「ミステリー作品ではなく刑事のドラマ」12日の殺人 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
ミステリー作品ではなく刑事のドラマ
未解決の実話ベースのストーリーとわかっていたので、ラストに「犯人は誰?」とならず観れました
普通のミステリー作品と思って観たら、あのラストにモヤモヤすると思います
犯罪シーンがかなり衝撃的でした
容疑者が次々出てくるけど決め手がないまま
容疑者全員の供述が被害者の女性に全く同情もない様子で、女性目線のせいかなんか不愉快というか
親友の「彼女が女の子だから」、この言葉も心に引っ掛かりました
「男と女の間の溝」という女性判事の言葉もあったし、フランスって男性と女性の差があまりないように思っていたので意外でした
ストーリーのメインは事件解決に奮闘する刑事ですが、刑事達の無駄に思える会話が私には多く感じてしまいました
フランス映画ってやっぱりハリウッド作品とは全然違いますね
そんな感じで淡々と観て終わったという感想です
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