「物理法則ガン無視」名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ) サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
物理法則ガン無視
前作「〜黒鉄の魚影」から一転。本作は完全なるファンムービーだった。いやぁ...ごめんなさいね。コナン超絶初心者なので、テレビアニメ、歴代の劇場版を追いかけ続けている人が大興奮するであろうネタが全く分かりませんでした...。
でもさぁ、やり過ぎじゃない?ファンの多い怪盗キッド、服部平次がメインの回であり、せっかくの劇場版だからこれまでの要素を詰め込んだり伏線回収に全部振りしたくなる気持ちも分かる、分かるんだけど、ここまでやると見せたいのはストーリーじゃなくてサプライズじゃないか。それ抜きにしても、ミステリーなのに展開早すぎるし、ご都合主義過ぎるし、種明かし雑すぎないですかね?
前作の何が面白かったかって、コナン主軸かつ灰原哀の過去を描いた物語だったからで、ドラマティックやカタルシスのない本作は申し訳ないけど、ファンじゃなければ楽しめる要素が全くない。
自分勝手なのはコナンあるあるだからグッと我慢したとしてもよ、いくらアニメだからって飛行機の上で戦闘なんて有り得ないし、ハッキリ言って面白くないっ!「ミッション:インポッシブル フォールアウト」の冒頭のイーサン・ハントを見てみろよ!風と空気圧でしがみつくのに必死じゃないか!ロープウェイもやばいだろ本当に!!!
...取り乱してしまいました。すいません。でも今回も、前半の推理はちゃんと面白かったんですよ。なのに、急に適当になって周りの登場人物がポンポン助言してくれるもんだから...ねぇ笑 それになんじゃ最後の宝は。怪盗キッドという変装の達人が居るおかげで救われすぎている、お粗末な脚本の作品でした。来年からどうしよっかな、笑
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