「怪盗キッド好きにはたまらなかった!」名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ) にーさんの映画レビュー(感想・評価)
怪盗キッド好きにはたまらなかった!
長年コナンが好きで、久しぶりに「まじっく快斗」から見直していたところで映画が公開されたので、観てきました。逆にいうと、これまでのコナンと怪盗キッドの話を見ていない人にとっては、登場人物や話が複雑な気がしました。
まず、「まじっく快斗」のアニメのラストはもしかして怪盗コルボーって父さん(黒羽盗一/初代怪盗キッド)?生きてたの?って怪盗キッド(黒羽快斗)が思うところで終わっていました。
今回の映画ラストで盗一は変装(ということは黒羽親子は変装同士で共演していた!!怪盗キッドが変装するには共演してるし無理だよなぁと思っていたので、まさかだった。)を解いて顔を出したこと、さらに新一の両親の話で連絡を取り合っていたことがわかり、快斗の父は生きていて、なおかつ優作と盗一が双子であり、新一と快斗が従兄弟であることもわかりました。この点を本人たちはどういう経由で知り、変化があるのかはこの先のコナンで気になるところです。ラン、コナンたちと青子は挨拶をしている場面があり、青子が、小さい頃の快斗とコナンが似ていると呟いてもいるので、今後の関わりが楽しみ。
ついでに、最後の新一の両親の話で、盗一から優作に錆びた刀が送られていたということだったので、いつのまにか無くなっていたという刀は初代怪盗キッドかコルボーの仕業だったということか。笑
やはり新一と快斗の両親はそれぞれ上をいっているな、と今回も思った。
中森警部は怪盗キッドを追う警部で、その娘が青子。その幼馴染が快斗。怪盗キッドは打たれる中森警部を必死で守ろうと、トランプ銃で阻止しようとしたり、警備員に変装して青子と、警部の様子を見守っていたり...。
ラストシーンでは平次を助けて後押ししたりと...
キットの優しさが溢れていた。
ひとつ面白かったのが、キッドが沖田に変装するものの、京都弁が下手。思うに、コナンが服部と2回目に会った時にコナンは服部を眠らせ変声器で推理するが、すごい下手な関西弁だったから、2人とも関西弁が下手ということなのだろう。
刀の話は推理的な部分が多かったように感じたけど、最後になるにつれてテンポアップしハラハラさせられた。
できれば、内容を分かった上でもう一度見に行きたいな、と思う。