「ハンカチを用意して鑑賞」ディア・ファミリー たかなさんの映画レビュー(感想・評価)
ハンカチを用意して鑑賞
予告や前評判から、分かってたのにやっぱり泣けました。
心臓が弱くて余命10年と言われた娘のために、全国の病院を回って治療法を探すも見つからず、一念発起して自ら人工心臓を作るための研究を始める父親のお話。
しかもこれが実話なんですよね。
父親役の大泉洋さんを支える奥様役、菅野美穂さんがまた実に良いです。この夫婦の愛情とか、三姉妹の仲の良さとか辛い闘病生活じゃない側の視点が重いテーマを救っています。
鑑賞中、自分だったら…っていう思いが何度も湧き上がってきて、鑑賞後は自分の生き方とか見つめ直すような映画でした。マイナス思考な回路じゃなく、あくまで前向きに生きる目的みたいなものを考えたくなります。
医学界の裏側を垣間見る場面もあったりして、ちょっとスッキリしちゃうのも良かったです。
最後のインタビュー、あれが実話かは分からないけど最後にまたまた泣けてしまいました。
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