「激しい脱力感とともに心地よい疲れが残りました」温泉シャーク ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
激しい脱力感とともに心地よい疲れが残りました
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馬鹿馬鹿しすぎるD級映画ですが、素晴らしく面白かった。
観光客で賑わう熱海温泉(劇中は暑海温泉)を舞台に、突如現れた凶暴なサメ戦う人びとを描きます。
不屈に戦う警察署長、警察に助力する海洋生物学者、事件を隠蔽しようとする市長など、「ジョーズ」の物語構造そのままで、無理矢理にパニック映画として迫ってきます。
温泉の湯船に出没して人を襲う巨大ザメを見ただけで、アホらしさ全開。観客は、2分に一度は「何じゃそりゃ!」と画面にツッコミを入れなければならない重労働。
見終わって、激しい脱力感とともに心地よい疲れが残りました。
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