ふれる。のレビュー・感想・評価
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私の琴線にふれました…!
見ていてうわ〜分かる〜〜!ってどんぴしゃで共感するシーンがいくつもありました。
人間関係で生まれる心の機微が美しいアニメーションと共に分かりやすく丁寧に描かれていてとても心に響く映画でした。
主人公の声の演技は不慣れさが感じられたのが逆に自然で結果的に良かったと思います。終映後に演者のお名前を見て意外だったのでびっくりしました。
人間関係ってコミュニケーションの上に成り立つもので、コミュニケーションて言葉によるものが大きいですよね。
でも言葉に出して相手に伝えるって単純なことじゃなくて…伝えなきゃいけないこと、伝えなきゃだけど伝え方に配慮が必要なこと、伝えない方が良いこともある。
ふれるは争いの火種になりそうなことをフィルタリングして排除していたわけだけど、人間関係ってのはそれで永劫上手くいくほど単純じゃなかった。
でも人間関係ってふれるがいてもいなくても結局なるようになるんですよ。
何があっても最後どうありたいか決めるのは当人たちだし。
今まで色んな経緯で最後は"要らない"って言われてきたのかな…とか想像するとやるせない気持ちになります。
"要らない"なんて言われたら存在意義をなくすし…悲しかったろうな…。
誰かに必要だよって思って欲しくて暴走したのかなって考えたらもう涙が堪えきれなくて…!
僕こんな事出来るよ!僕がいたら言葉に出さなくてもお互いの思ってることが分かるようになるよ!便利でしょ??誰か僕のこと必要だって言って…、、、
ふれるの思ってることは分からないけど、そんな切なる思いが伝わってくるようでした。
だからふれるは、これからもずっとふれる自身を求めてくれた秋くんたちの友達でいたらそれで良いです…!不思議な力がなくても、ふれるを大切に思ってくれる秋くんとずっと戯れていたら良い…!
もう〜〜〜ふれるのうるうる涙目を見た瞬間大号泣でした…!!小動物に弱すぎる泣
今までずっとふれるを見付けてくれた人と人が仲良く繋がってられるように頑張ってたんだよね…!可愛い可愛いね…!!
人間関係拗れそうになってもそれを乗り越えてふれる自身を求めてくれるイケメンが見付かって本当に良かった…!!!
やっと本当の居場所が出来たね…!!
正直映画の内容関係なくふれるの可愛さにいちいちキュンとしていた部分があります。動き可愛すぎんか!?私もそんな風にふれると風呂掃除したいよ…!!
秋くんの次は私がふれるを飼いますので、もう二度と涙目になんてさせません…!!!泣
ふれるにふれてみて
小学生の子どもと鑑賞
YOASOBIファンの小学生息子2人が観たいというので映画館まで行ってきた。
事前に別サイトでレビュー見て評価が高くなかったので全く期待せずに行ったからか、結果すごく良かった。
無意識にふれるの能力に頼りきりになっていたことで言葉で表現する力が弱くなり、
社会に溶け込むことが苦手になってしまった若者たちが、
心地よい関係から脱却し、孤独になることを受け入れた上で前に進む、一歩大人になる
そんな物語だったと解釈。
最後、これから辛いこともいっぱいある中で自分の力で頑張っていくんだろうなあと思うと自分の子どもたちの自立を想像して泣いてしまった。
けど心地よい場所が、きっとこれからも辛い時に心の支えになると思うので、息子たちにとってもそんな場所になりたいなあと改めて思った。
子どもたちもまだ難しい部分もありながらも感じ取ったことがあったようで、鑑賞後はYOASOBIの MVと歌詞を見ながら、言葉で伝えることの大切さを話し合った。
子どもたちと観に行って良かったなと思えた映画だった。
優しい世界とは?
青春アニメのゴールデントリオ長井×岡田×田中の最新作
私の思うキーワードは『琴線に触れる』
ある島に言い伝えられる神様「ふれる」を見つけた少年・秋
彼は極端に口下手で話すより先に手が出てしまう悪癖から周りに避けられていたが「ふれる」の持つテレパシーのような力をキッカケに同い年の諒・優太と友達になっていく
高校卒業後、上京した三人は共同生活を始めるのだが島とは違う環境でそれぞれの問題にぶつかることになる・・・
ラストの表現方法も含めて「ふれる」をインターネットの隠喩と見る人も多いかもしれない
しかし、リアルの関係も含むコミュニケーション全般と受け取るほうがより適切だと私は感じた
観賞時に「琴線に触れる」という言葉が強くイメージされた
心からの感動につながるものは決して美しいものばかりではない
上京後の重要人物の一人、奈南は主人公・秋と対をなす存在だ
周りに壁を作る秋。周りを受け入れ過ぎてしまう奈南
良い人間関係、優しい世界とはなんだろうか?
それが容易く見つけられるものではないと、ある意味突き放す優しくない作品である
メッセージが噛み合わない
ストーリーによる問題提起とメッセージが噛み合わない、というのがまず受けた印象です。
作品のテーマは、思いを言葉にして伝えることの大切さ、心を完全に理解し合うことは不可能だが絆を育むことはできる、という辺りだと思いますが、作中に起きた大きな危機は、妖怪の暴走と恋愛関係の縺れ。これらの事件を経て主人公たちが上記の結論に至るかというと正直疑問符が付きます。そも前者は作中でも理由が分からないので反省のしようがありません。
後者について。キスを受容しても恋仲にならないって当たり前なんですか?作中では勝手に盛り上がった優太と2人が悪いという形でしたが、正直私は秋がついていた悪態とほぼ同じ印象でしたよ。奈南に常識が無かったと。逆にキス≠恋人が常識なのだとしても、主人公たちの反省は上記ではなく、単に常識が無かった、女性経験が浅かった、となってしまう。どちらにせよ、このテーマの問題提起としては微妙と感じました。秋と諒のすれ違いも、お互い伝え合おうとはしているので反省点にはなりません。
総じて、伝えたいメッセージはハッキリしているのに、話が噛み合わないというのが私の感想となります。
ふれるが可愛い
すずめの戸締まりと同じ世界感でした。ミミズ=ふれるの糸、ダイジン=ふれる、という感じがした。結局人間はフィルターかけてたら一生分かり合えないというか、いつまでも他人のままですね。人とぶつかりたくないから本心言わない人は信頼関係生まれないかも。せっかくふれるがめっちゃ可愛いのになんだかストーリーが薄くて勿体なかった。私は同性目線であの2人の女子は嫌いです。特に大人しい方。あき君が言った通りどこまでも流されやすいからストーカーされるんだよw 傷つけたくないからキス受け入れてその気にさせるとか何この女って思った。最後あき君を好きになった理由を問われて、顔と身長。ってただの流されやすい面食いだった。
ふれると3人の友情にふれてきました
ふれる
人の事なんて誰もわからないものだけど、わからないからどう思うんだろうと考えたり話しかけたりするもの。でも家庭環境や時代の流れでコミュニケーションの取り方がわからないそんな時代なのかも知らない。ふれるは分かってしまういい事も悪い事も教えてくれたんだな。ふれるの気持ちを分かろうとする。そこに秋の成長が詰まって居た気がする。その気持ちを伝えたら嬉しいそして分かり合える気持ちが嬉しい。単純だけど気づかないといけない事。最後ふれるの目を見て涙がポロポロ出てきて自分でびっくり。感動しました。最後にバーのマスターに「秋くんちょっと大人になったね」って言ってもらった言葉にほっとしました。秋の声の永瀬廉くんの声の幅の広さに感情が高まりました!
ふれるに私もふれて頭の中の感想を言葉にして欲しい
「あの花」を見たときに、感想なんて思い浮かばなくて、込み上げる思いだけで泣いてしまった、ので……今回もそれをまた体験できればなぁと思い、ワクワクしながら席に着いたんですけれど、なんだろう?このモヤモヤは。
年をとりすぎて、もう、青春のドキドキ感が遠ざかってしまったのかなぁ、何も感じなかった、というのが正直な感想です。
取ってつけた感、絵に描いたような感、ご都合主義感で、ワクワク楽しみたいのに、残念感しか残らないような。でも、もしかしたら、心の中では言葉に表せないほど感動しているのかも、私は感動しているんだよね、ふれるー。
アキが海にカニを捕りに行くところで、ふれると出会うんですが、カニの絵がどうみても、サワガニっぽい。
海にいるならば、ベンケイガニか、イソガニか、イワガニ、絵の感じでいうと、クモガニが一番近い感じなんだけど、色はサワガニっぽいんだよなぁ。海にはいないのに。
私はサワガニが好きなので、海にはいないのに、って思ってしまったことが、最初からおや?ってフィルターがかかってしまったのかも。違うか。
ふれるは、動物でなくて妖精みたいな存在だとは思うけれど、主人公がずっと一緒にいたいって願うんですよね。
ペットを飼って、家族同然に過ごした人なら分かるとは思うんだけど、動物はたいてい飼い主よりも先に死んでしまう。
ふれるは動物じゃないから、飼い主がいなくなっても生きていけるだろうけど。
私が一緒に過ごしたハリネズミも、ふれるくらい長生きしてくれたらなぁと、思った場面は、うるっときました。ハリネズミのことを思い出したからなんだけれども。
もやもやしながら、エンドロールを見て、あぁって納得しました。
大事なことを教わりました
内容については言えませんが、コミュニケーションにおける大事なことをこの映画から教わりました。
観終わった後に誰もがこれからはこうしようと気持ちが良い方向に変わるのではないでしょうか。
もちろん老若男女問いませんが、特に学生の方に観てもらいたいなぁと思いました。
主演3人とも上手かったですが、特に永瀬廉くんは心情の変化を声のみで伝えるのが上手でした。引き込まれました。
BLに振り切った方が良かった
一度ふれる視点で観てみて。
リアルな人間関係を描いているので苦い思い出が蘇る人もいるかも。
思いを言葉にすること、大切な人のことを考え続けること(思いやる)ことを改めて大事にしたいなと思わせられる。
尚、ふれる視点で観るとふれるが愛おしくて仕方ない。最終形態もぜひ観てほしい。
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