ふれる。のレビュー・感想・評価
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2度目はふれる目線で
等身大の若者の成長物語。
登場人物たちの若者の未熟さがリアルに描かれ、ファンタジー要素の『ふれる』が現実にいるのではと思えてしまう絶妙な塩梅で良いですね。
当たり前だけれど大切なことをあらためて気づかせてくれて、自分のまわりのひとを大切にしたい、対話したいと思わせてくれる作品。
劇伴が素晴らしく、気持ち良い高揚感を味わえました。
秋の繊細で優しく大人になりきれていない少年と青年の間のような人物像が永瀬さんの声が説得力をもたせていてとても良かったです。
そしてふれるがかわいくてかわいくて。
見終わって、次はふれる目線で観たい…!という気持ちに。
エンドロールで脇を固める声優さんの豪華さに驚きました。
観てよかったです、また観ます。
ふれるはかわいいだけじゃない
幼馴染みの3人とふれるが一緒に暮らす…ぐらいの予備知識しかなかったのだけど、3人の成長物語でもあり、どの世代にも刺さるテーマがあって楽しく観ました。ふれるの持つ能力は必要か否か…きっと観た人は自分に置き換えて考えそう。
ふれるがただのマスコット的ではなく意思を持つキャラクターとして描かれていたところが物語を深くしてくれて良かったと思います
番宣で主人公3人の顔を知っていたにも関わらず、映画ではそれぞれの役にしっかりハマっていてすごいなと思いました
大人にみてほしいアニメ映画
可愛いふれるの可愛いアニメ=子どもおすすめって思ってたら、全く違った。途中、自然に涙してしまった。心情の描写が細かで、心に寄り添って触れてくる映画だと思う。見る度に違った部分が見えてくる気がするので、リピートオススメ!
幼なじみ
感動しました。幼なじみ3人の友情の物語かと思いきや、口下手で口で伝えるより先に手が出てしまう秋と小さい頃からずっと一緒に成長してきたふれる。との絆の物語でもありました。
何ヶ所か心に響くシーンがありましたが、特に
秋が、変化してしまったふれるに対して勇気を持って自分の気持ちをぶつけるシーンに涙が止まりませんでした。
見終わって言葉で伝えることの大切さを実感したと共にとても清々しい気持ちになりました。
セリフの嵐
終わり近くに「実はこうでした」と説明と、「こう思う」って気持ちを絶叫し、勢いで流しておしまいとなる、この脚本家さんらしさ全開で私が苦手なタイプのお話でした。
(プロデューサー2名と監督がいるからなのか、自ら監督をしていた某『アリスと~』よりは見やすいものの……)
前提となる出来事・設定の類いは前半に見せておかないと、ラストがこのように説明セリフの嵐になってうざい。
トータルのセリフを2/3~1/2くらいに整理してほしいな、と思いました。
「気持ちは口に出して伝えよう」ってテーマを、綺麗事でデコレーションし、設定説明や気持ちを、ただただ大声で叫ぶ。
さらにそのテーマから派生して、スマホ時代のSNSやメッセージアプリにおける人間関係の失敗例を反映し、「コミュニケーションは手を抜くのはいかがなものか?」「心地よい言葉だけで付き合ってると澱(おり)が溜まる」「身勝手で憎悪や嫉妬なのが人間なので、それを表すか否かの選択、友人に対して許せるかいなかの判断は自ら行う」などの、スタッフ側の言いたいことを、妖怪「ふれる」に託した表現で伝えたかったようだけどもね。
たしかに作家性とは同じものを手を変え品を変え出すことではあるのだが、それにしたって『あの花』『ここさけ』『空青』という過去作品群とさほど変わらない「いつものパターンの繰り返し」に感じたので、観てる側が飽きたというか。
内容は☆1.5くらいだけど、作画がよかったので☆は少し上方修正。
コミュニケーションの在り方と成長
ふれるというファンタジーなキャラクターはいるが、身近で現実的なストーリーだった。
コミュニケーションを題材としており、ツールが便利になった昨今だからこそ人との繋がりの在り方について考えるきっかけをくれる作品。
メインキャラのうち誰かに感情移入することもできるし、2回目以降の鑑賞があるなら、ふれる視点で観てみるのも面白いと思う。
公式サイトに載っている主題歌モノトーンの原作小説や、YOASOBIさんのモノトーンMVも見るとより世界観がわかるかも。
俳優の方が声を担当しているが違和感は全くなく、特に終盤は引き込まれた。
ふれるめっちゃ可愛いです。
考えさせられた
全員が何かしらの悩みや思い持って生きているけれど、ふれるが居る三人は過度に自分を卑下して他の二人が美しく見えてしまった。
ふれるの力がなくなったとき初めて、会話して打打つかって、生まれる友情は本当に素晴らしい物だと思う。
同じように見えて全く違う自分と他人。分かり合おうと当たり前にしている社会全体が凄いなと思った。
人の気持ちについて考えさられる作品
他の方もコメントされていますが、映像がとても綺麗です。人の動きも細かく見たらおかしい点が出てくるアニメーションがよくありますが、この作品には一切そのようなことがなく、映像美に引き込まれます。内容もただの3人の友情物語かと思いきや、考えさせられることも多く、小さい子にも見て欲しい作品だと感じました。
本当にとても面白かった。 ただ3人の男の子の友情が描かれているだけ...
本当にとても面白かった。
ただ3人の男の子の友情が描かれているだけではなく便利になった現代においての生きづらさ、葛藤を美しい描写と共に解決されていく。
声優を務められた3人の主役の方々は俳優さんだとか。どうりで臨場感のある迫力のあるアテレコでした。
また観に行きたい。
クライマックス
ふれる。が前半は可愛いのに本当の力が明らかになっていくことによりスピードを増しながらクライマックスに向かっていきます。どうなるだろうとドキドキしながらふれる。と秋くんを見守りました。心が暖かくなる物語、1人でも家族でも友人とでもおすすめです!
そしてオーディションで選ばれたメインキャスト3人とも声の演技素晴らしかったです!
次は息子と一緒にみたい
3人の幼なじみと島の言い伝えの生き物の物語かと思いきや、中々の考えさせる内容……
文字で伝える事が多くなった今、言葉で伝える事の大切さを改めて感じる。
口下手で中々本音を言わない息子君と一緒に改めてまた観にいきたいなーと思う。
ふれる。…とキケン?
…全体通してはよかったと思うけど
・・ふれる。の生き物
海で出会ったのに
犬ような扱い
ん・ん・ん・?な感じ
まあ、ふれる。がいたから
三人の友情にその後も
繋がっていく
でも
どうなんだろう
最初は
無口な秋にとっては
友の心の声が知ることが出来るので
とてもいいなぁ~と思って見てたけど
終盤のふれる。での展開で
果たして
・・ふれる。は必要なのかな
とギモンに思った
お互いに気になっていた三人
いつか…は分からないけど
いつかは友情関係がつくれた
様な気がする
ふれる。の存在は
怒らせるとキケンじゃないかと
思った
★4としたかったけど
少し強引な展開と女子の台詞に
違和感を感じて…
画のつくりはリアルに仕上がって
三人のキャラと声の感じもよかった
ストーリーとしては
最後、ふれる。は
自然に消えて欲しかった
良い作品ですが…
全体的な感想としてはとても良い作品で良いところも沢山あるけどちょっと不満点もある感じでした。
まず中盤でふれるがあまり出てこなかったのはふれるがめちゃくちゃ可愛いいだけにちょっと残念。ファンタジーよりかは人間ドラマ寄りになっていてふれるを通して展開か進んでいくのかと思っていたのでそこだけちょっと残念でした。
ですが良いところも沢山あります‼︎
ストーリーはかなり刺さるものがあり、色々な人が心動かされると思います‼︎(自分もこの作品のメッセージが心に響きました‼︎)
ラストは映像美、怒涛の展開で「圧巻」‼︎
そして感動の展開で泣ける‼︎
映画本編通して3人が心を通わせるシーンがありますがどんなことが伝わっているか分からない所が多くてそれも終盤の仕掛けと上手く絡まっていて良かったです‼︎
主人公3人の声優も良かったし、エンドロールで気づいたんですけど生徒役のちょい役で水瀬いのりさんと内山昂輝さんが出ているのにめちゃくちゃ驚いた‼︎
ふれるも予想以上に可愛かったです‼︎
YOASOBIのエンディング曲も映画とあっていて余韻に浸れる良い曲でした‼︎
YOASOBI好きだったので映画館の音響で聴けて良かったです‼︎
YOASOBIファンの人は映画館の音響で聴きに行きましょう‼︎
ぜひ圧巻の映像美と怒涛の展開、ふれるの可愛さをスクリーンで観てみてください‼︎
どうした岡田麿里
秩父三部作はとても好きな作品で、今回もまた同じメインスタッフの作品ということで期待して鑑賞に臨んだのだが・・・
残念ながら前3作のような心を揺さぶられることが、この作品にはなかった。
まず女子ふたりが同居する流れが強引すぎていただけない。
いきなり見知らぬ男子3人が住む家に押しかけるか?
(とある誤解をエクスキューズにしているがいやいやw)
島の先生の再登場も唐突で、「ふれる」の正体について説明役として
都合よく使われただけの印象だし。
クライマックスもなんだか大作アニメの文法に倣いました感しかなく、
置いてけぼりをくらってしまった。
「フィルターを通したコミュニケーションで人は幸せになれるか」
というテーマは興味深かっただけに、なんだかはぐらかされてしまった気分。
なにか懐かしく自分の生きてきた道を振り返る
小さな頃私も自分を出すのが上手くできなくて、もちろん手を出してたわけではないけど、いろんなことを呑み込んで生きてきてた。
いつのまにか大人になり、そんなことも忘れていたけれど、なんでわかってくれないの?って思っても自分から言わないと分かり合えないということが大事だと。
周りにいる人を考えながら、いつのまにか見てました。
映像は綺麗だし、生活に使うものなんかも写真かと思うくらいで、街の様子もまるでその場にいるかのようで。
主人公の3人の男の子もそれぞれ個性的で、声の感じも性格を表していてとても聞きやすかった。急に女子と同居するのはちょっと違和感あったけど(笑)
糸
これは、面白い。島での「ふれる。」との出会い、三人の友情、生きることの意味を考えさせられる快作。爽やかな青春像と摩訶不思議な言い伝えが、魂を揺さぶる。人は、一人では生きていけない。人とのかかわりが苦手な現代人に贈る見事な「仕掛け」。「ふれる。」可愛い!
一体どうしてしまったのか?
最後まで、意味不明。何が言いたかったのか?何を描きたかったのか?相当に理解困難であった。
どんなオカルトでも、どんなSFであっても良いのだが、それでもどこか一点では一貫性があるべきである。それができていれば、製作者側と見る側の共通認識となる。その共通認識がこの世界観には存在していない。故に、製作者側が作る世界観を、観覧者側が共有できない作品となっている。
即ち、「ふれる」というオカルティックな存在が、何なのか、どういう位置付けなのか、何故存在するのかなど、何となく説明されているが、到底得心いくものではなく、つまり「ふれる」の事が十分に描き切れていない。
前作「空の青さを知る人よ。」が秀逸であっただけに残念でならない。
これまで良い作品を送り出してきた監督、脚本家、キャラクタデザイナの名トリオだけに、人間模様は良く描けている点が唯一の救いか。
是非、次作に期待したい。
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