「もって生まれたものにどう対峙するか」ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ kikisavaさんの映画レビュー(感想・評価)
もって生まれたものにどう対峙するか
『クリスマス休暇を家族と過ごせない』『クリスマスにとりのこされる』ことがどれほどつらいことなのか、作中で何度も語られるので、そういうものなんだなあと思いながらみた(私自身にはぜんぜんそういう感覚がなかった)。
ルッキズムであったり環境であったり遺伝子であったり、もって生まれたものから逃れられない苦悩みたいなものは今でも根強く残っている。
むしろそういったものが認知され自覚的になっていくことで、劣等感とへんに普遍化した配慮がごちゃまぜになって、ますます混沌としてきた気がする。
あの子が不安を断ち切って、あのひとが解放を手に入れて、自由にかろやかに生きてくれるといいなとおもう。
昨年いろんなひとが高評価していて気になっていたけれどみにいけず、目黒シネマが今年のクリスマスに上映してくれたのでやっとみにいけました。
ありがとう目黒シネマ。満席の目黒シネマで映画をみて過ごすクリスマスの夜も悪くない。
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