もしも徳川家康が総理大臣になったらのレビュー・感想・評価
全73件中、41~60件目を表示
ぼくがかんがえたさいきょうのないかく
今週は観る物がないので
あんまり興味なかったけど観賞
原作は未見だが
ビジネス小説のようだが
書いてる人は
歴史評論家でも政治評論家
でもないようである
「もしドラ」って昔あったが
あれも一時期妙に取り上げられて
当てはめが無理矢理すぎて
アニメも映画も悲惨なことになってて
もうみんな忘れてるが
こういうの好きな人がいるんだね
でどうだったか
まぁひどかった
野村萬斎の無駄遣い
左翼の妄想か?と思って
しまうほどの政治家の描写
AIって言えば何でも先進的に
見えそうっていう単純さ
外見も中身もスカスカの
歴史上の人物の人選に謎だらけのポスト
み〇ず学園のコスプレ?なクオリティ
歴史
政治
どちらにおいても中途半端で
観る必要なかったです
改めてエンタメ業界の
政治リテラシーはヤバい
と思いました
舞台は2020年
コロナ(まずこれまだ終わってないし
実名使用してるとこがもうバカっぽい)
の蔓延で閣僚が倒れてしまい
困った政権は最新のAIと3Dホログラム
技術を利用して歴史上の人物を
実体化させ1年限定で
コロナ対策などをやらせるという
じゃあ結局責任者誰やねんという
誰もが首をかしげる施策を行い
見た目上は家康信長秀吉の
戦国三英傑が蘇り
「偉人内閣」が発足
秀吉はNHK大河と同じ
竹中直人が配役されましたが
(土方歳三役で出てきた
山本耕史もそうだったか)
もう演じ方は忘れちゃってる感じ
野村萬斎の家康は見た目と声が
ややズレてる感じ
Gacktの信長はこれ上杉謙信・・
いやなんでもない
財務大臣の秀吉はさっそく
コロナ対策にロックダウンと
国民一人に50万支給を掲げ
賛否両論を招きます
そして歴史上の人物が閣僚に
収まっていくんですが
もうツッコみだらけ
総理大臣の家康に対し
江戸幕府が終わるきっかけを
作った坂本龍馬が官房長官
というのは悪い冗談ですが
AIはそういった遺恨はプログラム
されていないそうです
は?
もうそれ違う存在じゃん
まず既存の大臣役職に
当てはめていくだけってのが
発想が貧相すぎませんか
徳川綱吉も吉宗も将軍なんですから
吉宗は米の価格調整に
苦心しすぎて「米将軍」と
呼ばれたから農水大臣
あと「暴れん坊将軍」も
いじりますが滑り倒します
綱吉は富士山噴火や飢饉を
経験したからか厚生労働大臣
ですが特に何もなく
緒方洪庵にワクチンを作らせる
だけです
だ っ た ら 最 初 か ら
緒 方 洪 庵 が 大 臣 や れ よ
と誰もが思ったでしょう
北条政子は鎌倉時代に起こった反乱を
女性ながら鎌倉武士を演説で奮い立たせ
幕府の危機をを守った人ですが
なぜか総務大臣で特に掘り下げもなく
ロックダウンで暇な国民に向け
「政子の部屋」を放送・・
これがやりたかっただけだろ
そしてただひたすら寒い
外が酷暑だから
映画館も空調が効いてるけど
より一層冷えます
文部科学大臣は紫式部
法務大臣は聖徳太子
このへんはもうよくわかりません
そもそも大臣職って
省庁の編成から政治側が
その時代に応じた再編を行う
のであって既存の大臣に
あてはめるということ自体が
とんちんかんに感じます
そもそも省庁の役割とか
そんなに周知されてるわけじゃ
ないのに歴史上の人物を配置
してやらせるということ自体
全然両策に思いません
どうせなら偉人に応じた
特命大臣を作ってしまえば
いいのにと思いましたが
そこまで改変する気は
ないんでしょうね
AIプログラムってのも
流行りでやっただけ感で
重みがない
外務大臣の足利義満
(そもそもなんで義満?
明治期以降にいくらでもいるだろ)
が英語をペラペラしゃべるのは
AIだからなんでしょうけど
特に何の説明もありません
こんなふうにディティールが
いい加減でギャグも滑り倒す
苦痛でしかありません
まあいいわ
じゃあ政治面はどうなのか
そのロックダウンさせて
50万配る施策の財源はどうするのか
信長がコロナに苦しんでいる
であろう民間企業から徴収です
共産党よりひどいです
ここで積極財政で一丸となって
日本の苦難を乗り切るのだ
といった道筋も一切なく
財政がどうだと言った話は
まるでありません
そして財務大臣の秀吉は
石田三成に丸投げで踊っているだけです
だ っ た ら(以下略)
こんなんばっかです
ビジネス小説とかうせやろ
課長島耕作でビジネスを学ぶ人も
いるのか首をかしげますが
あの界隈地雷が多すぎる
話もメチャクチャ
50万配って支持率が爆上がりして
人気絶頂の織田信長らですが
秀吉の画策で
信長のプログラムがバックアップごと
消されてしまいそれを画策した
秀吉の「バグ」だというのです
意味がよくわかりません
じゃあ作為的に誰かが仕組んだ
ことになりますがそこにまったく
触れないでテレビ局の報道局員で
坂本龍馬と仲良くなった女性
報道局員西村が家康から
実態の調査を依頼されますが
家康が何故そんな行動をとるのか
秀吉も何がしたいのか
つながってきません
AIが反乱を起こしたのか
というとそうでもなく
AIを作り手がよくわかってない
感じなのです
何から不快なんですが一番が
あたかも現実の政治家を非難するような
シーンを痛快かのように描写する事
少し前に議会で居眠りしている
(ようで体調が悪くその後亡くなった)
議員を非難することでネットで
知られ都知事選に出てきた元市長が
いましたがそういうのが
好きな層がいるんですかね
国民の代表のくせに
居眠りしやがってみたいな感覚しか
持てないでそれを政治の話だと
思ってる頭のいい人々がこういう
映画喜ぶんですかね
個人的にはやることやって
国益持ってきてくれる政治家なら
国会で布団敷いて寝ててもいいです
子供が机に向かっている「姿」だけで
勉強していると思い込む大人たち
じつに頭いいですね
映画館が涼しかったのだけ0.5点です
リトルキッズ向け
見たら楽しめそうなひと
→浜辺美波がすき!(ずっと可愛い)
→赤楚瑛二がすき!(真っ黒長髪てなかなかないよね)
→最近日本史に興味を持ったり習った子ども(調べる前推奨)
正直内容について記載する事が無いくらい内容が無い。何も考えずに見られる作品だと思うのですが、いかんせんゆったり喋るのでいらん事考えてしまって虚無る時間が長かったのがキツかった。
頭から爪先まで「そうはならんやろ」「何言ってんだ」の連続なので、そういうのが好きな人向け。
上手いこと言ったった感が終始あるのがず〜っと寒いので、そういうドヤ感がダメな人には向かない。
てかAI生成された偉人の姿ならもう少し年齢若めの時にしたらいいのにと思った。どうせならアイドル売り出来る見た目の方が良くない?てか仇とかへのヘイト管理できるなら見た目も衣類も現代ナイズしなよ…いやそしたらわかりにくいのはわかるんだけどね。
最後の演説、あの熱狂ぷりに反してキャパ狭くて、札幌はドームぽかったのに東京は武道館みたいなキャパでびっくりした。なんでだよ。最低ドーム、良くて国立だろ。札幌埋まる奴が小さいキャパでやるなや。と思いました。(札幌ドームは埋める難易度が国内最高だとドルオタ界隈では囁かれています)
あとクソ演説かました秀吉の旗とかうちわずっと持ってて信仰心厚くて笑いました。家康のことは踏んでたのになんでカス演説に対しては甘いんだよ。団扇折って捨てろよ。旗も破けや。ヤジも飛ばせ。
演説、良いこと言ってはいるんですが、なんで秀吉黙ってんの!よしよし秀吉乱入チャンス!オラ!そこだ!ウイルス仕込め!バグらせろ!と思いながら見てました。なんで大人しく聞いてんだよ。
浜辺美波がずーっと可愛いのですが、オフィスのシーン撮影でファンデーションがなんか変なつき方しててそこがずっと気になった…鼻の下に四部休符みたいな形でついててずっと気になってたし、このカットとこのカットは同じ日に撮影したんだなってのがわかってつらかった。それでも可愛いから浜辺美波は凄い。
娯楽作品としてなら☆4か?
夏休みに他に観るモノなくて(みんな観てしまうほど今年は少ない?リバイバル増えてるし)観る娯楽作品としてならいいんじゃないかと。
しっかり大臣だけでなく、副大臣なんかで石田三成やSPに新撰組とか適役を揃え、聖徳太子は女性だった的なネタも入り楽しませてくれますかと。
GACKTの織田信長と竹中直人の豊臣秀吉がハマり過ぎているので、なんかニヤニヤさせられる作品です。
しかし、最後に野村萬斎の徳川家康に演説させて日本は変わるエンディングはどうかと思わせる。実際今まで変わらない日本を変えたいというテーマもあるんだろうけど、そんなことは無理ということで☆2です。
誰が総理大臣やったら日本は変わりますかね。
面白いけど夏休みキッズ教育用
大御所俳優が演じる偉人は迫力があってとてもとても良いです!!腹の底から声が出ています。野村萬斎氏にそんな言葉掛けられたら嬉しい。響く。エキストラ参加の人達がすごく良い現場に居るなぁ〜と思いながら観ました。
出だしはすごく面白いのですが、内輪揉めし始めるとダレました。AI、ホログラム、プログラムバグの設定があんまり深くないので、こんなもんだと割り切って観るのが良いです。足を組み替える音とか、フゥー・・・っていう音とかが増えた気がしました。
「翔んで〜」風味の「コロナ禍こうだったらよかったのにな♪」といった感じです。
確か政府も宣伝に加わっていますかね。選挙に来て欲しいからでしょうか。色んな映像作品で、居眠りと他人事と人のせいにすることはネタにされてきていますが、改善されないことにはしょうがないと思います。どの人を選んでも結局なぁ・・・となるので、現実味が薄い。そんな思考が「人任せ、自分では考えてない!」ということになりますが、現実への白々しい気持ちも、後半がダレた理由かもしれないなと思います。どうしようもない・・・。先人たちが繋いできた、平和で独自に発展できた日本国!というのは理解しているんです!と反論したくなる人も居そう。
偉人達が、子供でも知っているキャラの濃い人達だったので、夏休みキッズに観て貰いまくって啓蒙したいです。
(逃〇中よりは絶対良い)
つわものどもが夢の跡、真の政を造っていく
今ハリウッドだっておふざけと大真面目の『デッドプール&ウルヴァリン』やってるんだもん、日本だって。
どんなバカも許される。日本映画に於いてそれは矢口史靖か河崎実と思っていたが、この人も。武内英樹。
原作はあり。それは『テルマエ・ロマエ』や『翔んで埼玉』も同じ。
それを映像化…しかも実写でやろうとする事が、“偉人”ならぬ“異人”なのである。
コロナで総理大臣が死去。未曾有のパンデミックと政府の不機能で日本大ピンチ…!
日本を建て直すには、新たな内閣が必要。役に立たぬ現政治家どもの普通の内閣じゃ到底無理。“特別”な内閣が。
そして白羽の矢が立ったのが、歴史上の偉人たち…!
どうやって…? クローン…? ビルとテッドみたいにタイムトラベルして連れてくる…?
いやいや、もっと現実的な方法が。
AIとホログラム。
って言うかこれって、昨年のハリウッドのストライキの争点だよね…?
AIとホログラムで演技させるどころか、組閣する。
奇想天外でぶっ飛びでありえねー!新内閣の顔触れは…
聖徳太子。法務大臣。
紫式部。文部科学大臣。
北条政子。総務大臣。
足利義満。外務大臣。
徳川綱吉。厚生労働大臣。
徳川吉宗。農林水産大臣。
坂本龍馬。官房長官。
そして三英傑。
織田信長。経済産業大臣。
豊臣秀吉。財務大臣。
総理大臣は徳川家康。
生きた時代もばらばら。最古の聖徳太子から坂本龍馬まで、1300年以上離れている。
徳川初代・5代目・8代目のご対面。
歴史上の偉人のオールスター夢の共演。番宣なんかで“偉人ジャーズ”なんて言われてるけど、本当にそう。前に『首』のレビューでも書いたけど、歴史上の偉人ってリアルアベンジャーズ。
ありえねー!荒唐無稽な設定でも、何だかんだワクワクしてしまうのだ。
各々が後世に遺した功績や偉業に応じた役職に就いているのがなかなか面白い所。だから、織田家臣にいた家康が織田より上の総理大臣?…という疑問にも納得が付く。
アベンジャーズも当初はぶつかり合ったように、偉人たちもキャラ濃い目で時代も考えも性格も全く違う。そんなんで一国を担える…?
偉人たちには自分たちが特殊な方法で遥か未来の現世に蘇った事、自分たちやその後の歴史や現代の情報をプログラム済み。なので、三英傑の関係性や徳川将軍たちとその幕府を終わらせた竜馬の間にも遺恨ナシ。
何てご都合主義であると同時に、何て便利。
また戦でも始めて貰っちゃあ困る。任期は限定の一年。戦以上の大任が彼らに課せられていた…。
各々の手腕や才で危機に瀕した日本を救う。
もし今、歴史上の偉人が居たら…?
そう思う事もある。それを、映画の中で実践。
でも、実際にそう上手くいく…? 昔と今じゃ何もかも違う。
やってる事はこれまたご都合主義で荒唐無稽でありえねー! 実際だったら、大問題大事件レベル。
でも中には、完全ロックダウンやスピーディーな給付金配布など、コロナ禍に於いて実際に実践した国もある。単なる世迷い言、理想事だけじゃない。
日本はコロナ禍に於いても大震災時に於いても、いつもいつも後手後手に回り、何も出来なかっただけ。やろうとしなかっただけ。
先行きの事を考え慎重になっていたのかもしれないが、慎重過ぎるのと何もしないのとは紙一重。
今の日本の無気力さ、軟弱さを歴史を変えた偉人たちが見たらどう思うか…?
目を覚ませぇい!
彼らは実際に、現代の我々が想像も付かない修羅場をくぐり抜けてきた。道を開いてきた。
今こそ、彼らの教えを乞いたい時。
基本はコメディ。偉人たちによる自虐的な笑いも。
徳川綱吉は生類憐れみの令で“犬公方”としか知られていない事にショック…。
徳川吉宗は暴れた事もないのに“暴れん坊将軍”とされてショック…。
紫式部は次の大河ドラマの題材に。
北条政子はどっかで聞いた事ある音楽と共に“部屋”のトーク番組。
終盤、天岩戸隠れの如くトラックから現れたのは、日本の最高神。この方だったら天皇レベルでしょう。
新撰組と竜馬の共闘。歴史的な和解。
何もかも祭りごと。秀吉のパリピな性格。
竜馬の人を惹き付ける魅力。
そして信長のカリスマ性は現代人も虜にする。
一番ウケたのは、あるシーンのある台詞。「どうする家康!?」。ここで言うか!(笑)
これで真面目にやっていたらドン引き。豪華キャストたちがちゃんと分かっているコントかコスプレ大会のようなオーバー演技。
それはそれで真面目にやっている。信長=Gackt、秀吉=竹中直人、家康=野村萬斎はある意味ハマり役。
浜辺美波も先日見たばかりの『サイレントラブ』よりずっとキュートだった。ただ、竜馬とのロマンス匂わせは不要だったかな…?
そう、荒唐無稽なコメディである。
だからと言って、雑な描写や設定に目を瞑る事は出来ず…。
舞台設定はまだコロナ禍の2020年~2021年。なのに、ほとんどの人がマスクをしていない。話の発端はコロナだよ…?
信長がCMで三密を避けぇい!…と言うが、あっちゃこっちゃで密。
ロックダウン。皆は外出はしてならず。新撰組で取り締まるほど。だけど、口座を開いてない者は給付金を手渡しでやるから取りに来いや。あれ、ロックダウン下じゃないの、太閤殿下…?
政策がまとまらないように、脚本家が何人もいて、アイデアまとまらなかったのかな…?
祭りごとに浮かれ、設定忘れたのかな…?
ずっとご都合主義な政策やネタみたいな笑いだけだったら、映画としても退屈極まりない。
史上最高の支持率を誇り、国民から歓迎されていた家康内閣に、不穏が…。
改革をさらに推し進める信長と、慎重派の家康。対立が噂される。
国民の意見ははっきり。信長支持。信長新総理待望の声まで…。家康人気下落。総理を辞めろ!江戸時代に帰れ!とまで…。
何だか、国民の政権への不満は結局全く変わらない。
そんな矢先、家康が…。やはりこの人は志半ばで討たれる。
現代日本で起きた本能寺の変。しかしその謀反人は明智ではなく、家康…?
家康総理退陣。代わって総理に就任したのは、信長の意志を継ぐ者。
しかしこれぞ、仕組まれていた謀略。裏で糸を引いていた政治家と、底辺から天下統一へのし上がった野心。
その野心で、日本のみならず世界をも手中に…。何故か黒幕にしっくり来るこの人。
家康が言っていた“安寧の世”こそ軟弱で世迷い言なのか…?
日本を建て直し、強固な国にするには、強引な手腕とそれを執る独裁者が必要なのか…?
いや、違う。この国の未来は自分たちの手で。そうやって切り拓いてきた。
この国の行く方分け目の戦。現代日本決戦の陣が勃発…!
偉人たちの史実や活躍を現代日本に置き換えたような策を講じた戦はユニーク。
遂に企みが日本中に明かされ、スカッと痛快だが、秀吉と家康、各々の言い分にも一理ある。
秀吉の日本や国民への暴言は独善でもありつつ、的を射ていて耳が痛い。
家康も現代日本へ辛辣な意見も。目先の事だけしか見ず、何かに躍らされる。自分たちは何もしようとせず、他人頼り。無関心なくせに、文句や不満だけは一丁前。
歴史に名を残す偉人たちから見れば、今の世と人々は嘆かわしい事ばかり。
しかし、信じておる。
彼ら偉人たちが想像も付かなかった夢や国造りを実現させた。
まだまだ問題や難題は山積み。それらに勝ち討ち、果たす力を持っている。
おバカコメディと思って見たら、最後は些か説教臭く…。
それほどドストレートなメッセージ。実は意外と真面目な作品。
つわものどもが夢の跡…。ただの夢じゃない。
祭りごとが終わって、真の政(まつりごと)へ。安寧の世を目指して。
歴史や偉人たちの思いを引き継ぎ、私たちで造っていく。
「至ってまとも」な偉人政権?
コロナ禍の日本を救うための偉人内閣の話・・・だよね?現代人はマスクをしてたりしてなかったりと中途半端で、パンデミックの緊張感がまるでないスタート。
マスクなど存在しなかった過去の人たちがまず現代の文明に驚き戸惑うシーンもなくすんなりと現代に溶け込んでいる。
前半は偉人たちが、歴史の授業で習ったような業績をそのまま活かした政策をすすめていき、なんのひねりもないな~と思って見ていた。そのうち不穏な空気が流れ、絶対バトルが起きる・・・と思っていたら信長暗殺→秀吉無双の流れも史実から大幅にはずれているわけでもなく。よいよい秀吉も、「秀吉俳優」と言ってもいい竹中直人さんなのであまり新鮮味がなかった。絶対裏切るわけがない人が裏切って政権がめちゃくちゃになるくらいのハチャメチャさがあればもっと面白かったのでは。酒向芳さんは大河で明智光秀を演じたので、彼が信長を殺す流れでも良かったかもしれない。
野村萬斎さんは最近では「アンチヒーロー」での怪演ぶりがすごかったので、狸親父と言われた家康ならではの胡散臭さをもっと出しても良かった。
最後はキレイにまとめてそれなりにすっきりはしたが・・・もうちょっと遊び心があってもよかったかな!!(政子の部屋と政子カ・イ・カ・ン♪は良かったが)
それからせっかく山本歳三さんを出すのならもっと政治に絡めてほしかった。これぞキャラの無駄遣い。
最後に。観月ありささんが悪かったわけじゃないけど、長井短さんのあのお顔立ちは平安時代がよく似合う。よって紫式部は長井さんでもよかった。
中身は☆3だが、豪華出演陣でオマケして☆3.5にしました。
テルマエ・ロマエぐらいのふざけ具合が
大丈夫な方であれば、十分、楽しめるコメディ映画です。
歴史や背景を気にせず、純粋にドタバタ活劇を観てほしい。
徳川萬斎の声、立ち振る舞いが、素晴らしかった。
こういう上司がチームに欲しい。
織田ガクトも知的で、視線が鋭く、かっこよかった。
謙信よりも、こっちがあってるかもと思う。
個人的に小手義満が良かった。
金メダルをあげたい(笑)
ただのギャグだと思ってた
コロナでAIで現代によみがえったと言う破天荒な設定なのでネタ映画と思ってたけど、コロナ乗り越え部分はあっさり終わってしまった。
あとは信長、秀吉、家康の主導権争いからの現代のおまえら頼むでって感じで終わり。
そんなに思想的に強めではないのでそのへんはまだ楽しめる範囲だった。
死人内閣と腐国驕弊
開始数分でコロナ描写のガバガバさが目についた。
クラスターで内閣崩壊した直後にノーマスクで密な会見とか、有り得ないにも程がある。
しかも半端にマスクしてる人間が映り込むもんだから余計に違和感が消えないし。
偉人たちのホログラム設定もぐだぐだ。
自由に動き回り、足音がして、椅子に座って、物にも触れられるホログラムってなんぞ。
そのへん無視するかと思えば、終盤で消されたり「自分には触れない」と言ったり逆に強調してくる不思議。
どう見ても実体あったよね。
歴史や文化、言語などの知識があることについては、プログラムだということで納得。
でも逆に「現代に蘇った」体で話されても「いや、あくまでAIですよね」と冷めた目で見てしまう。
(本人たちはその設定でも、周りもそう扱うのは…)
しかもプログラムということは少なからず組んだ人間の思想が入っているので、素直に見られず。
まぁ、キャラ付けの解釈違いもそこが起因と好意的に受け入れよう。
物語については、後半のバタバタが強過ぎて肝心の政がご都合ダイジェストなのが残念。
パロディ的な政策はあれど、唸らされたり“ならでは”感のあるものはあまり見られなかったかな。
内閣以外にもいっぱい偉人出しちゃうから個々が薄いし。
浜辺美波が、アナウンサー志望っぽく(普段はいまいちな)滑舌を頑張ってたのは好印象。
あとは竹中直人が楽しそうだった印象だけが残りました。
思ったより面白かった
予告を観て面白そうだったので、レビューの低評価を気にしつつも観てきました。
歴史上の偉人達の功績が分かりやすく織り込まれ、多少のコメディを交えながらも、伝えたい要素もしっかり伝わり進んでいくストーリーは楽しめました。
天照大御神まで担ぎ出されたら、日本人はもっとしっかりしないと見放されそうです。
GACKTさん演じる織田信長がとてもカッコよくてシビれました。
浜辺美波を天照大御神に! キャスト再考の余地あり
危急存亡の秋ならば、最初は信長を総理大臣に、本能寺の変、秀吉中継後、家康総理大臣にしたほうが、馴染みやすいストーリー展開かなと思いました。映画のタイトルも「もし信長が~」にしたほうが、観客動員UP確実。
聖徳太子、紫式部、足利義満、北条政子、坂本竜馬と比べると、綱吉、吉宗は格落ち、弘法大師空海、武蔵坊弁慶、鼠小僧次郎吉、天草四郎時貞、山本五十六連合艦隊司令長官等々、絵になる方は沢山います。国際化の時代にあっては鑑真和上やペリー提督の登場も面白い。
宗教団体や政党からクレームが来るくらい大胆な発言も欲しかった。国会の場面では「総理・総理」と叫んでほしかった。ギャク性への期待は今一歩。
記者役の浜辺美波はアナウンサーへの人事異動を断って、天照大御神として再登場してほしかったです。きっと似合うと思います。
野村萬斎に説教される映画
前半の畳みかけるようなテンポの良さは小気味良い感じ。
偉人にちなんだ小ネタもちらほら。小藪さんのキャスターっぷりも良い。
でも中盤からなんかちょっとダレてきましたね。
ノッブがああなったあたりから偉人が偉人である必要がなくなっていて、
このキャラクターの多さが足を引っ張っている。
せめて偉人が偉人らしいエピソードをぶっこんできてほしかった。
後半は野村萬斎の長々と続く説教。
老人の昔語りはあまり嫌いではないですが、それ、あんたがいいますか?
とはいえ二時間しかないのも事実。原作を読めばそこらへんがちゃんと深堀りされていたりするかなと思いました。
歴史が好きなので各種偉人のエピソードにちなむ小ネタがわりと好きでした。
「小野妹子は女ですか?」「違う!!!(食い気味に)
今年の日本アカデミー賞総なめ確定です!かもw
前半はゲラゲラ笑って、後半泣いた。涙が出た。本当にこの日本はどうなってしまうのだろう。今の日本を見て徳川家康はどう思うのだろう。個人的にツボッた場面は「サル!」のシーンでした。いるよね~こういう人。
長井短(みじか)さん演じる聖徳太子の特技についてふと思ったこと。あと長い演説は物語に落とし込んで描いてほしい。
過去にどれほど素晴らしい政治的手腕を発揮した偉人だとしても、現代の状況を全く知らない江戸時代より前の人物が現代の政治家として役に立つとはとても思えない。屁の足しにもならん。
だけど今回はAIが過去の偉人をホログラムで映像化しただけなので、その点は問題ない。ビッグデータと呼ばれる人間では処理しきれない膨大な情報を、超高速AIを使って問題解決を図ろうということらしい。
変なしがらみや利害関係がないから人間よりよっぽどクリーンな政治家だ。
それはさておき、今回1番笑えたのが信長が日本のトップ経営者達をおどすところ。
オジサン経営者には信長の冷酷、非情な性格が小説やドラマを通して脳裏に強烈に焼き付いている。資金調達の依頼を、殺してしまえホトトギスをちらつかせて強要する。本来政府からのお願いのはずだが脅迫になってる。
しかしお金が絡む話なので、みんなうつ向いて回りの様子を伺っている。後で分かるのだけど、言い出しっぺのサクラを仕込んであったのが笑えた。1人が承諾すると私もという者が現れる。2人、3人と名乗りを上げるうちにワレもワレもとなっていく。逆にこうなると自分だけ参加しない訳にはいかなくなる。
日本人気質をギャグのネタにする「皆さんやっております」だ。
終盤の家康の長~い演説には閉口した。
もし家康の長い演説内容が制作者が鑑賞側に伝えたいメッセージだとしたら、エンタメ作品にした理由が分からない。
伝えたいことを作品の中の会話や出来事に落とし込み、見る側、読む側がそれを感じとるようにしてほしいと思った。
これは映像作品に限らず小説だとしても同じだと思うヨ。
などと何かどっかで聞いた風な事を偉そうに言ってしまった (^ω^)
ほいから、長井短(みじか)さんの聖徳太子が10人の話をいっぺんに聞き取れる件について、「あれ?、これじゃあ意味ないじゃね」とふと思ったことがある。
それは聞くのは10人いっぺんでも、答えるのは1人ずつだという事だ。10人目の人は結局その間待ってるわけだし、トータルの時間は変わらない。これって別に大して役に立つ特技じゃないんじゃね?
そもそも、竹中直人って演技うまいか?
過去にも竹中直人が主演している作品は見ているけど、TVのフレームの中なら成立するTV演技だけど、これが映画のスクリーンで見ると
「 モビットのCMじゃん!」 って、思っちゃいます。ついつい出ちゃう「 俺はイケメン枠だ!」 と思っているようなナルシストな演技が見てて、冷めちゃうんだよな?
そんなわけで、この作品。過去の偉人達がVRで生き返るんだけど、映像ならば映写機はどこにあるのか説明あったかな?
竹中直人が手をかざすだけで偉人が消えたり、犬になったりするけど何か道具使ったっけ? 普通にクローン人間でよくない?実体が無いと成立しない演技があったけど、そこは説明あったかな?そこが分からないから、いまいち作品にのめり込むことは出来なかった。
竹中直人の演技にいちいちケチつけているけど、アベンジャーズの吹き替え思い出してみてくださいよ?竹中直人は竹中直人の演技しか出来ないのが丸わかりでしょ?
ラストの徳川家康役の野村萬斎と竹中直人の演技合戦を見比べてくださいよ?オリンピック選手と東京マラソンのランナーくらい違うでしょ?
野村萬斎が一人語りするシーンで
「あれ、徳川家康ってまだ生きていたっけ?」
って思っちゃったもん。
そんなわけで、野村萬斎が好きな人には刺さる映画です。地上波でTV放映するだろうから、その時に見ればいいでしょ。映画館に行くまでもない映画です。
国民とメディアに対する風刺映画?
ビジネス小説を原作にした映画らしいが
原作本は未読です
そこまでコメディ要素は感じなかったし
後半になると作風が一気に変わる
コロナ禍の日本が舞台なので
どうしても現実と重ね合わせてしまう
コロナ禍2020年の日本で
内閣でクラスターが発生し総理大臣が亡くなってしまう
そのためにAIとホログラムで
日本の偉人たちを復活させて
1年限定で政治をしてもらうという手段にでる
現実では国会議員は立憲の人が亡くなったくらいなので
日本では与党議員は速攻で最高の医療を受けられるから
コロナで総理が亡くなるのは現実的ではなく感じた
日本政治というよりも
政治に対する国民、メディアの姿勢を風刺しているように感じる
最初は懐疑的でもすぐ手のひらを反して
メディアも内閣を追求することを避けている感じに見えた
国民もSNSで簡単に熱狂的になることに対しての風刺をしているように思った
ひろ●きっぽいパロディもあった
ジャーナリストの西村理沙は
なんとなく龍馬など偉人内閣に近すぎる気がするが
現実の記者もあんなもんなのか?
偉人はもっと危険な時代を生きていたから
「コロナは風邪」という方向の政策になるかと思ったら
ロックダウンとか50万円給付とかベーシックな方法になった
当然、布マスクはくばらない
本作ではオリンピックはどうなったのかわからないが
ロックダウンと国産ワクチンで
コロナを抑え込んだので2021年は普通のできそうな感じだった
農業政策を推進をするのは時代的な価値観があるのかな
寝ている国会議員を起こしたら国民が拍手喝采するのは石●市長を思い出した
小籔の番組は「ミ●ネ屋」を思い出す
偉人内閣に最初は懐疑的であった国民は
コロナ禍での成功を見て、熱狂的な支持をして推し活っぽい感じになっている
後半では織田信長が消滅し
豊臣秀吉がその黒幕で
秀吉のプログラムにはバグとウイルスがあり、ほかの偉人を消滅させることができる
綱吉は犬にされてしまった
家康のバクとキングのメッセージイラストについては
キングの内容は凝っていたのに
バクは「バグの隠喩」というはアンバランスな感じ
この映画のメッセージは
最後の家康の演説に凝縮されていると思う
つまり、「選挙にいこう。目指せ投票率70%」になるのか?
期待せずに観に行ったのですが…
あまり期待していなかったのですが、暇つぶしに観に行きました。実際に観てみたら想像を遥かに下回ってきて驚きました。
序盤は微妙なギャグで「想像通りのハズレのコメディか」と思ったら、中盤でシリアス展開、最後は説教と右肩下がりになっていきました。
説教の内容は政治に全く興味のない私が見ても浅いものでした。他のレビューを見たら一定数「この説教に感動した」というものがあり驚きました。
どんでん返しが好きな人にはおすすめです、ある意味。
残念すぎた
前情報なしタイトルだけを見て、徳川家康が現代で大暴れするコメディを期待したが、実際はただの薄っぺらい説教映画だった。
前半のコメディ(と思われる)内容は全然笑えない。非常に寒い内容で、ここであれ?コメディ映画じゃないなと気づき帰りたくなるもなんとか我慢。
その後淡々と進み、最後に徳川家康が説教を始める。「少し長くなるかもしれないが」とか言い始めた時点で、うわ説教くる!ともはや期待して聞いていた。
徳川家康が語る必要ある???
坂本龍馬と浜辺美波の恋愛が始まんなかっただけマシかも。いやほんとそんくらい。
誘った友だちに申し訳なかったので友だちの分も払いました。
家康が出てくる意味がない
秀吉から天下を奪った家康とか。
人間関係どうなのかな?って思ったけど何もなく。
給付金の話とロックダウン以外は大して何もしてなく。
最後は、歴史はみんなで作ってね、の見ていて一番いらつく終わり方。
タイトル詐欺かな?
信長、秀吉、家康と龍馬以外からはとってつけたようなギャグ要員だけでつまらなかったですし。
盛り上がる部分もあまりなく、なんだかって感じ。
主題歌も全く、聞きたくないって感じの歌詞だったし。
野村萬斎さんの演技と竹中直人さんのやりたい放題とGACKTさんがかっこいいだけの作品でした。
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