パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツのレビュー・感想・評価
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美味しいフランス菓子の食べ歩きしたい(*´༥`*)♡
何か才能を持った人の驕りみたいな
フランス人のどことなく
お高く止まったイメージが(失礼w)
そのまま主人公になった感じで
幼少期の不遇を鑑みても
あまり好きになれないキャラだったので
大会で彼らが(仏)優勝した事よりも
日本が2位だった事の方が嬉しい(笑)←
パリブレストやスイーツを作り始める時の
演出がいちいち白々しいーっ🤣
もっと作るところや食べて幸せそうになった
お客さんの顔とかそういうのが
在り来りではあるけど観たかったかも
🧁🍰🍪🍨🤍
「ポトフ」の時も
感じたのですが、バリッとヌガーの割れる感じ、トロトロのチョコに混ぜられた舌にザラッとしそうなナッツやスパイス、チョコ皮を割ると流れ出すソースの感じ、この辺りは明らかに日本料理とかとは違う。正直、新しい味なんだろうと思う(食べた事ないですが)。
ヤジッドの幼少期と青年期の見た目が違って、時系列も行き来するので最初、とっつきにくかった。勝つと察しはついても最後は感動する、ロッキーに触れてたのも仲々的を射てると思いました。
思い出のチョコケーキ。
子供の頃から洋菓子作りの好きな少年がパティシエになり22歳のパティスリー世界選手権でチャンピオンになるまでの話。(実話)
母親に育児放棄され児童養護施設で育つヤジッド、食堂のバイトからホテルの見習いになりホテルの準シェフまでになるも、ちょっとイジワルシェフのせいでホテルの仕事をクビに…、以前ヤジッドの作ったパリ・ブレストが好物な人との再会で…。
本作観ての感想は国内ドラマ木村拓哉さん主演の「グランメゾン東京」を思い出した、パティシエ同志が話を詰め、何を作る、どう作るかを決め洋菓子を作るというよりかアートでした。
子供の頃に作ったチョコケーキ、その時母親は「何だこんな汚ない物」といって投げてたけど、母の危篤の際に当時と同じレシピで作ったチョコケーキを嬉しそうに食べる母の姿には涙。
あと、個人的印象深いのはヤジッドが子供の頃に出会ったピンクニットのお姉さんの谷間が何ともセクシーだし爆乳だしセクシーで、何だろマックで言うならビッグマック食わされた気分になった(笑)
才能は闘志、金を得れば失う
肝心の“味”を実感できないので、普段はあまり料理系の作品は観ないのですが…
予告編のおいしそうな演出に釣られて鑑賞。
正直、何を見ればよいのかよく分かりませんでした。
とにかく、出てくる人物がことごとく薄い。
実母、里親、施設の髭坊主やルームメイト、日本人シェフや意地悪シェフ、黒人の友達、ブシャールetc…
人と成りも関係性も描かないので深みが生まれない。
病に倒れただけで実母に差し入れを送り、意地悪シェフは悔しがるカットすらなく退場。
黒人の友達はいいヤツだし、会話も好きだったのでもっと見たかった。
スイーツに関しても、完成品やおいしそうに食べるカットが少なすぎる。
調理シーンはおいしそうではあるけど、スーパースローの演出が何かのCMみたいに見えてしまった。
おまけにクライマックスが氷像作成だと、一体何の映画だったのやら…(実話だから仕方ないけど)
生い立ちによる苦難も、パティシエとしての苦悩も描ききれていない。
努力の描写も居残り練習くらい。
そのため、妨害に負けず才能と人脈の運で成功しました、という印象になってしまった。
結局エンドロールでも里親との良好な関係は記されたが実母のその後は触れられず終い。
色々やってるけど、軸も核も感じられなかった。
「風味は3つまで、トップ•ミドル•ラストノートを意識しろ」と言った最初のシェフの言葉を作品にも活かしてほしい。
劇中のスイーツほど精密ではない物語は、若干パッチワークさが残る代物だった
2024.4.2 字幕 アップリンク京都
2023年のフランス映画(110分、PG12)
実在のパティシエ、ヤジッドイシェムラエンがパティシエの世界大会で優勝するまでの道のりを描いた自伝映画
原作はヤジッド・イシェムラエンの『A Starry Child’s Dream(2016年)』
監督はセバスチャン・テュラール
脚本はセドリック・イド
物語の舞台は、1998年のフランス・エペルネ
養父パスカル(パトリック・ダスマサオ)と養母シモーヌ(クリスティーヌ・シティ)に育てられたヤジッド(マーウェン・アルスケール、成人期:リアド・ベライシュ)は、育児放棄の母サミナ(ルブナ・フビタル)と時折会う関係を続けていた
ヤジッドは料理学校に通うパスカルの息子マチュー(フェリックス・ブロケード)の影響を受けて、お菓子作りに興味を持ち始める
彼は実母のためにスイーツを作ろうとして材料を万引きし、完成させて母に捧げるものの、母は一向に興味を示さなかった
それから十数年が過ぎ、ヤジッドはパリの高級ホテルの厨房に忍び込むことに成功する
そこのチーフ・シェフのマセナ(ジャン=イブ・ベルトール)の知り合いであると嘘をついて面接をクリアし、それがバレても開き直って、「実力で判断してください」とスイーツを作ってみせる
マセナはヤジッドの少年時代の憧れで
、彼はマセナの定番スイーツを再現してみせた
マセナは「荒削りだが筋はある」といい、彼を厨房に残し、それから丹念の時期を過ごすことになった
映画は、パリのレストラン時代から幼少期を回想する流れになっていて、パリ時代の後は「コート・ダジュール」というレストランでの修行シーンへと移っていく
この「コート・ダジュール」にて、友人のマニュ(ディコシュ)との出会い、のちにパトロンとなるムッシュ・ブシャール(パスカル・レジティミュス)との出会いがあり、コンクールで対戦する意地の悪いパティシエ・ジュリアン(エステバン)との絡みが描かれていく
彼はスイーツを作る際に集中し、周囲の音を掻き消す能力があるようで、それが分かりやすい演出として組み込まれていた
映画は、主にフランス大会、世界大会に向かうヤジッドの軌跡を描き、そこに到達するまでの人間関係や決意の変遷などを細かく描いているスタイルになっている
PG12の理由はよくわからなかったが、おそらくは幼少期の素行の悪さが原因で、施設暮らしも大概酷い生活をしていた
エペルネから180キロ先のパリのレストランに向かう中、バス停で寝泊まりしたり、野宿をしたりしているのだが、この辺りは自伝的な感じがよく表現されていたように思う
スイーツに関してもプロが監修しているので、めっちゃ美味しそうに思えるのだが、どれひとつ家庭で再現するのは不可能だと思う
世界大会の氷像を作る際に母が亡くなり、その亡霊のようなものが会場に来たり、それで作るものを変えたりするのだが、どの辺からが脚色なのかはよくわからなかった
スポ根系の成り上がり物語としては定番の流れだが、主人公の素行が悪すぎるのと、母親の毒っぽさがガチで引くレベルなので、なかなか共感しづらいキャラクターだったのではないだろうか
いずれにせよ、スイーツを目で堪能したい人向けで、成功物語として何かを得ようとする人にとってのヒントは少ない
彼の唯一の長所は「行動力と自信」であり、それを裏付ける「スイーツへの好奇心」と「鍛錬」と言うものがあるので、この過程を努力だと感じない人ならば、同じ目線に立てるのではないだろうか
個人的にはそこまでハマらなかったが、何を期待するかによって、満足度は違う作品なのだろう
物語の中身としてはそこまで濃密なものではないので、彼の物語のさわりを知りたいのであればOK
自伝本も出版されている(日本語訳があるかは不明)ので、興味のある人は読んでみても良いのかもしれません
フランス菓子好きにはたまらない映画!!
スイーツ好きにはたまらない映画!!
作り方や美味しそうなスイーツ、コンテスト、わくわくする。
彼の生い立ちは苦労の連続だが、屈しないのが素敵。
観て良かった。
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