「怪盗キッドと服部平次とコナンが主人公」名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ) おーしょーさんの映画レビュー(感想・評価)
怪盗キッドと服部平次とコナンが主人公
今作は予想通りキッドと平次とコナンが主役の映画だった。と思いきや、悪者が3組でてきてキャラが多すぎて混乱してしまった。そして事件の難しすぎる解決とそれを解く時間の短さ。これでは作品での内容を理解する前に本編が終わってしまう。博士や哀ちゃん達が出てくるのかな?と思っていたらアクションシーンからの繋ぎできたからこのテンションで!?となった。その上博士がクイズ出すって言うたのにまさかのスルー。いや…コナンの映画で博士のクイズって意外とウケるのよ?つっこんであげてよ。とまあ色々ツッコミたくなるシーンがたくさんあるのだが。ここで最終盤について予め感想を書いておくが、正直興覚めである(想定はしていた)。聖が和葉の可愛さに惹かれ好きになるシーンがあったのも加え、今作の和葉の可愛さは歴代映画での和葉を超えていた。蘭に連れられてきた100万ドルの夜景がみることができるという場所へ(100万ドルと云う名は映画のために付けたようなものだろ?と思っていたが後で調べたらちゃんと意味があった)(ファンならば聖地巡礼として訪れる人は多くなるだろう)行くことになり、そこで平次が和葉に告白をするんだと思っていた。だが、、そのときになり平次が和葉に「俺にはお前を好きになる動機がない」という。まあわかるよ?でもさ、迷宮の十字路で初恋の相手が和葉やと分かったんやから、「和葉、お前が俺の初恋やったんや」って言えば良かったろ!? まあ和葉の正面映像が映し出されて泣いているのが分かって「ああ平次の告白に嬉しくて泣いてるんやろな」って思ったよ。いやそうであってくれても良いよ!って思うほどに。aikoの主題歌が流れ、この曲平次和葉に合ってないなあって思いつつEDが終わり、平次が聞いたら「なんも聞こえてへん」って言うやん。なんやそれ、そんなことだろうとは思ってたけどさ、、黒鉄の魚影ではコ哀のキスや手をつないで浮上というやりすぎとまで言える最高のシーンがあって盛り上がったのになんやこれ。映画だからこその特別シーンあると思ってたのに無しかい。一連のシーンが終わり、川添刑事の真実が明かされるが、これはなんとなくあると思ってたけど、まさか作中ずっと盗一さんが演じてたなんて驚きだったよ。これするくらいなら和葉と平次のカップリング化もしてくれてよかった(名探偵コナンの映画なのだから本編である平次和葉が優先じゃない?)と思う。これならビッグベンで新一が蘭に告白したシーンや清水の舞台で蘭が新一にキスしたあのシーンを凌駕できると思ったのに。正直、何がメインの作品だったのか分からなかったし、ミステリーも難しすぎて分からんかった。世紀末の魔術師の方が面白かったし、脇役も目立ちすぎず良かったと思う。見終わった直後は4.5くらいだったけど、色々整理したら4.0まで落ちて、いろんな人たちの感想や意見を参考にしたら共感できるところがたくさんあって3.6まで下降しました。