「ケーキが食べたくなりました」パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ odeoonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ケーキが食べたくなりました
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主人公のヤズィード・イチェムラヘン氏は22歳の時、イタリアで開催された名誉あるジェラートワールドカップで優勝したフランスチームの一員でデザートコンテスト史上最年少の世界チャンピオンチャンピオンになりました、そんな彼の自伝的著書「A Boy With Stars in His Hands(星を掴む少年)」を映画化。
幼少期から里親のもとで育ち、週末はアルコール依存症の母親のもとで過ごした様子を詳細に描いています。また、母親の世話を受けている間に弟を亡くしたことや、パンを焼くという瞑想的な行為に彼が慰めを見出した様子についても触れています。
経済的に困窮し路上生活を余儀なくされた時期も、モナコのホテル・メトロポールをはじめとする一流店でパティシエとしての腕を磨きました。
「母のことで、そしてその他諸々で、日々の生活は本当に大変で、この世で唯一心地よかったのはケーキ作りだったんです」と彼は言う。
病床の母に贈ったのが子供のころから作っていたチョコレートケーキ、映画を観ていたら無性にチョコレートケーキが食べたくなりました。
コンテストでの氷像づくりも見事でしたね、てっきり味が勝負かと思っていたら氷像づくりも審査対象、パティシエには味覚だけでなく視覚的な芸術性も問われるんですね、過去、ホテル・ニューオータニの平田 浩一氏も氷像部門で優勝(2018年)していたそうです。
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