「警察24時」12日の殺人 トミーさんの映画レビュー(感想・評価)
警察24時
みたい、オーソドックスな造りで凄く観易い。本当の事件じゃあこういった結末を迎えるものの方が多いんだろう、予算が無くて防犯カメラ止まりっ放しとかありそう。刑事たちはマシンじゃないので日々消耗、すり減らしていく、そんな二人は退職した事で、また公道に出られた事で少しは救われたのだろう。
「落下の解剖学」と真逆の部分が興味深い。いじくりのない手法とか、声のある音楽の多用とか、ラストも観客に委ねるというより誰でも納得するしかないというか・・・
コメントありがとうございます。
フランスの刑事の世界も男社会なのかと思ったり、犯人の決め手がないまま捜査打ち切りになったり、心を消耗していく刑事だったり、これが現実かなと思わされました。
コメントありがとうございました。
犯罪として立件されず、何事もなく人生を送っている人は必ずいると思います。
70年前の日本には、殺人者が巷に溢れていました。戦争に行った方たちです。国家が許した犯罪者です。父親が人殺しと知ったら、子供はどう思うでしょう。私の父は中国戦線にいました。衛生兵だったので、人殺しはしていないと思いますが、本当のところは分かりません。ただ、戦友会の集まりには、良く参加していました。そこでのみ、話す事ができる秘密があるのかもしれません。
コメントありがとうございました。実際、警察も検察もリソースに限度があるので捜査の打ち切りっていうことがあるのですよね。そしてどうせヒト・モノ・カネをかけるならば「落下の解剖学」のような事件のように世間受けが良い方を優先させるっていうこともあるのでしょうね。もちろん2つの映画は全く別ものですがついついそんなことも考えてしまいました。
コメントありがとうございました。
終わってみて、はじめて「ああ、そっか」と冒頭のシーンを思い出しました。でも、これが日常ですよね。自分はとても好きな映画でした。
自分のレビューにも書きましたが、黒猫ばっかり出てくるのが気になり調べたところ、今ではそんなに不吉の象徴ってほどでもないらしかったです。でも、ミスリードされちゃいますよね。