劇場公開日 2024年9月20日

「両親とも耳が聞こえないという青年。 自宅では手話、外では口と耳で会...」ぼくが生きてる、ふたつの世界 woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0両親とも耳が聞こえないという青年。 自宅では手話、外では口と耳で会...

2024年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

両親とも耳が聞こえないという青年。
自宅では手話、外では口と耳で会話。
周囲から特別扱いされることもあり、違和感も抱きつつ、大人になってゆく様子。

母は一途に息子思い、決して𠮟らず応援してばかり。

大人になって、ある時ふっと親の有難さに気づく息子、
静かに丁寧に描かれていました。

時代や地域の特徴も、一目でわかる隙の無さ、
(ゲーム機やブラウン管、語尾けさいん、仕送りに油麩や海藻)
感心しました。

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忍足亜希子さん(母親役)、だいぶん前に演劇の舞台で観させていただいたことがありました。
"嵐になるまで待って" 2002年、サンシャイン劇場、だったかな…。
その際も、舞台上での手話には圧倒されましたが
変わらないお姿、しみじみ感じます。

woodstock