ふれる。のレビュー・感想・評価
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本当の気持ちにふれる話
とある島の家庭環境が悪く人と話すことが苦手で、つい人に手を出してしまう主人公がある日見つけた不思議な生き物【ふれる】、同い年の島の子3人がふれるによって心で思っている事が分かり親友になり、大人になって島を出ても3人でシェアハウスをして住んでいる。
状況は特殊ですが、まぁ、どんなに分かっている相手でも実際には何を考えてるなんて分からない、だからこそ相手を想い、相手に伝わるようにコミュニケーションは大切だよなと思う作品です。
ただ、作品を追うごとに昔あったみたいな地域感などはなくキャラも特徴的な物が無くなって来たなぁっと少し物足りなさを感じました。
あ!あのストーカーされた女の子だけはちょっと気に食わなかったです!
可哀想なのかも知れませんが気になってる相手が主人公なのにその友人と雰囲気だけでキスするとかあり得んだろと思いました。
「ふれる」の存在意義とは?
 俳優陣の良さ、及びYOASOBIの素晴らしく集約された歌詞とメロディに期待をし、胸を弾ませ鑑賞しました。
 鑑賞した日は内容に納得ができないことばかりでしたが、翌日になり全体の流れを自分なりに考えてみたらある程度は落ち着きました。
 自分なりに考えた全体の流れですが。
 秋は極度な口下手で幼少期は友達が出来なかったが「ふれる」のおかげで2人の友人が出来た。秋も話せるようになってきたが、大人になりそれぞれの黒い感情も大きくなり、友人同士で衝突するようになってしまった。
 「ふれる」はアンチブロック機能も追いつかなくなり時折様子がおかしくなったり一晩家を開けたりするようになる。心を伝える力が作用しないことも多くなり秋達は勘違いしてすれ違い。(島の師匠は、「ふれる」に頼りすぎると大変なことが起きる、という内容をしっかり伝えず寝てしまう)。
 秋達は互いに考えが伝わって居なかったことに自分達で気づき、自分達の言葉で伝えることの大切さを自覚。
 〈「ふれる」の力は要らない?〉という気持ちが「ふれる」に伝わり、「ふれる」は暴走。口下手だった秋が「ふれる」に心をしっかり伝える。手袋をしないといけないほど痛かった「ふれる」のトゲ(終盤では糸で、人に気持ちを伝える力)は抜け落ち小さくなった。もうこの力は必要ない。共同生活の家は引き払い、「ふれる」は秋に付いていった。
 かな、と思っています。
 「自分の言葉で伝える大切さ」というキャッチコピーは納得したのですが、考えがぐるぐると回ってしまい、複雑な気持ちになります。
 キャッチコピーからも、【力も含めた「ふれる」の存在意義を否定している映画】でもありますよね…。ふれるの力は要らなかった。3人の意思疎通を邪魔していた。
 もっと、【「ふれる」そのものの存在意義があるポジティブな方向に持っていって欲しかった】。それかいっそ、「ふれる」を誕生させないで「不思議な力があって...」という程度の話にしてほしかった。
 と思いますが、力がなくなったと思われる「ふれる」はイチ生き物として秋に付いていったので、今後は普通の生き物として必要とされ、可愛がられるのでしょう。
 この終わり方を見れば一応、存在を否定しているわけではないと言いたいのでしょうが。
 そもそも、「ふれる」の存在が薄いように思いました。
 「ふれる」と築いた関係性は冒頭に描かれますが、台詞もなく音楽だけでただ流されるだけですし、その後も「ふれる」との愛情を感じさせる触れ合い場面はあまりないため、最後に「ふれる」が泣く程の深い関係性はあまり感じられませんでした。
 事が大きくなる決定的発端となった秋と諒の屋上の場面でも、わざわざ「ふれる」の力を使う意味もよくわかりませんでした。優太も居なくて2人だけ、そのまま内緒話ができるのに、しかもお互い言いたい事は一言だけなのに。
 日頃から夕飯のメニューを決めるだけの簡単なことに「ふれる」の力を使うことにもそもそも疑問でしたが、決定的発端に至る理由が弱すぎると思いました。
 「ふれる」の暴走場面も支離滅裂に感じました。せめてそこで「ふれる」と3人で過ごした思い出の島の風景とかが映し出されれば「ふれる」の悲しみも「ふれる」の涙ももっと理解できて感情移入出来たのに。
 思うところはまだいくつもありますが、最後に。魅力的なキャラが1人も居なくてむしろ引く部分が多かったのは致命的で残念でした。
言葉に出さなきゃ伝わらない
前半と後半の温度差
今の時代こそ観てほしい
決してBL映画じゃぁありませんよ。
島で生まれたアキ君は口下手で口より先に手が出るタイプ。子供の時に独りぼっちだったけど奇妙な島のハリネズミの様な妖怪(?)「ふれる」を見つけ、その力によって仲良くなりたかったリョウ君とユウタ君と友達になり、その友情は大きくなっても続いていた。
「ふれる」の力はしゃべらなくても当人同士の手を触れるだけでお互いの考えていることが理解できるという力。
東京に出てきた3人は一軒家を借りて同棲し、アキ君はバーテンダーのバイト、リョウ君は不動産屋に就職、ユウタ君は服飾の学校とそれぞれの生活を営んできたけれど、ひょんなことから知り合った2人の女の子ジュリちゃん、ナナちゃんも共同生活に加わって...
案の定、野郎3人に女の子2人が加わると野郎どもが勝手に墓穴を掘り、長年築き上げてきた友情にも女の子たちとの生活にも亀裂が入りはじめ、
また、今まで便利だと思っていた「ふれる」の力には大きな秘密が隠されていた...
「とらドラ」以降、監督:長井龍雪さん、脚本:岡田麿里さん、キャラデザ:田中将賀さんの、3人トリオの作品はずっと追いかけていたけれど、今回は野郎3人がメインということでどうかなぁ?なんて思ってましたが、すごく良かった。
特に、女子2人がかわいくて、特にジュリちゃんは見た目はキツそうなギャルだけど性格はすごく良くて、ありゃあアキちゃんでなくても惚れちゃうよね。
公開2日目の朝一で観てきたんだけど、正直、観客の入りはすごく悪かったように思える。
制作がCloverWorksで作画や動画は完璧なんだけど、男三人を前面に出し過ぎていて、(BL腐女子さんいらっしゃいってな感じが前面に出てて)女の子2人を加えた5人の友情(あの花的な)ってな感じで売り出した方が良かったかもしれないですね。知らんけど。
リアルとファンタジーの融合
ふれる。
美しい風景
映画を見て
私自身、話さずとも自分を理解してくれてた幼馴染に囲まれてた学生時代から、初対面の人ばかりの社会に出た時にかなりしんどかったので、秋たちの気持ちに共感するところもありました。
きっと誰しもだれかに共感するところのある作品だと思います。
正直、初回はもう少し3人の前向きな気持ちの変化をゆっくり見れたら良かったなとも思いましたが、2回目みると、その変化すらすんなりうけいれられてました。
そして映像が電車の広告や細部までこだわっておられてて、後半はファンタジー要素もあってアニメならではの良さも味わえました。
そしてふれる。がとにかく可愛くて可愛くて。
サラーと見るのではなく、この映画から自分はどう思うのか、そこまでが大事な作品なのではないかなと思いました。
ふれる
こころって自分だけのものだから一人ならば平穏のまま
誰かのこころにふれるのはとても痛いしすれ違いや誤解、マウントや罵詈雑言とてもじゃないけど全てこころにいれるのは無理で
ふれるが全て緩衝役になっていたから平和でいられたけれど
あー難しいね
伝えることって難しくて
この作品を伝えようとしたときにまずそこにぶちあたるのが面白いかもしれない
見た人の感想はおおまかな事は一緒だけど各々の感性に左右されるし語彙力も加味されて恐らくバラバラな評価になると思う
面白い面白くないの基準もそれぞれだしな
夢の続き?ともまた違うモラトリアムとも違う、大人の仲間入りおめでとう、なのかな
祝福、かな
エヴァのアニメ最終回おめでとう?ありがとうだったかなを思い出した
また感想書きにくるかも
不思議な作品だった
ふれるは一周回ってかわいい愛らしくて帰りにクレーンゲームしてきた
映画に「ふれて」それぞれ感じて
リアルなファンタジー
わたし寂しかったんだな
誰にも心当たりのあるもどかしさ
青年たちの心理を描いた文学作品だなと思いました。誰にも心当たりのあるもどかしさ、あらためて大切にしたいことを思い出させてくれました。ふれるってほんと大切ですね。緊張の場面があったり、後半の展開が想像外で、ストーリーも楽しめました。ふれるがストレートな言葉を発したりしないところもよかった。声優たちの静かでかつ熱い演技も画像とともにグイグイ入りこんできました。細かい描写の絵も素晴らしく特に冒頭のせせらぎはいっきに引き込まれました。
疾走感と緊張感、たまに笑いがある
昨日、映画館で観てきました。新鮮な設定だったので展開が予想できず、...
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