「「江戸川コナン、探偵???さ」」名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ) ヘラヘラさんの映画レビュー(感想・評価)
「江戸川コナン、探偵???さ」
酷い、、、
最後の方に表面上だけの「良いシーン」を作ろうとしていたが、平次と和葉がいい感じになってキッドが活躍すれば良い映画になるでしょ感がすごい。視聴者舐めてる。
映画だし、緩急をつけるためにアクションも大いに歓迎だけど、工藤新一の原点であるシャーロックホームズより日曜の朝に放送してるヒーローものに近づいちゃうのはどうなのよ。
アクションの質も微妙。身体能力や剣の技術に任せるだけ。そもそも身体能力がリアルとかけ離れすぎ。ブルーロックの方がまだリアルだわ。剣術なら何か心理戦があっても良いし、その環境に合わせた戦い方を取り入れるべき。飛行機の上でも最初の剣道大会も僕には同じ剣道にしか見えなかった。人が変わったから少しレベルが上がっただけ。折角和葉を取り合って勝負するシーンが前半にあったのだからそこで伏線貼るとかできなかったのか。
ここからが1番酷いと感じた所だが、今回のコナンや平次は果たして「探偵」だったのか。
サスペンスドラマによく出てくる頭がキレて勇敢な刑事とあまり変わらなかったのではないか。
そもそも事件の内容が渋すぎる。
基本的に立ち止まることはなく、コナンと平次とキッドの3人で勝手に先に進んでいく。視聴者サイドとしては犯人側の人物の説明もままならないままコナンと平次が顔を見合わせただけで次のポジションに移動してアクションシーンになる。訳がわからない。関係ない人も出さないで欲しい。ややこしい。ヘリコプターからの援護は必要なのか?
博士たちを呼んだのも必要か?スケボーなんていつもカバンに入れとけよ。
推理始めたかと思ったら弁護士殺害の話。正直誰が殺してたって変わらん。結局、お宝探しレースなのだから。
で、最後は内容に関係ない優作に話させて視聴者の満足感を卑怯な手で高めようとしている。