Renaissance: A Film by Beyonceのレビュー・感想・評価

デスチャ時代からの古参ファンです。
本日最終日に見てきました。
日本での公演をしなくなり、なかなか海外までライブに見に行くことが出来ず、今回の映画を楽しみにしてました。
映画の中で、ビヨンセが私ももう42よ！と話をしてましたが、40代か～と思うのと同時に、私もビヨンセと共に歳を重ねてきたのだと感じました。
いつも私の人生にビヨンセの曲があり、どれだけ励まされ、力をもらい、時には恋した気持ちを代弁してもらったか(逆もあり)！
このツアーが始まってからYouTubeでどんな感じかは知ってはいましたが、やはり映画のクオリティは凄かったです。セットリスト全てを使ってはいませんでしたが、今回のツアーがどういうライブにしたかったかを説明するには十分かと思います。
若い時のビヨンセはそれはもう一所懸命で、がむしゃらで、ある意味こちらも力んじゃうようなそういうパフォーマンスが多かった気がしますが、だんだんと力が抜けていき、等身大の自分でありのままに楽しむという気持ちが今回のライブでよく出ていると思いました。
もちろんそこまで辿り着くのにどれだけ大変だったかも、本人のコメント含めよくわかりました。
黒人で、女性で、色々なネガティブなことを歌やライブで昇華し乗り越えてきた彼女を、今もまだ応援出来ることをただ嬉しく思います。そして、彼女がその気なら50代60代になってもQueen Bとして表舞台に立って私たちを鼓舞していただきたいです。

私が行った映画館は残念ながら応援上映はされておらず残念でしたが、もしまた上映機会があったらぜひ1部ではなくもっと多くの映画館で応援上映をしていただきたいです。その時はミラーボールのようにキラキラした服を着て、ビヨンセと一緒に今を生きてることに喜び、歌い明かしたいです。
願わくば、日本にライブに来て！Queen B！！