「自分の気持ちは言葉に出して相手にちゃんと伝えましょう」ふれる。 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の気持ちは言葉に出して相手にちゃんと伝えましょう
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同じ島で育った幼なじみの小野田秋、祖父江諒、井ノ原優太の3人は、20歳になっても親友同士で、島を出て東京に一軒家を借り共同生活を送っていた。秋はバーでアルバイト、諒は不動産会社の営業、優太は服飾デザインの専門学校へ進学、と進路は別々だったが、島から連れてきたハリネズミのような、ふれる、が3人を結びつけていた。お互いの身体に触れるだけで相手の心の声が聴こえてくるため3人の心はつながっていて、そんな関係がずっと続くと思っていた。しかし、ストーカー被害に遭っていた奈南と友達の樹里と一緒に5人での共同生活が始まり、また、ふれるには実は相手に不都合な思いは伝えない、という能力を持っている事がわかり・・・さてどうなる、という話。
本作で言いたいことは、ふれる、のような存在が居ても居なくても、自分の思っていることは言葉に出してちゃんと伝えましょう、という事なのだろう。
自分の思いは言葉に出さなくても伝わっていると思い込み、言葉に出さない生活をしてると、だんだんと相手の気持ちがわからなくなる、という事はよく有る事で、それは良くないよ、と言われてる感じがした。
絵は綺麗だし、ストーリーもまぁまぁだし良かったと思う。
そして、口下手な秋役の永瀬廉をはじめとして、坂東龍汰、前田拳太郎、白石晴香、石見舞菜香も良かったし、その他にも有名な声優(津田健次郎、豊崎愛生、水瀬いのりなど)が多く参加されてて、て豪華だなぁ、って思った。
主題歌、YOASOBIのモノトーンも良かった
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