劇場公開日 2024年6月21日

「生きづらそうな先生」ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ たかなさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0生きづらそうな先生

2024年7月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ハナム先生、偏屈で融通が利かないから友達ゼロ、家族さえいません。そんな先生が休暇中の学生寮監督を務めるところから物語はスタートします。お留守番メンバーは他にクリスマス休暇に家族の元に帰れない成績優秀なアンガス、息子を戦争で亡くした学食で働くメアリー。
この3人がそれぞれ持ってる淋しさは、お互い理解できるわけないんだけど、なんとなく噛み合っていくのが静かな演技でも分かります。

ハナム先生はクソ真面目で、先生からも生徒からも嫌われてるんだけど、ちゃんとそうなるルーツがあったんですね。でも理不尽な事も少しは、スルーできる能力がないと人生ってうまく立ち回れない。まだ若いアンガスは彼から、そんなことも学んだかな?ラストは勝手にそう思ってしまいました。
実は先生、あの後ちゃっかり作家デビューして印税生活してたら…なんて楽しい想像もしちゃいました。
そう、3人とも幸せになって!って応援したくなる映画でした。

たかな
ゆ~きちさんのコメント
2024年7月11日

ハナム先生と似たような立場だったこともあるので、実は複雑な気持ちで観てましたw

だからあまりいい点数じゃなくてすみません、という感じです。

ゆ~きち
ゆ~きちさんのコメント
2024年7月11日

共感ありがとうございました。

私も日本で生きづらくなったクチですw

ゆ~きち