「ちゃんとしていて面白い。家康、信長、秀吉、竜馬が大活躍。中でもさすが東宝シンデレラの信頼も厚く浜辺美波が好演! ただ、ロックアウトできれば世話なかったよ!」もしも徳川家康が総理大臣になったら ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
ちゃんとしていて面白い。家康、信長、秀吉、竜馬が大活躍。中でもさすが東宝シンデレラの信頼も厚く浜辺美波が好演! ただ、ロックアウトできれば世話なかったよ!
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観る前は、どうせ政策よりも、ただ甦った偉人キャラ達をいじって、受け狙いでドタバタさせるだけだろうと思っていましたが、結構ちゃんとしていて、さすが「翔んで埼玉」を傑作に仕上げた監督だけのことはある!と感心。
ちゃんと笑わせながら、偉人の復活後に暴走、陰謀で面白く見せてくれました。
最後、感動的なメッセージも野村萬斎なら納得。
その野村萬斎は、さすがにきちっとえんじていますが、それゆえ少し地味で、活躍の場が少なかった印象。
その分やはり、どうしても目立つGACHTも、きちっと真面目に信長を演じきっていたのはさすがです。
キッチリ真面目に演じているのが本作では非常に重要!
さらにすっかり秀吉俳優になってしまった竹中直人も大活躍!
安定しすぎの好演。
竜馬も好演、聖徳太子は全く新しいイメージでした。
何より浜辺美波が、濃いキャラ連中を向こうに回して、ちゃんと役目を果たしていて好感度抜群!
真面目で清楚で少し抜けてる感じが、観ていてとっても心地いい!
さすが東宝シンデレラ、東宝の信頼も厚く、こういう役割は本当にそつなくこなされます。
ただ、フィクションだから都合よく展開したが、コロナ渦で簡単にロックアウトで卍上手くいけば、世話なかったでしょう。
現実では、ロックアウトさせないために、日本中が苦労して乗り越えた危機を、簡単に片づけられてしまったのは、本当に心外。
大変な思いをした全日本国民に対して、失礼で許せませんよ!!!
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