそばにいてあげるとか、なかなかびっくりな発想。
フェンス越しに麻子を見つつも、その場からそっと離れる浦野も、死ぬところもよかった。
タイトルの意味はもはやないし、いわゆる狂気めいたところは少なかった気もするけど、一つの作品として楽しめました。