「ちゃんとしたいい映画」ふれる。 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
ちゃんとしたいい映画
2024年劇場鑑賞251本目。
何か言おうとしたら言葉が出なくなって、手が出ちゃう子が、その島に伝わる「ふれる」という妖怪に出会ったことで、触っただけで相手と考えていることが共有できるようになり、それがきっかけで二人の友達ができて、そのまま大人になって一緒に住むことになったという導入です。
ポスター見て最初BLものかと思いスルーしようと思っていたのですが、予告でそうじゃないっぽい気もしたので(捨てきれてはいない)一応観ることに。
思ったことを口に出さなくても伝えられる、という能力が絶妙で、便利そうで実際は口に出せば済む話というのもあり、触れて伝えるということは相手に伝えたくない事まで伝わってしまうリスクがあるということはこの映画で重要なファクターになっています。
キャラデザが90年代か?という感じもしましたし、男女が一軒家でシェアハウスという状況でテラスハウス状態になっちゃっているのがあれでしたけど観ておいて損はない作品ではないでしょうか。
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