「わかりあえるためには」ぼくが生きてる、ふたつの世界 うっかさんの映画レビュー(感想・評価)
わかりあえるためには
いま旬の吉沢亮主演で呉美保監督。codaというアカデミー賞映画がありました。そもそもcodaという意味がろう者の両親の子供ということだったのを今作で知り、あーいい映画だーと能天気に言ってたのが恥ずかしい。日本版codaとは言わないけれど、ヤングケアラーにならざるを得えない子供が鬱屈として、逃げる様に目的もなく上京。しかしそれでも深い愛情を注ぐ母にぐっときます。ろう俳優を起用してフィクションと現実の距離を縮めていて観た人が、同じ日常でも境涯があるふたつの世界が近づくために理解を深める一助になると思いま
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