「光は誰でも苦手じゃね?」フィスト・オブ・ザ・コンドル Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
光は誰でも苦手じゃね?
一子相伝の必殺の戦闘術コンドル拳の手引書を巡る正式継承者の兄と、兄から全てを奪った弟の話。
インカ帝国がなんちゃらコンキスタドールがどうちゃらとあらすじ紹介&冒頭の説明であったけれど、どうみても中国拳法ですね。
しかもなんとオープニングで「前編」と来ましたよ。
どっちがコンドル拳よ?な黄色い道着の男と上半身裸の坊主マッチョとのバトルに始まって章立ててみせていくけれど、あれ?道場の師範的な爺さんはコリアンですか?そして何だか詠春拳モドキ?とか思っていたら、普通の戦いでコンドル拳は使っちゃダメって、バリバリ使ってましたけど???
とりあえず弟と確執があるのはわかったけれど、それが何でかは良くわからないし、ジャッキー・チェン的修行や弟にされたことなんかを回想でみせていくばかりでテンポが悪いしスッカスカ。
テンポが良ければそこそこ面白そうなんだけどね。
「前編」ってことでラスボスも中ボス確定だし。
後編がどんなものになるのかはわからないけれど、わざわざ2本立てにするほどの中味はないんじゃないですかねという感じ。
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