ふれる。のレビュー・感想・評価
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食欲はそそられるが、共感できない
ファンタジーに寄りすぎだし、共感できる登場人物がいない。
食べ物のシーンは、えげつなく凄い。匂いが漂ってきそうで、めちゃくちゃ食欲が刺激される。こんなに美味しそうな朝食付きだったら共同生活していいかも。
触れるだけで意思疎通ができるなんて便利なようでデメリットも多い。わかりきったことをストーリーにするのは無理があったかも。
ふれるよかったね
母からチケットをもらって鑑賞しました。主人公が同じ年代なのでより感情移入してしまいました。
どちらかと言うと私はふれるの気持ちをずっと考えて観ていました。ふれるは可愛くて健気。人の気持ちはつなげるけど自分の気持ちは伝えられない。棘のせいで人に抱っこもなでなでもしてもらえない。なのに人のために負の感情を全て自分の身体に棘として吸収して幸せになってもらおうと頑張るんですよね。でも結局はふれるの力は人をダメにしてしまう。…ふれる切ないね😭
でも主人公達を優しい気持ちにさせたのはふれるの力ではなくふれる自身の存在だったんですよね!
それに気づいた秋の心の叫びはめちゃくちゃジーンとしました。ふれる嬉しかったよねよかったね😭
棘となっていた負の感情達がブワッと放たれて本来の?ふれるに戻った赤ちゃんみたいなふれる!めちゃくちゃ愛おしくて可愛かった!
「分かり合う」ことと「仲良くなる」ことは別のこと
相手に触れると考えていることが分かるという「ふれる」の能力だが、それが通じるのは3人の仲間の内だけ(他の人に触れても考えは分からない)だし、同居を始めた女性たちも、当然、「ふれる」と触れ合っているはずなのに、能力が身に付かないのはどうしてだろうと、「ふれる」に関するルールが分からなくてモヤモヤしてしまう。(能力は、「ふれる」が選んだ人間にしか付与されないのだろう。)
よくあるラブコメのような男女5人での共同生活にしても、見事な「五角関係」になって瓦解するのだが、だったら、何のための「ふれる」だったのかとも思えてしまう。
それで、主人公は、静岡のレストランで働くことを断り、今のバーテンダーのバイトも辞めてしまうのだが、仮に、自分のコミュニケーション能力の低さに嫌気が差したのだとしても、これから何がやりたいのかが不明で、まったく訳が分からない。
物語の鍵となると思われたストーカー事案も不完全燃焼で、男性陣がストーカーの正体に気付くくだりも、それまで、女性陣と「ストーカーって誰なの?」みたいな話をしていなかったことには違和感しか覚えない。
そもそも、「相手の心が読めると、互いに仲良くなれる」という設定には疑問を感じざるを得ず、「相手の本心を知ると、むしろ喧嘩になるのではないか」と思っていたのだが、これについては、「不和の元になるような考えにはフィルターがかけられる」というルールが明らかになって、ようやく納得することができた。
ただ、そんな都合の良い能力で仲良くなっても、それは「偽りの友情」に違いないし、実際に、色恋沙汰のせいで3人の関係がギクシャクしてしまったのは、当然の帰結と言えるだろう。
結局、3人は、「ふれる」がいなくても、自分たちは親友になっていただろうと確認し合うのだが、それだったら、わざわざ「ふれる」という謎の生物を登場させて、ファンタジーにする必要はあったのだろうかという根本的な疑問も残る。
さらに、3人が「ふれる」は必要なかったと気付いた後に、へそを曲げた?「ふれる」が暴走するシークエンスは、単に、アニメとしての見せ場を作りたかっただけのように見えてしまい、それこそ「必要なかった」と思えてならない。
いずれにしても、「人と人とが分かり合おうとする時に、不思議な力は必要ない」ということと、「すべてを分かり合わない方が、人と仲良くなれる時がある」ということが、この映画から受け取った最大のメッセージと言えるだろうか?
期待しすぎないほうがいいかも
友情の敵は恋愛、という話。 青春三部作が、あの花以外はイマイチだっ...
ふれる。の存在意義がわかって納得した。
トゲ
永瀬廉が濃い
アニメを映画館で観たのはいつ以来だろう。
パートナーの推しが声優をやっているので見に行きました。劇場でアニメを観たのは、子どもと観た「君の名は」以来。同じように、東京の街がリアルに描かれていて、ヒットしたら「聖地」とやらになるのかな。
物語も良くできていて、気持ちよく観ることができました。尺も丁度いい。映像もどぎつくなく、淡い感じでキャラクター達の心情にも寄り添っていました。それだけに、あまり意外性はなくて「あ~。そうなるんだろうなぁ。」と。個人的には、劇場まで観に行くものなら、もうひと工夫あったらなぁって感じでした。
でも、声優達の推しの人は、是非。アニメのキャラと中の人のキャラのギャップがなかなかのようです。それを知らない私が観たのが大間違いなんでしょう。
ふれる。…
不思議な生き物『ふれる。』をメインに幼馴染3人によるドタバタ劇!ふれる。が、かわいすぎて自分が飼っているワンコとだぶるぐらいでした。3人に感情移入でき、恋愛に、就職などのドタバタ劇とふれる。が…絡み合い有意義な映画です。最後は、それぞれの道に…。
はからずも泣いてしまった
最近、あまり人とふれ合わずに生きているからか色々考えさせてくれた。子供時代からの友達のと向き合い方を映画を観ながら思って気がつくと泣いていた。また観たらどんな風に感じるかと思うとまたすぐ観たくなった。SNSという顔の見えない世界で人を罵倒する事の悲しさをあらためて思った。
お互い都合の良い関係はすぐに壊れる。負の感情も含めての人間なのだ
痛みや傷でさえ一つの絆
映画館告知で毎回流れてるしたまに見るテレビCMもやってるし気合い入ってるなーと思い永瀬廉くん目当てで見に行きました
ストーリーはよくあるというか淡々とギスギスと進んでいった感じで特に心には残らずでした…
それぞれの成長したところがあればカタルシスもっとあったのになー なんて
三人の子供の頃というかバックボーンがもう少しあれば大人になってからの行動がコイツはそうだよなってなったかも
ただ…!ふれるのモフモフトゲトゲ具合が妙にハマってしまって可愛い!と思って見てました(笑)
ラストのとこでのふれるの涙に不意にコチラも泣いてしまいました
今まで感情がわからない謎めいたキャラだったのでそのギャップに…
ふれるもおんなじこと考えてたんだ!(T_T)
永瀬くん声質がいいですよね 声優やっても上手いんだな〜と思ってみてました
料理描写は妙に気合い入ってましたね
どれも美味そうに見えました
所々に実在商品のカメラ目線ありましたが天気の子ほどじゃないので許容範囲かと(笑)
思いを伝えるって難しいですね!
一つの言葉でも言った側 受け取った側で異なる時もあるし
言ったら言ったで終わりじゃないですからね
そういうこと改めて思い知らされましたー
本当の気持ちにふれる話
とある島の家庭環境が悪く人と話すことが苦手で、つい人に手を出してしまう主人公がある日見つけた不思議な生き物【ふれる】、同い年の島の子3人がふれるによって心で思っている事が分かり親友になり、大人になって島を出ても3人でシェアハウスをして住んでいる。
状況は特殊ですが、まぁ、どんなに分かっている相手でも実際には何を考えてるなんて分からない、だからこそ相手を想い、相手に伝わるようにコミュニケーションは大切だよなと思う作品です。
ただ、作品を追うごとに昔あったみたいな地域感などはなくキャラも特徴的な物が無くなって来たなぁっと少し物足りなさを感じました。
あ!あのストーカーされた女の子だけはちょっと気に食わなかったです!
可哀想なのかも知れませんが気になってる相手が主人公なのにその友人と雰囲気だけでキスするとかあり得んだろと思いました。
「ふれる」の存在意義とは?
俳優陣の良さ、及びYOASOBIの素晴らしく集約された歌詞とメロディに期待をし、胸を弾ませ鑑賞しました。
鑑賞した日は内容に納得ができないことばかりでしたが、翌日になり全体の流れを自分なりに考えてみたらある程度は落ち着きました。
自分なりに考えた全体の流れですが。
秋は極度な口下手で幼少期は友達が出来なかったが「ふれる」のおかげで2人の友人が出来た。秋も話せるようになってきたが、大人になりそれぞれの黒い感情も大きくなり、友人同士で衝突するようになってしまった。
「ふれる」はアンチブロック機能も追いつかなくなり時折様子がおかしくなったり一晩家を開けたりするようになる。心を伝える力が作用しないことも多くなり秋達は勘違いしてすれ違い。(島の師匠は、「ふれる」に頼りすぎると大変なことが起きる、という内容をしっかり伝えず寝てしまう)。
秋達は互いに考えが伝わって居なかったことに自分達で気づき、自分達の言葉で伝えることの大切さを自覚。
〈「ふれる」の力は要らない?〉という気持ちが「ふれる」に伝わり、「ふれる」は暴走。口下手だった秋が「ふれる」に心をしっかり伝える。手袋をしないといけないほど痛かった「ふれる」のトゲ(終盤では糸で、人に気持ちを伝える力)は抜け落ち小さくなった。もうこの力は必要ない。共同生活の家は引き払い、「ふれる」は秋に付いていった。
かな、と思っています。
「自分の言葉で伝える大切さ」というキャッチコピーは納得したのですが、考えがぐるぐると回ってしまい、複雑な気持ちになります。
キャッチコピーからも、【力も含めた「ふれる」の存在意義を否定している映画】でもありますよね…。ふれるの力は要らなかった。3人の意思疎通を邪魔していた。
もっと、【「ふれる」そのものの存在意義があるポジティブな方向に持っていって欲しかった】。それかいっそ、「ふれる」を誕生させないで「不思議な力があって...」という程度の話にしてほしかった。
と思いますが、力がなくなったと思われる「ふれる」はイチ生き物として秋に付いていったので、今後は普通の生き物として必要とされ、可愛がられるのでしょう。
この終わり方を見れば一応、存在を否定しているわけではないと言いたいのでしょうが。
そもそも、「ふれる」の存在が薄いように思いました。
「ふれる」と築いた関係性は冒頭に描かれますが、台詞もなく音楽だけでただ流されるだけですし、その後も「ふれる」との愛情を感じさせる触れ合い場面はあまりないため、最後に「ふれる」が泣く程の深い関係性はあまり感じられませんでした。
事が大きくなる決定的発端となった秋と諒の屋上の場面でも、わざわざ「ふれる」の力を使う意味もよくわかりませんでした。優太も居なくて2人だけ、そのまま内緒話ができるのに、しかもお互い言いたい事は一言だけなのに。
日頃から夕飯のメニューを決めるだけの簡単なことに「ふれる」の力を使うことにもそもそも疑問でしたが、決定的発端に至る理由が弱すぎると思いました。
「ふれる」の暴走場面も支離滅裂に感じました。せめてそこで「ふれる」と3人で過ごした思い出の島の風景とかが映し出されれば「ふれる」の悲しみも「ふれる」の涙ももっと理解できて感情移入出来たのに。
思うところはまだいくつもありますが、最後に。魅力的なキャラが1人も居なくてむしろ引く部分が多かったのは致命的で残念でした。
言葉に出さなきゃ伝わらない
前半と後半の温度差
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