「綺麗な絵や迫力ある殺陣が記憶に残る作品。」名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ) umekaoruさんの映画レビュー(感想・評価)
綺麗な絵や迫力ある殺陣が記憶に残る作品。
クリックして本文を読む
私にとって初めてのコナンシリーズの映画でした。
良かった点としては迫力のあるシーンが多かったことです。
普段のテレビアニメと比べてやはり映画ということで、戦闘シーンなどとても迫力があり、アングルが目まぐるしく変わるさまはとてもよかったです。
一方で、2点ほど微妙な点もあり今回の評価とさせていただきました。
一点目は現実空想の世界を行き来しにくかったことです。
アニメである以上一定程度ラインを引いてコナンのシュートやスケボーなど楽しんで観るべきとは思いますが、へたに函館山や五稜郭が出てくる分、街中であれほど銃が出てきたり飛行機の上での戦闘のシーンにおいて現実世界を思い浮かべてしまい、そのアニメの世界を上手く楽しめませんでした。
もう一点は推理についてです。映画の尺の都合上いる組んだ難しい事件にしなければいけないというのは分かりつつも、場面が変わりすぎていて、もう少しトリックにこだわったり一つのなぞについて深堀してもよかったのではないかと思いました。ころころ変わる場面や分かりやすい伏線が一直線的に映画のストーリーとして描かれて入れ少し退屈気味でした。
以上少し厳しめの評価ではありますが、自分が住む北海道ということで楽しめましたし、次回作もぜひ見に行きたいと思いました。
コメントする